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2017/9/27 22:00

【保存版】5万円以下のノートPCはどれを選ぶべき? 自分に合った1台がわかる4機種徹底比較

スマホやタブレットが普及し、ネットサーフィンやメール、動画の視聴だけならパソコンを使わずに済ませるという人も多いのではないでしょうか。しかし、書類を作成したり、本格的な写真・動画の編集を行ったりする場合は、やはりキーボードを備えたパソコンが便利。今回は、初心者やライトユーザーにおすすめな5万円以下のエントリーモデル4機種をピックアップし、「ビジネス用途」と「プライベート用途」の両面から使い勝手をチェックします。

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チェックしたのは、デジタル機器に詳しいフリー編集者/ライターの柳 雄大さんと、GetNavi web編集部の一條 徹の2人。スペックだけではわからない実際の使い勝手まで、実機を使ってしっかり確認しています。

 

【比較機種】

1.モバイルに最適な11.6型ノートPC

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ASUS
VivoBook E203NA-464
直販価格3万9744円

●OS:Windows10 Home(64bit)●CPU:Celeron N3350デュアルコア1.1GHz●GPU:Intel HD Graphics 500●メモリ:4GB●ストレージ:eMMC 64GB●ディスプレイ:11.6型HD (1366×768ドット)●インターフェイス:USB 3.0×2、USB Type-C×1、HDMI、ヘッドホン/マイク●バッテリー:連続使用約7.6時間●サイズ/質量:286×193×16.9mm/約980g

 

2.大画面で見やすいA4サイズノートPC

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レノボ
ideapad 320(Celeronプロセッサーモデル)
直販価格6万2640円、Eクーポン適用時4万2595円

●OS:Windows10 Home(64bit)●CPU:Celeron N3350デュアルコア1.1GHz●GPU:Intel HD Graphics 500●メモリ:4GB●ストレージ:500GB HDD●ディスプレイ:15.6型HD (1366×768ドット)●インターフェイス:USB 3.0×1、USB 2.0×1、イーサーネット (RJ-45) ポート、HDMI 、ヘッドホン/マイク、DVDマルチスーパードライブ●バッテリー:リチウムポリマー(連続使用5.5時間)●サイズ/質量:378×260×22.9mm/2.2kg(バッテリー含む)

 

3.持ち歩きもできる14型ノートPC

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Acer
Aspire 1
実売価格4万5000円前後

●OS:Windows10 Home(64bit)●CPU:Celeron N3350デュアルコア1.1GHz●GPU:Intel HD Graphics 500●メモリ:4GB●ストレージ:64GBフラッシュドライブ●ディスプレイ:14型HD (1366×768ドット)●インターフェイス:USB 3.0×1、USB 2.0×2、イーサーネット (RJ-45) ポート、HDMI ●バッテリー:2 セル 4810 mAh リチウムポリマー(連続使用9時間)●サイズ/質量:343×245×17.95mm/1.7kg

※(今回試用したモデルはPentium搭載モデル)

 

4.脱着型キーボードを備えたWindowsタブレット

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マウスコンピューター
MT-WN1003
直販価格4万2984円

●OS:Windows10 Home(32bit)●CPU:Atomプロセッサー x5-Z8350(1.44GHz)●GPU:Intel HD Graphics 400●メモリ:2GB●ストレージ:64GBフラッシュドライブ●ディスプレイ:10.1型 (1280×800ドット) マルチタッチパネル●インターフェイス:USB 3.0×1、microUSB×1、miniHDMI、ヘッドホン●バッテリー:連続使用8.2時間●サイズ/質量:259×174×10mm/約916g(キーボード、カバー含む)

 

今回は、仕事で使う「ビジネス用途」としての使い勝手をチェック! 「サイズ・重量」「キーボードの使いやすさ」「インターフェイスの位置・数」「バッテリー持ち」の4項目で比較しています。

 

①最初にチェックしたい「サイズ・重量」

仕事でノートPCを使う場合は、外出先や出張などで持ち歩くことが多くなりますね。そこで重要になってくるのが「モバイル性」。大きくて重いノートPCは、持ち歩きには不向きです。ノートPCを購入するときは、最初に「自分はノートPCを持ち歩いて使うかどうか」を考えると、自分にあったモデルをしぼりやすくなります。

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↑4台を重ねたところ。最も大きいのがideapad320、最も小さいのがMT-WN1003

 

ASUS「VivoBook E203NA」:286×193×16.9mm/約980g

「モバイルに最適な11.6型でサイズもコンパクト。僕の場合は、持ち歩くなら1kgは切ってほしいのですが、これは980gなので合格ですね」(柳)

「個人的には、外出先でも複数のウィンドウを開いて作業することが多いので、もうちょっと画面が大きくてもいいかなと思います。でも、このサイズ感は持ち歩きたくなります」(一條)

 

レノボ「ideapad 320」:378×260×22.9mm/2.2kg(バッテリー含む)

「15.6型と大きめサイズで、そもそも持ち歩くことを前提にしていないモデルです。自宅やオフィスに置いて使う分には、画面も大きいので使いやすいでしょう」(柳)

 

Acer「Aspire 1」:343×245×17.95mm/1.7kg

「持ち歩きができるギリギリのサイズ・重量ですね。基本的は自宅に置いて使うけど、たまに外出先に持っていくこともある……という人は選択肢に入ると思います」(一條)

 

マウスコンピューター「MT-WN1003」:259×174×10mm/約916g(キーボード、カバー含む)

「こちらもモバイルに最適なサイズ・重量です。ただし、付属のスタンドは画面の角度が細かく調節できないので、電車のなかで膝に置いて使うとか、デスクやテーブルに置いて使えないような場面では使いにくいかもしれません」(柳)

「タブレットにもなる2in1タイプなので、お客さんに画面を見せて説明したり、移動中にサッとメールや資料を確認したりできるのが魅力的ですね」(一條)

 

②意外と見落としがちな「キーボードの使いやすさ」

キーボードの打鍵感は、個人の好みにも左右されますが、使いやすいレイアウトや十分なキーピッチのあるものを選びたいもの。実際にキーボードで原稿をタイピングして、使いやすさをチェックしてみました。

 

ASUS「VivoBook E203NA」

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「コンパクトにまとまっていて、かなり使いやすいと思いました。キーを打っていてストレスをまったく感じなかったですね」(柳)

 

レノボ「ideapad 320」

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「4機種のなかでは唯一、テンキーも備えているのですが、それがエンターキー横に隣接しているためミスタッチが多くなってしまい、タイピング中にストレスを感じてしまいました」(柳)

「個人的な好みですが、しっかり打った感触が欲しいので、キータッチが浅いのが気になりました」(一條)

 

Acer「Aspire 1」

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「レノボのideapad 320もそうなのですが、右のShiftキーの下、方向キー(矢印キー)のレイアウトがきゅうくつなのが気になります」(柳)

「こちらもややフラットなキーなので、打鍵感が弱めです」(一條)

 

マウスコンピューター「MT-WN1003」

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「キーボードは一番小さいのですが、特に打ちにくさも感じず使いやすかったです」(柳)

「わたしは手が大きく指が太いほうなのですが、こちらのキーボードはキーが小さくピッチも狭いので、隣のキーまで間違えて押してしまうことが多かったですね」(一條)

 

③購入前にしっかりチェックしたい「インターフェイスの位置・数」

ビジネスで使う場合は、USBポートの数や位置、外部ディスプレイやプロジェクターに出力するための端子が装備されているかをチェックしましょう。また、デジタルカメラの画像を取り込む場合を考えて、SDカードスロットがあると便利です。

 

ASUS「VivoBook E203NA」:USB 3.0×2、USB Type-C×1、HDMI、ヘッドホン/マイク、microSDカードスロット

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「USBは両側に備わっており、HDMI出力も装備しているので十分でしょう。SDカードスロットがmicroSDのみ対応なのは残念」(柳)

「USB Type-Cも備えているので、最新のUSB周辺機器を使いたい人におすすめです」(一條)

 

レノボ「ideapad 320」:USB 3.0×1、USB 2.0×1、イーサーネット (RJ-45) ポート、HDMI 、ヘッドホン/マイク、DVDマルチスーパードライブ、SDカードスロット

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「DVDマルチドライブを備えているので、CDの取りこみやDVD鑑賞をするならこれですね。ただし、そのせいかUSBなどが左側面に片寄って配置されているので、右利きの人が有線タイプのUSBマウスを使うときなどは注意です」(柳)

 

Acer「Aspire 1」:USB 3.0×1、USB 2.0×2、イーサーネット (RJ-45) ポート、HDMI、SDカードスロット

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「有線LANポートやSDカードスロット、HDMI出力など、必要な端子はひと通り揃っているので端子で不足を感じることはなさそうです」(一條)

 

マウスコンピューター「MT-WN1003」:USB 3.0×1、microUSB×1、miniHDMI、ヘッドホン、マイク、microSDカードスロット

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「タブレットなのにフルのUSBを備えているだけでも好評価。miniですがHDMI出力もあります」(一條)

 

④モバイルするなら気にしたい「バッテリー持ち」

外出や出張時に持ち歩くなら、気にしたいのがバッテリーの持ち。2~3時間程度の使用ならどの機種でも問題ありませんが、半日や終日使うのならバッテリー持ちのよい機種を選ぶ必要があります。

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ASUS「VivoBook E203NA」:約7.6時間

「モバイル主体と考えると使用時間はやや短めかもしれません。出張などで終日使うならACアダプターも一緒に持ち歩く必要がありそうです」(一條)

 

レノボ「ideapad 320」:約5.5時間

「基本的には据え置きで使うモデルなので、バッテリー持ちはそれほど気にならないでしょう。自宅のなかでときどき移動して使う分には十分だと思います」(柳)

 

Acer「Aspire 1」:約9時間

「半日程度なら問題なく使えるでしょう。終日持ち歩くならACアダプターがあったほうが安心です」(一條)

 

マウスコンピューター「MT-WN1003」:約8.2時間

「こまめに画面がオフになるため、バッテリー持ちは意外とタフ。連続して使い続けるのでなければ、1日くらいは持ってくれそうです」(一條)

 

次回は、動画鑑賞やネット閲覧など、プライベート用途で使う場合の使い勝手をチェックしますので、お楽しみに!