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2019/1/10 19:00

「疲れないキーボード」おすすめ4選―― 肩がこらないモデルはどれだ!?

日々パソコンとにらめっこしてお疲れのあなた。長時間操作をしていると、眼も肩も疲れてしまいますよね。少しでも疲れにくい作業環境を整えたい……そんなあなたのために、こちらの記事では疲れにくいと評判のキーボードを4台紹介します! キーボードは、パソコンを操作するうえで最も触れている時間が長いデバイス。設備投資の効果が大きいアイテムですから、気になるものを探して快適なPCライフを送りましょう。

 

疲れないキーボードの選び方

パームレストが付属したものやゲーミングモデルがおすすめ

疲労軽減に配慮したキーボード選びにおいて、重視したいのはキーボードの形状や打鍵感。オフィスユースで選ぶのであれば、手首を下から支えてくれるパームレストと一体になったモデルがその筆頭でしょう。特にマイクロソフトの商品ラインナップには、エルゴノミクス=人間工学に基づいて全体が湾曲した配置になっているキーボードがあり、疲れを感じにくいと人気を集めています。

 

また、ゲーミングキーボードを選ぶという手もあります。高速入力をしやすいようキーストロークなどに格段の配慮がなされているうえ、メカニカル式の一部のモデルは打鍵感の軽さという魅力を備えています。キーを下まで叩ききらなくてもしっかりとしたクリック感を得られるので、文章などの入力量が多いユーザーには向いたアイテムです。

 

また、打鍵感に徹底してこだわるなら、東プレのREALFORCEシリーズもおすすめです。価格はずば抜けて高くなってしまいますが、「静電容量無接点方式」という方式を採用したキーのクリック感は、まさに極上の軽さを誇ります。小指や薬指で押すことになる両端のキーは少ない力でキーを押せるようになっており、腕にかかる負担を最小限にとどめてくれます。

 

「疲れないキーボード」おすすめ4選!肩がこらないモデルはこれ!

[01]

奇抜な見た目とは裏腹の快適な使い心地

Sculpt Ergonomic Keyboard for Business

マイクロソフト

Sculpt Ergonomic Keyboard for Business

実売価格6580円

 

中央で分割された外見が特徴的なワイヤレスキーボード。画面側に大きく湾曲したキーボードは、先進のエルゴノミクス理論に基づいて作られています。

 

左右に分かれたキーボードは中央が盛り上がったドーム状になっており、手首や前腕が無理のない位置に来るようサポート。また、その手前にはクッション付きのパームレストが付属しており、手首を下から保護します。通常のキーボードとは異なった形状のため、慣れるまで多少時間は必要ですが「一度慣れてしまえば手放せない」という多くの声がネット上でも寄せられています。

 

なお本品には独立したテンキーが同梱されています。テンキーを使用せず、机のスペースを広く使うことも可能です。また、エルゴノミクスに基づいて設計されたマウスが付属するセット、SCULPT ERGONOMIC DESKTOP (1万1557円)も発売中。キーボードとマウスを同時に変えることで、パソコン操作の快適性をよりアップさせることができます。作業環境を一新したいという方にはおすすめの商品です。

 

<こんな人におすすめ>

・通常のキーボードをいくつか試したが、疲労が軽減されないという人

・マウスも含め、パソコンの作業環境を一新したい人

 

[02]

オフィスユース向けの多機能エルゴノミクスキーボード

Natural Ergonomic Keyboard 4000

マイクロソフト

Natural Ergonomic Keyboard 4000

実売価格6156円

 

マイクロソフトの有線エルゴノミクスキーボード。上で紹介したSCULPT ERGONOMICと似通ったデザインですが、こちらは中央の溝がなく、キーボードの中央にズームスライダーが配置されています。このズームスライダーを使えば、マウスに手をかけずとも画面を拡大・縮小可能で、Webページの閲覧など様々なシーンで力を発揮します。

 

またキーの配置にも細かい工夫があり、オフィスユースで使うことの多い「カッコ」や「バックスペース」が、テンキーの直上に配置されたキーから入力できるようになっています。特に「カッコ」はシフトキーを押さずに入力できるので、これを使いこなせばタイピング速度の向上にも一役買ってくれるでしょう。

 

加えて、キーボード上部にはカスタマイズ可能なホットキーを搭載。文書やメールを開くなど、よく使用する操作を登録し、ワンタッチで行うことができます。ビジネスに役立つ細かい機能を複数備えた本品は、ビジネスマンのあなたにとってよき相棒となってくれるに違いありません。

 

<こんな人におすすめ>

・多機能なキーボードが欲しい人

・仕事を効率化したいビジネスマン

 

[03]

軽くキーを叩いても十分なクリック感!

PRO G-PKB-001

ロジクール

PRO G-PKB-001

実売価格1万2980円

 

テンキーを省いた、ゲーミングキーボード。ロジクールが誇る高度な「Romer-Gメカニカルスイッチ」を内蔵したキーは、反応性と耐久性に優れ、高速入力時の高い信頼性を持ちます。しっかりしたクリック感がありながらわずかな力で入力できるキーの感触の良さでユーザーから支持を集めており、長時間使用しても疲れにくいと評判です。本品はメカニカル式のため、キー入力時に「カシュカシュ」といった多少のクリック音は鳴りますが、ほかの同方式のものと比べて静かなのでオフィスユースでも使いやすいといえるでしょう。

 

またゲーミングキーボードは大柄なモデルが多いですが、テンキーレスの本品は横幅が39.7cmとコンパクトサイズに収まっています。着脱式になっているケーブルを外せば、使わないときにはデスクから退けておくことも可能で、机の上を広く使いたい人にはおすすめといえます。

 

もちろん、ゲーミングキーボードとしての機能も十分に搭載しています。カスタマイズのできる1680色のバックライトを内蔵しているほか、F1~12のキーは機能をカスタムできるなど、オフィス用キーボードにはない魅力を持ったアイテムです。

 

<こんな人におすすめ>

・キー入力時にしっかりしたクリック感が欲しい人

・机の上を広く使いたい人

 

[04]

ヘビーユーザーに大人気! 高級キーボードの決定版

東プレ

REALFORCE R2-JP4-BK

2万1379円

 

静電容量無接点方式を採用したキーボード。「無接点」という通り、キーの内部に接点がなく、ほかにはないほどソフトな打鍵感を実現しています。

 

その打鍵感こそが本品の最大のセールスポイント。軽く指を載せただけでヌルッと沈む、独特な感覚はまさに病みつきです。メンブレン式やメカニカル式といった広く使われている方式ではこの感覚を味わうことは叶わないため、まさに唯一無二の魅力を備えたキーボードといえます。

 

指に力を入れることなくタイピングができるため、手や腕の負担を極限まで抑えられる本品。疲労軽減効果も高く、エンジニアなどのPCヘビーユーザーから根強い支持を集めています。価格こそ2万円オーバーですが、相応の価値を持ったアイテムであることは間違いありません。

 

<こんな人におすすめ>

・徹底して打鍵感にこだわりたい人

・一日中パソコンと向き合うヘビーユーザー