ソフトバンクは5月10日、2018年夏モデル6機種を発表しました。注目はフラッグシップモデルの「Xperia XZ2」「AQUOS R2」「HUAWEI Mate 10 Pro」。この3機種はそれぞれ違った特徴のあるカメラを備えています。
スマホ初、4K/HDR撮影対応の「Xperia XZ2」
Xperiaシリーズの新モデル「Xperia XZ2」。注目のカメラは動画撮影を大幅に強化。スマートフォンでは初となる4K/HDR撮影に対応し、高精細で高画質な映像を手軽に撮れるようになりました。960fpsのスーパースローモーション撮影もアップグレード。フルHDの高画質で記録できます。
このほか、最近のトレンドを取り込み、縦横比18:9の縦長ディスプレイを搭載。置くだけ充電の「Qi」もサポートしています。ボディは前モデルまでのフラットなデザインから一新。背面は山型の3Dガラスを採用し、なめらかなカーブ形状になりました。
【SPEC】
●ディスプレイ:約5.7インチ フルHD+
●CPU:2.8GHz+1.8GHz オクタコア
●カメラ:1920万画素(背面)/500万画素(前面)
●バッテリー:3060mAh
●OS:Android 8.0
●連続通話時間/連続待受時間:約2010分/約620時間(FDD-LTE接続時)
●RAM/ROM:4GB/64GB
●サイズ/質量:約W72×H153×D11.1mm/約198g
写真と動画を同時に撮れる「AQUOS R2」
シャープの「AQUOS R2」は、背面に2つのカメラを搭載。「ドラマチックワイドカメラ」と名付けられた動画撮影専用のカメラでは、画角135度の超広角で、ダイナミックな映像を残せます。もう片方のカメラは写真(静止画)専用で、こちらは90度の広角仕様。「AIライブシャッター」機能では、動画を撮るだけでの操作で、おすすめのシーンをAIが自動で選んで写真も残せます。
ディスプレイは上部のフチをギリギリまで切り詰めて縦長の6インチに。スクロール表示などをなめらかに表現する「ハイスピードIGZO」に対応。Dolbyの高画質・高音質で再生技術も新たにサポートしました。カラーは定番のブラック系とホワイト系のほか、深い赤みの「ローズレッド」をラインナップしています。
【SPEC】
●ディスプレイ:約6インチ ワイドクアッドHD+
●CPU:2.6GHz+1.7GHz オクタコア
●カメラ:1630万画素(背面・動画用)+2260万画素(背面・静止画用)/1630万画素(前面)
●バッテリー:3130mAh
●OS:Android 8.0
●連続通話時間/連続待受時間:1830分/585時間(FDD-LTE接続時)
●RAM/ROM:4GB/64GB
●サイズ/質量:約W74×H156×D9.0mm/約181g
ライカカメラ搭載のファーウェイ旗艦モデル「Mate 10 Pro」
「HUAWEI Mate 10 Pro」は、SIMフリースマホで支持を獲得してきたファーウェイのフラッグシップモデルです。Leicaブランドを冠したダブルレンズカメラ(デュアルカメラ)が特徴。モノクロ専用の高解像度カメラとカラーのカメラの組み合わせで、色味を際立たせた写真が撮影できます。
「Mate 10 Pro」の、もう一つの特徴はAIを活用した独自機能。カメラでは、被写体をAIが判別して、最適な設定で撮影します。さらに4000mAhの大容量バッテリーを搭載しつつ、ユーザーの利用状況をAIが把握して無駄な電力消費をカットする機能も備えています。
【SPEC】
●ディスプレイ:約6インチ フルHD+
●CPU:2.36GHz+1.8GHz オクタコア
●カメラ:2000万画素+1200万画素(背面)/800万画素(前面)
●バッテリー:4000mAh
●OS:Android 8.0
●連続通話時間/連続待受時間:950分/435時間
●RAM/ROM:6GB/128GB
●サイズ/質量:約W72×H153×D11.1mm/約198g
SIMフリーの定番「nova lite 2」がソフトバンクに
SIMフリースマホで定評のある「HUAWEI nova lite 2」がソフトバンクからも登場。ダブルレンズカメラにより、F値0.95~16の幅広い写真表現に対応します。フラッグシップモデルと同じ縦横比18:9の縦長ディスプレイ、厚さ7.5mmの薄型ボディなど魅力十分な普及モデルです。
【SPEC】
●ディスプレイ:約5.7インチ フルHD+
●CPU:2.36GHz+1.7GHz オクタコア
●カメラ:1300万画素+200万画素(背面)/800万画素(前面)
●バッテリー:3000mAh
●OS:Android 8.0
●連続通話時間/連続待受時間:測定中/測定中
●RAM/ROM:3GB/32GB
●サイズ/質量:約W72×H150×D7.5mm/約143g
頑丈でバッテリー長持ち、スマホビギナーも安心の「DIGNO J」
DIGNO Jは、フィーチャーフォンからスマホに乗り換えるユーザーにも使いやすい機能を備えた端末です。スマホ初心者向けのアイコンが大きいホーム画面、フィーチャーフォン風の文字入力機能、赤外線通信機能などを備えています。
MILスペックの耐衝撃性能や防水・防塵も対応し、耐久性もしっかり確保。バッテリーは2600mAhとそれほど大きくはないものの、3日以上の電池持ちを実現した省電力性も魅力です。
【SPEC】
●ディスプレイ:約5インチ フルHD
●CPU:1.4GHz+1.1GHz オクタコア
●カメラ:1300万画素(背面)/500万画素(前面)
●バッテリー:2600mAh
●OS:Android 8.1
●連続通話時間/連続待受時間:1010分/640時間
●RAM/ROM:3GB/32GB
●サイズ/質量:約W72×H145×D8.4mm/約130g
サポートのプロの意見を取り入れ開発「シンプルスマホ4」
「シンプルスマホ4」は、シニアユーザーなど、スマートフォンの操作に不慣れな人でも使えるような工夫を取り入れた機種。ソフトバンクショップでスマートフォンの使い方をサポートするスタッフ「スマホアドバイザー」の意見を取り入れて開発されました。例えば、スマホ初心者にも好評という音声検索は、専用ボタンを押して一発で起動できます。
屋外でもはっきり見えるIGZO液晶ディスプレイを採用。輝度や彩度などを調整することで、眼に負担がかからない表示をするモードも搭載しています。
【SPEC】
●ディスプレイ:約5インチ HD
●CPU:1.4GHz+1.1GHz オクタコア
●カメラ:1310万画素(背面)/500万画素(前面)
●バッテリー:2800mAh
●OS:Android 8.0
●連続通話時間/連続待受時間:測定中/測定中
●RAM/ROM:3GB/32GB
●サイズ/質量:約W71×H143×D9.4mm/約150g
乗るだけ自動測定、手間いらずの「スマート体組成計」
「スマート体組成計2」は、モバイル通信機能を備えた体組成計です。測定は体組成計に乗るだけ。データは自動でクラウドに保存。スマートフォンから日々の健康状態を確認できます。測定忘れを防止するアラーム機能を搭載。体組成計に乗るとキャラクターが育つ「いきもの育成ゲーム」も用意されており、楽しみながら気軽に気軽に健康管理に取り組めます。
Xperia、AQUOSという定番ブランドに、SIMフリーで人気を博したファーウェイのMateシリーズも加わり、充実した布陣となったソフトバンクの夏モデル。どのメーカーも力を入れるカメラでは、各社が工夫を凝らした新機能を投入しています。この夏は最新のスマホのカメラを撮り比べてみてはいかがでしょうか。