8)プロセッサも一般利用なら十分の性能
上記のような特徴を全て兼ね備えるMacBook Pro(Touch Bar付き)の価格は21万4704円〜。それと比較すると、14万5584円〜の新しいMacBook Airはお手頃価格。約6万円も節約できます。プロセッサの性能にこだわらなければ、コストパフォーマンスの高いモデルです。
そのプロセッサ性能についても、iMovieの出力で比較してみました。7分ちょっとの動画を編集して出力したところ、第8世代のCore i5(デュアルコア、1.6GHz)を搭載したMacBook Airで5分20秒ほどかかりました。一方、MacBook ProのCore i5(クアッドコア、2.3GHz)では3分50秒ほど。差は1分半ほどです。とはいえ、MacBook Airでは動画が編集できないのかと言うわけではないので、多くの人にとってはこちらで十分ではないでしょうか。
同様にiWorkでの書類作成やメール、ブラウジングなども試してみましたが、どれも快適に利用できました。
9)バッテリー持ちはProよりも良い
MacBook Airのバッテリー持ちは、MacBook Proよりも良いです。仕様を確認すると、ワイヤレスのインターネット接続で最大12時間。また、ムービー再生に関しては最大13時間となっています。これらはそれぞれProよりも2時間および3時間長い値です。
ただし、同梱の電源アダプタは30Wなので、Proに同梱される61Wと比べると充電には時間がかかるかもしれません。充電し忘れには注意しましょう。アダプタがコンパクトで持ち運びやすいという意味では良いと思います。
10)環境にも配慮されている
普段パソコンを使っていてあまり意識しないところですが、新しいMacBook Airでは再生アルミニウム合金が使用されています。カーボンフットプリントは、従来機と比べて47%も削減されているとのこと。せっかくなら環境に優しい選択をしてみてはいかがでしょうか。
ちなみに使用されているのは建築用材や自動車部品などに用いられる6000番台のアルミニウム合金。強度や耐久性には一切問題ありません。カラーバリエーションとして「シルバー」「ゴールド」「スペースグレイ」の3種類を展開するので、好きな色を選択できることも新モデルならではです。
どこを見ても十分な進化。各スペックを見ても、MacBookでどれ?と聞かれたら、「とりあえずAirで!」と手放しに言えるものに仕上がっていると思います。