サムスンの次期横折りスマートフォン「Galaxy Z Fold7」は、7月9日に開催予定の「Galaxy Unpacked」イベントで発表される見通しです。新たにリークされた画像により、従来モデルより「かなり薄型」になっていることや、内側ディスプレイのカメラ方式が変更されていることが明らかになりました。

著名リーカーのEvan Blass(@evleaks)氏は、自身のニュースレターでGalaxy Z Fold7の画像を公開し、これまでにない角度からのデザインを披露しています。半開き状態のデバイスでは、側面のボタン部分が鮮明に確認できます。
特に注目すべきは、指紋センサー兼電源ボタンのスペースがギリギリになるほど薄くなっている点です。カメラ部分については、これまでのリーク画像ほど極端に薄くは見えませんが、全体として薄型化が進んでいることが裏付けられています。
さらに大きな変更点として、内側ディスプレイのアンダーディスプレイカメラ(UDC)が廃止され、パンチホール型の自撮りカメラ(画面に穴を空けるタイプ)が復活していることが確認されました。パンチホール型カメラがGalaxy Z Foldシリーズに採用されるのは、2021年のFold2以来のことです。Fold4以降はUDCが搭載されていました。

なぜ今回パンチホール型に戻したのかについては、「アップルが関連特許を取得しているため」という推測もありますが、真偽は定かではありません。もっとも、UDCはディスプレイ越しに撮影する構造上、画質が従来のカメラより劣ると指摘されており、将来的に廃止されるという噂もありました。パンチホール型に戻すことで、撮影品質の向上が期待できそうです。
Source: 9to5Google