グルメ
2023/6/10 10:00

成城石井、京都の老舗が選定した茶葉使用のオリジナル茶を発売

成城石井は6月8日(木)、「成城石井 京都府産宇治茶使用緑茶」および「成城石井 京都府産雁ヶ音入り黒ほうじ茶」を缶ボトル飲料として発売。成城石井の店舗およびオンラインショップ「成城石井.com」で販売しています。価格はどちらも172円(税込)。

 

京都の老舗茶舗「京都大正園茶舗株式会社」が選定した茶葉を使用した商品。京都のお茶の界隈ではその名を知られた大正園茶舗は、一般に出会える機会はなかなかない、知る人ぞ知る老舗茶舗だそうです。味わいと香り高さを追求してきた大正園茶舗の京都府産宇治茶を、より手軽に、より多くの人に届けたい、という想いから、缶ボトル飲料の開発がスタートしたとのこと。

 

大正園茶舗の茶葉の魅力は、浅蒸しである宇治茶ならではの豊かな香りと、繊細な口当たりだそうです。この魅力を存分に活かし、「急須で淹れたてのような香りを楽しみつつ、苦み・渋み・甘みの味わいをバランスよく感じることができるお茶」を追求したといいます。抽出時間や温度が違ういくつもの試作品を飲み比べた中から、香りが華やかで、苦み・渋みが口の中で幾重にも広がり、かつ甘みが残るお茶を厳選。また、遮光性を保つために、アルミ缶ボトルを採用し、その中でも口が広めの38mm口径を使用したことで、開けた瞬間に、まるで淹れたてのような清々しいお茶の香りが広がるとのこと。

 

京都府産宇治茶使用緑茶 390g

 

本商品は、宇治茶ならではの浅蒸し仕立て。浅蒸しの茶葉を抽出することで、色合いが淡い金色味がかった黄緑色となり、透明度が高いお茶になるそうです。缶を開けた瞬間には、内側から広がる清々しい香りが鼻腔をくすぐり、ひと口飲むと、爽やかな苦みと程よい渋み、その後にまろやかな甘みを感じることができるとしています。苦み・渋み・甘みの味わいのバランスを追求し、かつ急須で淹れたような香りが広がるようにしたとのこと。

 

京都府産雁ヶ音入り黒ほうじ茶 390g

 

缶飲料用に使用されることは比較的珍しい、「雁ヶ音(かりがね)」と呼ばれる、茎の部分を配合した茶葉を選定しています。茶葉の一部に雁ヶ音をブレンドすることで、まろやかな甘みと香ばしい香りを生み出します。茶葉は直火焙煎。茶葉の状態を見ながら都度直火で焙じる時間を変えることによって、より一層香ばしさが引き立つほうじ茶に仕上げたそうです。焙煎において、奥行きを持たせる工夫を凝らすことで、お茶の中の甘みが渋み成分に変化することを防ぐことができ、落ち着きのある渋みと同時に、やわらかな甘みを堪能できるといいます。