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2022/3/14 17:00

編集者3人から学ぶ、今年最注目の2in1 PC「HUAWEI MateBook E」が実現するリミットレスなワークスタイル

コロナ禍以降、「働き方の多様化」がたびたび話題になります。変化の度合いは職種や業種によってもさまざまですが、「会社のオフィスに行く頻度が減った」「会社の外から仕事をする機会が増えた」など、なんらかの影響を受けている人も多いのではないでしょうか。

 

働き方が多様化するにともなって、再注目されているのがキーボード着脱型の「2in1 PC」というカテゴリー。使用シーンに応じて、ノートPCにもタブレットにもなるフレキシブルな使用感は、オンとオフの境界線が曖昧になりつつある最近のビジネス事情にフィットする、ひとつの解でしょう。

 

本稿では、ノートPCとして十分な処理性能を備えつつ、タブレット端末としての使い勝手も追求したファーウェイの12.6型2in1 PC「HUAWEI MateBook E」を囲みながら、GetNavi webの編集者3人が、その可能性を探っていきます。

 

ポテンシャルが高すぎる「HUAWEI MateBook E」

はじめに、「HUAWEI MateBook E」のスペックの側面から、その魅力をチェックしていきましょう。

 

一見してまず飛び込んでくるのは、その広大なディスプレイです。ベゼル部分が非常に細く、フットプリントに対するディスプレーの占有面積は90%を実現。この狭ベゼル仕様によって、12.6型ながらサイズは幅286.5mm×奥行き184.7mm×厚み7.99mmとコンパクトに収まっています。例えるなら、11型クラスのサイズに12.6型のディスプレイが搭載されているかのような状態です。

↑占有面積90%を誇る狭額ベゼル。丸みを帯びたディスプレイでデザインに調和が生まれている

 

パネルは有機EL方式で、解像度は2560×1600ピクセルと高精細。輝度は600ニトと、同ジャンルの製品の中でもトップクラスの明るさです。黒が深く沈み込み、明るい部分は力強く発光するため、表示コンテンツにもはっきりと陰影がつき、特に映画鑑賞などではリッチな映像が楽しめます。

 

ファーウェイのPCとしては、初めてスタイラス「HUAWEI M-Pencil(第2世代)」による操作に対応しています。筆圧検知は4096段階で、レイテンシーは公称で2ms。これは、ペンタブレットの専用機などにも匹敵する性能です。

↑遅延はわずか2ミリ秒。アナログでの手書き感覚を味わえる (国内販売モデルは日本語版キーボードです)

 

カメラと音響周りの性能も見逃せません。インカメラは約800万画素、アウトカメラは約1300万画素で、それぞれ1080p/60fps、4k/30fpsでの動画撮影に対応。音響面では、搭載されているマイクに「AIノイズキャンセリング」機能を設け、キーボードを叩く音や足音、ドアを閉める音といった生活音を抑制してくれます。スピーカーは4基搭載していますが、映画、音楽、ゲーム、通話など、用途に応じて音質を変えてくれるほか、音場を立体的に再構成する「アコースティックキューブ」というアルゴリズムにも対応しています。リモート会議をする機会が多い人にも嬉しい仕様ですね。

↑アウトカメラは約1300万画素

 

「HUAWEI MateBook E」を使うなら、他のデバイスもファーウェイで揃えたくなります。というのも、ファーウェイは製品同士をスムーズに連携させる「スーパーデバイス」という機能があり、HUAWEI MateBook Eもスーパーデバイスに対応したモデルのひとつ。PCのタスクバーから「スーパーデバイス」を立ち上げ、表示されたデバイスをドラッグするだけで連携完了。指一本で設定ができてしまうので、手間が省けます。

↑「スーパーデバイス」画面に表示された任意のデバイスをドラッグし、中央に映るMateBook Eに近づけるだけで設定が完了する

 

異なるデバイス同士のディスプレイを連携させる「マルチスクリーンコラボレーション」機能を使えば、デバイス間でドラッグ&ドロップしてファイルを移動させたり、片方のデバイスをもう一方のデバイスのサブディスプレイとして使ったりといったことが可能になります。また、デバイスをまたがってファイル検索をすることもできるので、「あれ? あのファイルはどっちに保存したかな……」といったシーンでも、慌てて探したり、戸惑ったりすることなく、安心して作業が進められそうです。

↑「マルチスクリーンコラボレーション」では、ファイルをドラッグ&ドロップしてデバイス間で共有できる。写真ではHUAWEI MateBook E(左)と、HUAWEI MatePad 11(右)を連携している

 

2in1 PCというカテゴリーは、さまざまなスペックのモデルが混在している状態で、中にはメインのPCとしての使用に向かないものも存在します。HUAWEI MateBook Eのプロセッサーはインテル Core i3-1110G4、Core i5-1130G7 から選択ができ、OSにはWindows 11 Homeを採用。スペックはまさに“本気”。タブレットとして使える側面を持ちながら、ビジネスの相棒として活躍してくれる性能を持っています。また、Core i3-1110G4は単体での発売、Core i5-1130G7 はキーボードカバー同梱のモデルとなっており、想定する使い道に合わせて選ぶことができます。

 

盛り上がりを見せる2in1 PC界に、洗練されたデザインと強力なスペックで登場したHUAWEI MateBook E。これほどのポテンシャルを持っていると、どういう使い方をしようかと考えるのも楽しいものです。

 

編集部3人が語る「HUAWEI MateBook E」のある生活

さてここからは、GetNavi webの編集者たちの普段の働き方やライフスタイルを交え、本人たちのコメントと合わせて、具体的な活用術を紹介していきましょう。

●GetNavi web 編集部メンバー

副編集長 玉造優也

普段はノートPCとタブレットを併用しているものの、WindowsノートPCとタブレット間でのデータのやり取りにストレスを感じることがあり、どうにかしたいと思っていた。毎日膨大なタスクをこなすため、ストレスのないデータ連携は必須。

 

編集部員 西牧裕太

主に自宅で仕事をしているが、既婚者であり、妻が打ち合わせなどをする際は、配慮して近所のカフェで仕事をすることもある。場所を急に移すこともある、ハイブリッド型の働き方における最適解を見つけたい。

 

編集部員 松永舞香

ノートPCがメインの業務端末だが、手書きの使用感が好きで、タブレットも併用している。カフェやコワーキングスペースで仕事をする機会も多く、移動時にノートPCとタブレットの両方を持ち歩くと、荷物が大きくなりがちなのが目下の悩み。

 

松永の場合:1台で何役もこなせる万能機。荷物が減ってカバンが軽い!

編集者の松永は、ノートPCをメインの業務デバイスとして使っています。でも、記事の構成をメモを取りながら練ったり、デザイナーにコンテンツを発注したりする際は、手書きの方が捗るため、タブレットを併用する機会も多いそう。

コロナ禍以降は、自宅やカフェ、コワーキングスペースを移動しながら仕事をする機会も増えましたが、ノートPCとタブレットを同時に持ち運ぶと、かばんが重くなってしまいます。そこでデバイスを1台に集約し、荷物を減らせないかと考えているようです。

 

松永「タブレットは常に必要というわけでもないのですが、急にラフを直すこともあるので、外に出るときは、持っていないと不安なんです。パソコン、タブレット、ペン、ACアダプターに加えて、メイク道具、お財布なども入れると、荷物はけっこうな量になります。大事に使いたいと思って買ったバッグが、パンパンになっちゃうのがイヤだなと思っていました。HUAWEI MateBook Eなら、原稿を書いたり編集したりすることも、スタイラスを使ってラフを書くことも1台で完結するので、持ち歩く荷物を大きく減らせます。日用品と一緒に持ち歩いても、苦痛にならない重さです」

 

また、AIノイズキャンセリングをはじめとした音響性能の高さも、松永のライフスタイルにフィットしました。

 

松永「リモート会議をする機会も多いのですが、ワンちゃんが騒いで『松永、何か大きな音がしたけど大丈夫?』と言われてしまうことがありました。部屋を分けていても、遊んでほしくてドアにぶつかってきてしまったりとか。AIノイズキャンセリングは、話し声以外の生活音を大きく低減してくれるので、集中したいリモート会議との相性がとても良かったです。ペットオーナーとしては、この機能は嬉しいですね。インカメラも約800万画素と高画質なので、リモート会議向きですよね」

 

さらに松永は、「HUAWEI MateBook E」の魅力は、ビジネス利用にとどまらないと話します。

 

松永「このサイズ感は、ソファーでくつろぎながら映画を見たりするのにも、ちょうど良いんです。タブレットのディスプレイで映画を見ると、なんとなく映像が貧相に見えてしまうこともあると思います。でも、HUAWEI MateBook Eのパネルで見ると、普段から見慣れている映画もくっきりとコントラストがついて、映像の世界に集中できるように感じました。色んな映画を見てみたくなるディスプレイです。手に持ったときの、ザラっとした背面の質感もお気に入りです」

↑家でくつろぐ時にはタブレットとして活用。有機ELのディスプレイが映画への没入感を高める

 

↑本体の背面は塗装と焼きを3回繰り返し、中間塗装に特殊な素材を採用。マットで優しい手触りを実現している

 

西牧の場合:メイン級の性能なのに、急に移動するときもサッと持ち出せる身軽さがお気に入り

西牧「僕はほとんど自宅で仕事をしていて、妻も自宅で仕事をしているので、普段はデスクに2人横並びの状態です。HUAWEI MateBook Eは、コンパクトなサイズなのに、メイン級で使える性能を持っているところが良いなと思っています。2人分の作業スペースを確保するためには、デバイスの占有面積は小さい方がいいんです。譲り合って、互いに快適に仕事ができる環境を作るのが、在宅ワークでは大事だと思います」

そう話すのは編集者の西牧。コロナ禍以降、会社のオフィスに出社する機会はほとんどなくなったそうです。HUAWEI MateBook Eの、省スペースながら優れたパフォーマンスを発揮できる性能は、家族と自宅でスペースを共有する現代的な働き方にぴったりです。そして、HUAWEI MateBook Eのモバイル性能の高さも、西牧のスタイルには合っているようです。

 

西牧「基本的には2人とも家にいることが多いのですが、時々、片方に打ち合わせが入って、席を外さないといけないことがあります。互いに、社外の秘匿情報を耳にしてしまうとまずいので、そこは気をつけているんです。そんなときにも、HUAWEI MateBook Eなら、サッと持って別室に移動したり、時には屋外に出たりといったことがしやすいです。この軽さで、マルチにウィンドウを開いて、さまざまな作業が同時並行でこなせるパワフルさを備えているのは、とても心強いですよ」

↑HUAWEI MateViewとの連携も簡単。デスクでの作業は、ディスプレイを拡張することで生産性を向上させている

 

日頃から長い文章を書いたり、編集をしたりすることが多いのことは、出版社で働く人たちの最大の特徴です。したがってキーボードの打鍵感にもこだわりを持つ編集者はとても多いのですが、西牧もまたその1人。HUAWEI MateBook Eのキーボードについて、彼はこう話します。

 

西牧「このキーボード、ストロークが1.3mmと深くてとても打鍵感が良いですよ。カバータイプのキーボードだと、ペコペコと貧弱な質感のものも多いのですが、かなり本格的なパソコンらしいキーボードです。置いたときに、キーボードの底面が机とぴったり接するところも好きです。熱中して原稿を書いていると、つい力が入ってガシガシと打ち込むようにタイピングしてしまうことがあるんですよね。そういうときに、キーボードがたわむと打ち心地が悪いのですが、このキーボードなら下は机なので、安定感があります。この完成度なら、メインの作業にどんどん活用していけますね」

↑強めに打ち込んでも快適なキーボードカバー。写真は撮影用のため英語版キーボードだが、国内販売モデルは日本語版キーボードとなる

 

↑接着面に厚みがないため、安定感が抜群

 

玉造の場合:ファーウェイ独自の連携性能で、働き方に自由さを

GetNavi web編集部の副編集長 玉造は、松永と同様に、ノートパソコンとタブレットを併用しています。原稿に指示を入れる校正作業では、手書きの方が素早く、直感的に作業ができる場合も多いとのこと。しかし、ノートパソコンとタブレットをしばらく併用していく中で、不満に感じることも出てきたそうです。

玉造「タブレットの方が捗る作業はあります。でも、タブレットだけで完結するわけではなく、タブレットで仕上げたファイルを外部とやり取りするために、一度ノートパソコンにインポートすることも多いのです。ある時期から、そのデータ移動が面倒に感じるようになってきました。数件ならいいのですが、副編集長という立場上、毎日たくさんの原稿をチェックすることになるので、積み重なると効率に影響します。データ移行に時間を取られるくらいなら、最初からノートパソコンで仕上げちゃった方が良いと思って、タブレットを避けてしまうことがあります。最近では、タブレットはビューワーに特化させて使ってみることも試していますが、なかなか納得のいく使い方は見つけられません」

 

ファーウェイのデバイス間ディスプレイ連携機能「マルチスクリーンコラボレーション」は、そんな玉造の不満を解消してくれます。

 

玉造「マルチスクリーンコラボレーション機能を使うと、2つのデバイス間でドラッグ&ドロップでファイルを移動できます。2つのデバイスがシームレスにつながっている感覚は心地よく、しかも安定性が高く実用的です。『拡張モード』で、タブレットを2つ目のデスクトップとして設定したり、『ミラーリングモード』にも対応しているので、クライアントにタブレット側をお渡しして、資料を見せながら、手元で操作するといった使い方もできますね。例えば、HUAWEI MateBook Eとファーウェイのタブレット『HUAWEI MatePad 11』を組み合わせれば、執筆、編集、外部との連絡、プレゼン、すべてがスムーズに完結します。このスーパーデバイスという機能は、ファーウェイならではのものですし、積極的に使ってみたくなる、面白い機能ですね」

↑マルチスクリーンコラボレーションの1つ「拡張」モード。MatePad 11(左)をセカンドディスプレイとして活用

 

また玉造は、マルチスクリーンコラボレーション機能で作業性をアップさせることは、働き方を変えることにも結びつくと話します。

 

玉造「例えば、HUAWEI MateBook EとHUAWEI MatePad 11を組み合わせて使うことを想定してみます。HUAWEI MateBook Eは約709gで、HUAWEI MatePad 11は約485g。HUAWEI MateBook Eのキーボードカバーを合わせても、2つで2kgに満たないので持ち運べる範囲に収まっています。これのすごいところは、マルチスクリーンによる効率の高い作業環境を、モバイルで、どこでも実現できてしまうということです。普段はオフィスに出社することが多いのですが、僕の業務は出社してもしなくても、画面が2つ欲しくなることが多いんですよ。なので『ちょっと気分転換に外に出て、サッと作業をして帰る』というスタイルを羨ましく思いつつも、なかなか実現は難しい状態でした。HUAWEI MateBook EとHUAWEI MatePad 11を組み合わせたときの使い勝手は、これまでできなかったそういう働き方にも挑戦してみようと思わせる魅力があります」

 

3者それぞれのワークスタイルに寄り添う、懐深き2in1 PC

最後に、3人の編集者にHUAWEI MateBook Eを評価してもらいましょう。

松永「ビジネスとプライベートの垣根がわかりにくくなっていますが、『ずっと仕事をしている感じ』もイヤだし、『ずっとプライベートを引きずっている感』もイヤですよね。HUAWEI MateBook Eはキーボードをつけると完全にビジネスマシンで、キーボードを外すと、プライベートにも活用できる高性能なタブレットになるところが好きです。あいまいになったオンとオフを切り替えながら使っていける、相棒になってくれそうです」

 

西牧「これまで、他社の2in1 PCをメインで使っていたんです。使用感に不満はないですが、買ってからしばらく経っていて、性能の面で不安を感じることも出てきました。メインマシンとして使える製品がなかなか出てこないなと思っていたところ、やっとこういう製品が出てきたなと思っています。2in1を愛用している人にとって、HUAWEI MateBook Eのようなメインマシン級のモデルの登場は、すごく嬉しいです」

 

玉造「『働き方が多様化している』と言われますが、僕の場合は、『家もオフィスになってしまった』とずっと感じていました。オフィスにいても、家にいても『整えておかないといけないワークスペース』には、ほとんど違いがありません。HUAWEI MateBook Eは、HUAWEI MateBook E自体がワークスペースになってくれるモデルですし、完成度の高い2in1 PCなら、それが実現できるということを実感しています」

 

同じ編集部内でも、働き方や業務の進め方、家庭の環境はまったく異なります。3人の編集者に、HUAWEI MateBook Eを軸に話を聞いて感じたのは、HUAWEI MateBook Eというデバイスの懐の広さです。

 

モバイルに向いた軽量設計の中に、メインのPCとして使える性能を詰め込み、着脱式のキーボードカバーとHUAWEI M-Pencilによるフレキシブルな使用感をプラスしたことで、さまざまな環境やシーンに違和感なく取り入れられるモデルに仕上がっています。このカテゴリーではトップクラスに美しいディスプレイの品質や、音響性能の良さ、マルチスクリーンコラボレーションをはじめとした、スーパーデバイス連携が楽しめるのも、HUAWEI MateBook Eの魅力を一段上に押し上げていると言えます。

 

2in1 PCカテゴリーに誕生した新たな有力モデルHUAWEI MateBook Eを、あなたならどう使いたいですか?