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2018/9/6 17:00

会議がここまで快適になるなんて…働き方が一気に変革するヤマハのスピーカーフォン徹底解説!

【1日目:自宅に閉じこもってみる】

初日は「会社に行かないぞー!」という意気込みで、打ち合わせ以外の予定を避けてがっつり自宅で作業しました。急ぎの連絡は電話やメッセで対応。結果的には、家で仕事しているとはいえ、不意な用事で呼ばれたりがなかったのでかなり集中できたと思います。

 

そして、肝心の打ち合わせですが、早速YVC-200を使ってみました。よく仕事をするライターさんと企画構成の簡単な打ち合わせを、LINEでスタート。

 

↑LINEも画面共有ができます。少し広めの自宅デスクだけど、端っこに置いておいてもジャマにならない

 

YVC-200の接続はとっても簡単で、USBもしくはBluetoothで接続するだけです(Win/Macと接続する場合、一部Bluetooth接続できないものもあり)。

 

↑一番右のボタンを長押しすると、ペアリング可能となりBluetooth接続される。PCとはUSB接続にも対応

 

↑天面に配置されたボタン類。+/-は音量上下で、中央のマイクボタンは一回押すとマイクをミュートし相手にこちらの音声が届かなくなる。電話ボタンは接続しているスマホへの着信を受けたり、通話を終了する役割。左のスピーカーボタンを一回押せば、スピーカー音量をミュートできる

 

 

↑ライター氏の眠そうな表情

 

通話し始めた最初は、まず会話のしやすさに驚きましたね。スマホでのLINE通話時と比べて相手側の風音、機械音などノイズも少なく感じました。どうしても通信環境上、ラグがあるのは仕方ないとして、周りに誰もいない環境同士なら全く問題なく聴きとれました。

 

逆にライターから、私の声はどう聴こえていたか伺ってみました。まず、私の地声が低くて外で通話しているときなど、かなり聴こえづらいことがあったとのこと(すみません…)。それがYVC-200を通すと、「ぼわーっと拡散してた低い声が凄くしまってた!」と高評価でした。地声がしゃがれてもいるから拡散するんですかね…。でも、そんな細かな声質面でも変化があったのはすごい。

 

途中で通信の不安定さや雑音もなく、30分ほどの打ち合わせは滞りなく完了! YVCシリーズは上位機があと2機種ありますが、一人暮らしの1KならYVC-200で全く問題ないと感じました。サイズやデザイン的にも、調和がとれていて一日使っているうちに、良い意味で存在感を感じさせません。

 

【2日目:ついに外出。外でがんばって打ち合わせてみる】

前日は整った環境だったので、うまく打ち合わせられるのはある意味で想定内。そのため、この日は撮影のための買い出しも兼ねて外で使ってみました。

 

打ち合わせ場所は、以前から興味があった「コワーキングスペース」を活用する事に。コワーキングスペースとはフリーアドレスのデスクを利用して、フリーランスの方々が自由に仕事をするためのオフィススペースです。比較的安価で気軽に利用できること、また共有スペースでの作業となるため、他の利用者との交流も増え有意義な仕事ができる場とも言われています。

 

↑今回利用したのは、編集部近くにある五反田のコワーキングスペース「pao」。YVC-200片手に張り切った!

 

他の利用者との交流もできるようオープンに…とは言われていますが、自宅のような音量で自由に打ち合わせするわけにもいかないので、利用者も少ないであろう午前中に行ってみました。

 

↑使用したスペース全体。このサイズになると、本機のサイズ感がほど良いと感じられた

 

YVC-200のサイズや重さについても言及しておきましょう。サイズはW140×H43×D140mm、重量が約280gとまあ小柄で軽いです。バッグに入れて携帯する分にも十分。

 

↑玉造のバッグ中身一覧。汚くて申し訳ないですが、人から荷物は多いと言われがち。特に本・マンガ関連を複数持ち歩くため見た目以上に重い

 

写真を見てわかるとおり、面積的には折りたたみ傘よりも小柄で、重さも同じくらいといった感じ。

 

↑専用のソフトケースに入れても、バッグの中を圧迫している感じはなかった

 

荷物が重くなりがちなので、この高い軽量性はとても助かりました。そして肝心な打ち合わせですが、この日の相手は2名。編集部の先輩とカメラマンです。

 

↑ゲットナビ本誌編集・川内(右)と、社内カメラマンの我妻

 

今回はスカイプの無料通話で打ち合わせ。最初は少し小さめくらいで始めてみましたが、しっかりと2人の声も聴きわけられました。しかし、後からコワーキングスペースの利用者が増えてきたので、イヤホンを挿すことでスピーカーからの声は周りに聴こえないように対応。自然と声が大きくなってしまわないよう配慮しつつ、問題なく打ち合わせは終了しました。途中でひとつだけ発見も。

 

そこそこ外音も大きくなってきたところで、最小音量にしたのですが、最小でも2人の声はきちんと聴き分けられました。良い音は小ボリュームでも明瞭に聴こえるという、新たな発見でした。

 

ちなみにこの日の会議では、はじめて周囲に音が流れている状態での打ち合わせだったため、先輩とカメラマンにしっかり届いているか心配しましたが全く問題なし。通話を切る間際は少し「ざざ…」という音が入る程度で、人の少ない時間帯だったこともあり、二人が聴いた印象では会議室同士で通話している感覚に近かったとのこと。

 

ちなみにヤマハとしては、YVC-200の本領を発揮するには、互いにヤマハのスピーカーフォンを使用するのがベストとのことです。もし叶うなら、会社で共有の実機を一台用意しつつ、遠隔から自前のYVC-200で会議参加すると、最も効果的な会議が行えます。

 

【3日目:コワーキングスペースから編集会議に参加】

さて本企画で最初の山場です。この日は、編集部の会議に遠隔で参加してみました。場所は同じくコワーキングスペース pao。

 

 

2日目とは少し違う試みもやってみたく、私のほうも複数人にしてみました。

 

↑編集部の最年少・小林に会社から10分ほどのpaoにきてもらった

 

幸いなことに、この日はそこまで他の利用者はいなくて、満を持して試せる機会でした。通話相手の編集部は全部で4名。

 

↑この日はお盆休暇やらで編集部は3名ほど休みだった。編集部で使用したのは上位機の「YVC-300」、YVC-200の推奨人数は1~4名となっていて、YVC-300で4~6名推奨となる。今回は使用していないが、同シリーズには8~40名もの会議に対応した最上位機「YVC-1000」もラインナップされている

 

さて、遠隔での編集会議スタートです。先にお伝えしておくと、編集部側で使っているYVC-300は、音質のクリアさと音量ともに十分で、よく海外スタッフとスカイプ会議を行う編集部・尾島(写真左下)も驚いていました。ただ小林は編集部でも相当なウィスパーボイス(=極小の小声)なので、私の声に比べると彼の声はやや聞こえづらくも感じたそうです。

 

こちら側の聴こえ方は、ちょっと4人となると通信のラグが起きたりすると、リアルタイムで喋ってる人がわかりづらくなる瞬間も。しかし、複数人の笑い声が重なると音が相当ノイジーになるかと懸念していたのですが、実際にはきちんと綺麗に声が分離されて聴こえました。

 

声が分離することで、会議と遠隔で繋がっていても、そこまで会話のテンポを計ることなく発言できることは、私も小林もともに大きく実感したことです!

 

↑この日は夜まで外を何箇所もまわり、なかなか作業時間をとれず…

 

YVC-200の実力はこの時点で十分にわかりましたが、残り2日は私以外の人にも一緒に体験してもらいました。

 

YVC-200製品ページはこちら!

 

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