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2018/4/28 21:00

極めてストレスフリーなネット環境をもたらす「Google Wifi」、プロは優秀なアプリ管理も注目!

Googleは4月25日、新しいWi-Fiルーター「Google Wifi」を発表。4月26日よりGoogleストアおよび対象店舗にて発売しています。価格は1台で1万6200円。3台パックも用意され、こちらは4万2120円となります。

 

Google WifiはコンパクトなWi-Fiルーターです。カラーは白で、プラスティック製。サイズはお茶碗くらいあります。側面の真ん中には、横にラインが一本入っています。

 

↑Google Wifi。サイズは直径106.12 x 高さ68.75mm、重量340g。プロセッサはクアッドコアのARM CPU(各コア最大710MHz)、メモリは512MB RAMと4GB eMMC flashを搭載

 

 

特徴は、新たに搭載する「Network Assist」技術により、空いている最適なチャンネルをスキャン可能なこと。帯域については、2.4GHz(低速だが通信距離が長い)と5GHz(高速だが通信距離が短い)の2種類が存在しますが、端末の位置によって最適な方へと接続できます。

 

ハードウェアとしては、電波をより強力で広範囲に広げることができる増幅器と長距離アンテナを内蔵しています。形状を丸くしたため、360度をカバーしやすいのも特徴です。

 

↑底面にはギガビットイーサネットポートx2と、micro USB Type-C

 

メッシュWi-Fi機能もサポートし、複数のGoogle Wifiを連携して、通信エリアを拡大できることもポイント。さまざまな間取りの住宅に対応できます。

 

↑3台セットでも販売。同社が提示する例では、約85㎡のマンションや中規模住宅だと1台、85~170㎡の大きめの住宅なら2台、170~255㎡のさらに大きな住宅や、複雑な構造の住宅では3台が必要となるという

 

複数のGoogle Wi-Fiを設置した場合は、Network Assistにより、最寄りの最速なWi-Fiポイントに自動的に接続されます。

 

設定はスマホなどから「Google Wifi」アプリを介して行います。同アプリはAndroid(4.0以上)のほか、iOS(8以上)でも利用可能です。セットアップは3ステップで可能。アプリをインストールし、Google Wifiを電源とモデムに接続、そして、ネットワークに接続したスマホでアプリの指示に従って操作を行えばOKです。セットアップには、Googleアカウントを使用します。

 

同アプリからは、動画をストリーミング視聴する端末の通信を優先させる設定が可能。また、「Famaily Wi-Fi」機能では、使用できる時間帯をあらかじめ定めておくことで、例えば子どもが使っているデバイスの接続を管理できます。

 

↑同発表会には、ハードウェア部門のプロダクトマネージャーであるALEX KING氏が登壇。Google Wifiは、3年ほど前から開発に着手してきたという

 

セキュリティ対策については、ソフトウェアの自動更新を行うようになっています。また、セキュアブートにより同社が認証したソフトウェアのみが作動する仕様になっています。

 

機能面を見て思ったのは、家庭用Wi-Fiルーターとしてはやや高額ですが、3台セットで購入でき、アプリから管理しやすいのは魅力的だなという点。「こんな製品待っていた!」とビビッと来た人は、Googleストアで詳細をチェックしてみてください。