4)「ボイスメモ」との相性もよし
新しいMacBook Airでは、3つのマイクを搭載しました。MacBookシリーズでは、macOS Mojaveで登場した「ボイスメモ」アプリを使って、議事録などの音声を録音できます。こうした新機能とも相性が良いですね。実際に使ってみましたが、録音される音質も良好です。
また、FaceTime HDカメラも搭載し、ビデオ通話の画質も改善されました。グループFaceTimeなどの新機能も使えるようになったタイミングですし、ある程度良い画質で利用できるのは嬉しいですね。
5)Hey Siriも使える
T2チップを搭載しており、高いセキュリティが保証されたことも安心できる要素の一つ。さらにT2チップの恩恵で、「Hey Siri」を使ったSiriの音声操作が可能になりました。特定のフォルダを探してもらったり、スケジュールを確認するのに、いちいち手元で操作しなくて済むのはとても快適。
ちなみに、MacBook Airには、Touch Bar付きMacBook ProのようにSiriボタンは備わっていませんが、デフォルトだと[Command] + [スペースキー]の長押しでもSiriが起動します。「Hey Siri」を言うのに抵抗がある場合には、こちらを活用すると良いでしょう。
6)キーボードの打ち心地はProと同様
新しいMacBook Airでは、第3世代のバタフライキーボードを採用しました。従来モデルのキーボードと比べると、ストロークが浅くなっています。しかし、決して浅すぎるというわけではなく、表面から内部に押し込むような独特の安定したキータッチが魅力。一度使い慣れると癖になります。
もちろんLEDバックライトも搭載されているので、暗い場所でもキーの縁と刻印が視認できます。
7)外部ディスプレイ出力も行いやすい
新しいMacBook Airでは、左側面にThunderbolt 3ポートを2つ備えます。USB Type-Cから外部ディスプレイのHDMIポートに出力する際には、別途充電ケーブルを接続する必要が出てきますが、ポートが2つある同機では、ドックなしで対応可能。USB Type-Cで直接接続できないディスプレイも意外と多いので、出張の時などにも安心して利用できるでしょう。
ちなみに、外部ディスプレイを接続した際にはデフォルトでミラーリングが適用されます。MacBook Pro(Touch Bar付き)だと、接続時にミラーリングか拡張かを選択できるのですが、MacBook Airでは「システム環境設定」>「ディスプレイ」から設定を変更しないと拡張に切り替わらない手間はありました。