GoProは、アクションカメラの新モデルとして「GoPro HERO5 BLACK」、「GoPro HERO5 Session」の2機種を国内で発売することを発表。あわせて、同社初のドローンとして注目を集めている「KARMA」を参考展示しました。
ボイスコントロール対応の「GoPro HERO5 BLACK」
GoPro HERO5 BLACKは、4K撮影ができるアクションカメラ。ハウジングなしで10m防水を実現しており、アクティブなシーンでも使用することができます。さらにボイスコントロールに対応しており、声の操作で撮影を開始したり、モードを変更したりすることが可能。ひとりで自撮り撮影をする場合など、より簡単に操作できるようになっています。
このほか、電子式手ブレ補正に対応したり、静止画をRAWで撮れたり、WDR(Wide Dynamic Range)に対応するなど、撮影機能も強化されています。
価格は4万7000円(税抜)で、10月3日より発売予定です。
キューブ型の「GoPro HERO5 Session」
GoPro HERO5 Sessionは、キューブ型の小型軽量モデル。GoPro HERO5 BLACKと同様にハウジングなしで10m防水となっており、電子式手ブレ補正も搭載。動画は4K記録に対応しています。
機能は前モデルから大幅にアップしていながら、価格は3万6000円(税抜)と低めの設定。発売日はこちらも10月3日の予定です。
初のドローン「KARMA」
ドローンのKARMAはGoProを装着して撮影が可能。本体前方にある3軸スタビライザーは取り外しが可能になっており、そのまま手持ちのスタビライザーとして使用することもできます。
収納時にプロペラを外さずにそのままケースに入れることができ、可搬性に優れた設計となっています。また、ディスプレイ付きのコントローラーが付いており、スマホを利用せずとも画面を見ながら操作ができるなど、使い勝手はかなり良さそう。
発表会では、KARMAはドローンではなく、GoProのアクセサリーのひとつだと説明されましたが、それも納得できるほどGoProシリーズにマッチした仕様になっています。
ほかにも、写真をスマホに取り込んだり、カメラを操作したりするアプリ「CAPTURE」が新たに発表され、動画編集アプリの「QUIK」とともに使用することで、コンテンツの編集や共有性が強化されています。
また、GoProで撮影した動画や静止画をクラウドで管理ができるGoPro Plusも発表されました。
ボイスコントロールの操作の様子を動画で撮影してきたので、ご覧ください。