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お酒
2021/12/31 21:30

年越しそばを待ちながらーー日本酒「髙尾の天狗」と高尾山の魅力をマンガでまったり綴る

今年の年末年始は、みなさんゆっくりできそうでしょうか? 一年の疲れを発散するには……なんと言ってもお酒!

 

年末年始は、一年間の中でも日本酒などのお酒が最も飲まれるハイシーズンでもあります。そこで本企画ではこの年末年始におすすめの日本酒やクラフトビールなどさまざまなお酒を、国際唎酒師の髙橋理人さんが解説。

 

さらに2021年12月27日に発売したお酒マンガ『ほろ酔い道草学概論』の、お酒紹介話もお披露目します。おすすめのお酒と、それにちなんだマンガをゆったりとお楽しみください。

 

●解説

髙橋理人さん

全国の酒蔵のサポートおよび情報発信を行っている、酒蔵支援スタートアップ「株式会社蔵楽(クラク)」代表取締役。SSIインターナショナル認定「国際唎酒師」であり、一般社団法人日本ソムリエ協会認定「SakeDiploma」、「ワインエキスパート」とお酒関連の資格を幅広く持つ。大手化学メーカーに就職した最初の赴任地、新潟県糸魚川市にて感動的な日本酒に出会い、その魅力の虜に。日本酒普及に向けた活動を行い、オンラインセミナー「日本史と日本酒」、「日本酒都道府県旅」など日本酒と人を繋げる新たなアプローチを数多く試みている。

 

●年末年始におすすめの一本

髙尾の天狗 純米吟醸

↑イラストは『ほろ酔い道草学概論』作者・zinbei執筆

「髙尾の天狗」は、八王子の農家に生産委託した酒造好適米(美山錦、五百万石等)と八王子高月清流米(キヌヒカリ)を使用した限定清酒です。ラベルの文字「髙尾の天狗」は髙尾山薬王院第32世大山隆玄貫首の揮毫によるもの。また天狗のイラスト・団 扇は薬王院の了解のもと飾られている実物を使用しているそうです。

 

東京のお米で作った特別なお酒が、正月にどのように合うのか? 髙橋さんによると…

 

口に含むと、ほんのりリンゴのような香りを感じがする一本です。舌ざわりはやわらかく芳醇なお米由来の旨みがぐんぐん広がっていきます。のど越しはすっきりとしていて、爽快な飲み心地が最高です。食中酒として合うのですが、食事と一緒というよりは年越しそばを待っている間や、紅白歌合戦などの正月特番を見ながらゆったりなど、デザート感覚で飲んでほしいお酒ですね。

 

とのことです! また高尾山と言えば、中腹の薬王院へと初詣に向かう人もいるのではないでしょうか? ぜひ初詣に行った方は手に入れてほしい一本でもあります。

 

今回紹介したお酒は、お酒マンガ『ほろ酔い道草学概論』でも紹介しています。ぜひマンガと合わせて、その魅力を知ってください。マンガは全て12月27日に発売したばかりの単行本に収録されている特別版です!

 

そんな髙尾の天狗にちなんだ『ほろ酔い道草学概論』をぜひお楽しみください! 今回は特別に単行本にのみ収録している描きおろしエピソードを掲載しています。

※マンガ部分が読めるのは、2022年1月4日21時までとなります

 

【作品情報】

●ほろ酔い道草学概論 インドアな私が酒と街歩きにハマるまで

漫画:zinbei

刊行:ワン・パブリッシング

うまい酒とエモい散歩は学問だ――。日本全国の足を運ばないとわからない魅力を持った「土地」、その土地でこそ楽しめる「お酒」の楽しみを描いた、今までありそうでなかった「酒×街歩き」コミックがついに単行本に。作中で登場する日本酒やワイン、クラフトビール、健康センターのサワーなど、全て実在のもの。お酒と共に、土地々々の隠れた顔に迫る「エモい街巡り」が描かれます。コロナ禍以降、お出かけの解放感とお酒の楽しみから遠ざかった人、また少しずつでも足を伸ばしてみようと思っている人に寄り添う酒マンガの新境地!

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