グルメ
ラーメン
2016/10/18 18:30

“淡麗系”つけ麺のパイオニアが登場! あっさりスープにこだわり続ける蓮根の「らあめん 元」

本稿では、「つけ麺」や「まぜそば」がウマい店をドーンと紹介していく。ガツガツ・モリモリ食べて元気になれるような“渾身の一杯”を出す店を テーマに、看板メニューや店内・外観写真などの基本情報を中心にお伝えしよう。これを機に、紹介した店の味を己の舌で確かめてもらえれば本望だ。

 

■本日のお店

20161011_48_01

20161011_48_02

らあめん 元(はじめ)

交通:都営地下鉄三田線 蓮根駅徒歩1分

住所:東京都板橋区坂下2-16-11

総座席数:9席(カウンター9席)

 

納得の醤油との出会いから鶏のつけ麺を提案

「らあめん 元」は、濃厚豚骨系のスープが主流のころ、あえて澄んだスープに細麺というスタイルを貫いた名店。数々の有名店を渡り歩いてきた店主は、研究の結果この澄み切ったあっさりスープに辿り着いた。

20161011_48_03

↑醤油つけ麺(800円) 平打ち麺と細麺(写真)から自由に選べる。平打ちは全粒粉入りで、加水率が高く食べ応えが抜群。チャーシューは食べやすいよう短冊切りに
↑醤油つけ麺(800円) 平打ち麺と細麺から自由に選べる。平打ちは全粒粉入りで、加水率が高く食べ応えが抜群。チャーシューは食べやすいよう短冊切りに

 

現在では、牛肉出汁を使った系列店「HAJIME」(北区)や「麺屋じもと」(板橋区)などをプロデュースして活躍している。元で有名なのは、鶏出汁がベースの塩味スープなのだが、ここでは醤油味ベースのつけ麺を紹介したい。

↑塩らあめん(750円) 味のベースはつけ麺と同じだが、麺を2015年春に進化させた。スープを吸いやすい国産小麦だが、伸びにくくコシの強い麺を使用する
↑塩らあめん(750円) 味のベースはつけ麺と同じだが、麺を2015年春に進化させた。スープを吸いやすい国産小麦だが、伸びにくくコシの強い麺を使用する

 

店主は、埼玉の蔵元・弓削田(ゆげた)醤油の吟醸純生醤油に出合ったことで、醤油スープの可能性に開眼。ただし、そのまま使うと角が立ってしまうので、程よく火を入れて丸くしたものを使う。あっさりの鶏出汁と混ざることで、コク深いスープが完成した。よくあるつけ麺の甘辛い味は店主の好みではないため、どちらかというとラーメンの醤油味を濃縮した感じの味付けにしている。

※価格やメニューは変更になっている場合があります。