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2018/6/22 19:30

【watchOS 5の10大進化ポイント】プロが断言、この秋「Apple Watch」が熟します!

6)新機能「トランシーバー」が登場

そもそもApple Watchって「電話」も「メッセージ」も使えるんですけど、新たな選択肢として「トランシーバー」という機能が登場します。

 

↑「トランシーバー」はいわゆるボイスメッセージ機能だ

 

内容は至ってシンプル。「TALK」と書かれたアイコンをタップして話すと、それがボイスメッセージとして相手に送信されるっていうもの。なんだか純粋に楽しそう。ちなみに、受信側は「いまはトランシーバー受けません」っていう設定も可能。会議中とかに急なボイスメッセージが鳴っちゃうかも……という心配は要りません。

 

7)もう“Hey Siri”って言わないで

「Hey Siri、今日の天気は?」とはもう言いません。「今日の天気は?」だけでOKになります。watchOS 5では、Apple Watchを口元に近づけるだけで、Siriが起動するんです。すごく魅力的。

 

↑冒頭に「Hey Siri」って付けずに質問してOK

 

どうやら、文字盤を確認する動作もちゃんと識別するらしい。だから、パッと画面を見て、うっかりSiriが起動しちゃったなんて事態はあまりなさそう。

 

8)iPhoneで作成したSiri Shortcutsも使える

「iOS 12」では、Siriにオリジナルのボイスコマンドを登録できる「Siri Shortcuts」機能が登場します。作成したコマンドは、Apple Watchでも使えるんです。「watchOS 5で進化するポイント」って表現しちゃうと少しだけ語弊があるかもしれませんが、そこはご愛嬌。

 

↑「Siri Shortcuts」が連携すると便利だ

 

例えば、「家に帰るよ」って言うと、地図でナビゲーションが起動して、家族にメッセージが送信されます。iPhoneで一度設定しておけば、Apple Watchからでも使用可能に。既に書きましたが、Apple Watchでは「Hey Siri」も言わなくてよくなるので、上手く連携させたらとても便利になりそうな予感がします。

 

9)文字盤から起動できるアプリが増える

Siri関連でもう一つ。Siriの文字盤も、パワーアップします。表示されるショートカットが増えて、「スポーツの試合結果」や「通勤時間の目安」なんかも表示されるようになるんだって。

 

↑サードパーティ製アプリもSiri文字盤に表示される

 

「Nike+ Run Club」や「Mobile」など、サードパーティ製のアプリを操作するカードも使えるようになるそうです。今後どんなアプリが対応していくのか楽しみですね。

 

10)通知から直で操作できるように

通知の役割が大きく変わるかもしれません。基調講演では「インタラクティブな通知」として説明されましたが、要は通知内に操作用のボタンが表示されるようになります。

 

↑「インタラクティブ」って直接操作できるみたいな意味だと思っておけばいい

 

例えば、「Yelp」アプリからの通知なら、予約の時刻や人数を変更できるようになるとのこと。これは筆者の妄想を含みますが、「そろそろいつもの時間だよ。走りますか?」→「Yes/No」みたいな通知とか、増えるのかもしれません。

 

最後に、watchOS 5をサポートするモデルは、Apple Watch Series 1以降。初代Apple Watchでは利用できません。また、iOS 12のiPhone 5s以降とセットで利用する必要があります。そして繰り返しとなりますが、watchOS 5は今秋にリリースされる予定。もうしばらく首を長くして待ちましょう。

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