米国で大反響! ウェアラブル血圧計の日本発売も期待したい
CES 2019は複数の展示会場で開催されましたが、フォルフェウスが出展されたブースとは別の会場に、オムロンヘルスケアのブースも出展されていました。そこで注目を集めていたのが、CES 2019の開幕に合わせてアメリカで販売が開始された「ウェアラブル血圧計」です。
従来の血圧計は、手首に巻くコンパクトなタイプでも、それなりの大きさがあり、旅行や出張に持って行くには荷物になりました。一方、オムロンヘルスケアが開発したウェアラブル血圧計は、常に腕に巻いておける腕時計タイプ。現在時刻がわかり、歩数計や睡眠トラッキングの機能も備えているので、ヘルスケア機能を備えたスマートウォッチとも呼べるものです。
血圧を測定するには、サイドのボタンを押して腕を胸に当てるようにして30秒ほどじっとします。測定結果は画面で確認できることはもちろん、Bluetoothでスマホに転送し、測定結果を蓄積することもできるのこと。使い方にもよるが、1日に数回測定したとして、1週間に2回ほどの充電で済むそうです。
このウェアラブル血圧計は、昨年のCES 2018にもプロトタイプが出展されていて、2018年にFDA(アメリカ食料医薬局)の医療機器認証を取得して、ようやく商用モデルの発売に至ったとのこと。日本での展開については、「近い将来の発売をめざしている」とのことでした。