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2022/4/25 18:30

Ankerが春の新作発表会を開催! 同社初の照明一体型プロジェクターなどが登場

Ankerは春の新製品として、同社初の照明一体型プロジェクター「Nebula Nova」、モバイルバッテリーとスタンドが一体化した「Anker 633 Magnetic Wireless Chager(MagGo)」などを発表しました。4月13日には発表会も開催され、夏以降に登場する予定の製品も複数登場。目玉となる製品を中心に、ピックアップして紹介します。

 

Android TVを搭載した照明一体型プロジェクター「Nebula Nova」

コロナ禍の2021年、同社史上過去最大の成長を遂げたAnker。その成長をけん引したもののひとつが、世界70か国ですでに100万台を売り上げているプロジェクター「Nebula」シリーズです。この春、そのラインナップに、同社初となる照明一体型モデル「Nebula Nova」が仲間入りしました。

↑照明一体型モデル「Nebula Nova」

 

本機の第一の特徴は、照明一体型プロジェクターとして、世界で初めてAndroid TVを搭載したことです。このAndroid TVを通して、NetflixやAmazon Prime Video、YouTube、TVer、Disney+など、3600以上のアプリに対応しています。また、スクリーンまで十分な距離が確保できない狭い部屋にも設置できるよう、短焦点での投影を実現しています。具体的には、スクリーンまでの距離が1.8mあれば100インチの大画面で投影可能です。垂直・水平両方向への台形補正ができるほか、最大で32.7度下まで投影角度を下げられるなど、スクリーンの位置に応じて投影方法を調節できます。部屋の狭さや設置環境が理由でホームプロジェクターを諦めていた方にも、導入しやすいアイテムとなっています。

 

↑照明を全灯しながら映像を投影。映像の明るさはかなりのもので、暗くない環境でもスクリーンを視認できます

 

タッチアンドトライでその映像を見たところ、十分な明るさを確保できているのが最も印象的でした。カーテンを閉めていれば、昼間でも映像を十分楽しめるので、その意味でも使い勝手が良さそうです。また、10Wのドルビースピーカーを2台搭載しているため、音の圧力感が強烈。天井に音源があるため、部屋全体に響き渡る印象を受けました。Nebula Novaの発売はすでに開始されており、価格は9万9990円です。

 

なおNebulaシリーズからは、同社初のレーザー光源を搭載したハイスペックモデル「Nebula Cosmos Laser」(16万9900円)と、その4K対応モデルである「Nebula Cosmos Laser 4K」(24万9900円)も同時に発表されました。このレーザー光源はNebula Novaの2倍以上の明るさを誇っており、映像の鮮やかさや透明感という点で、抜きん出た存在です。Nebula Cosmos Laserシリーズの発売は、6月8日を予定しています。

↑Nebula Cosmos Laser。両サイドの側面はスピーカーになっています

 

家でも外でも使える、モバイルバッテリー&スタンドの一体型モデル

↑「Anker 633 Magnetic Wireless Chager(MagGo)」

 

強力なマグネットでスマホをしっかりホールドすることがウリの、iPhone 12・13向けワイヤレス充電器シリーズ「MagGo」。このシリーズからは、モバイルバッテリーとスタンドが一体化したモデル「Anker 633 Magnetic Wireless Chager(MagGo)」が登場しました。普段はデスク上で使用するスタンド型充電器&パッド型充電器として、外出時には5000mAhのモバイルバッテリーとして、24時間活躍するモデルです。

↑モバイルバッテリー部分は取り外しが可能

 

スタンド部分もワイヤレス充電器になっているのが特徴で、こちらはワイヤレスイヤホンを充電することを想定したものになっています。なお、モバイルバッテリー部分のマグネットには十分なホールド力があるので、スマホを横向きに設置しても落下しません。

↑スタンド脚部上面もワイヤレス充電に対応しています。最大出力は、モバイルバッテリー部分が最大7.5W、スタンド部分が5Wです

 

モバイルバッテリーとしては従来モデルから27%の薄型化しており、順当に進化しています。価格は1万2990円で、すでに販売中です。

 

メガネ一体型スピーカー、同社初の3Dプリンターなど新製品続々登場予定

これらのほかにも、発売はまだまだ先ながら、複数の製品の登場が予告されました。注目度が高そうなところをピックアップして紹介します。

 

まずは、メガネ一体型スピーカー「Soundcore Frames Cafe」と、そのサングラスモデルである「Soundcore Frames Landmark」(ともに1万9990円/6月1日発売予定)。左右の耳に2つずつ、計4つのスピーカーを搭載したこのモデルは、ウェアラブルスピーカーながら、空間を感じさせる音を響かせることをウリにしています。メガネモデルはブルーライト20%カットレンズを採用しているうえ、通話にも対応しているので、PC作業のお供としてピッタリ。音量50%くらいであれば音漏れも少ないので、オフィスなどでも十分使用できそうです。

↑メガネモデル、Soundcore Frames Cafeを装着した様子。フレームは多少太いですが、通常のメガネと外観は変わりありません

 

また、発表会会場で大きな存在感を放っていたのが、一般的な3Dプリンターの5倍の速さで動作するという、同社初の3Dプリンター「AnkerMake M5」(9万9990円/2022年冬頃発売予定)です。0.1mm単位での正確性を実現しているというその印刷は非常にきめが細かく、家庭用3Dプリンターにありがちな粗さを感じさせません。AI認識機能を搭載したカメラが内蔵されており、目詰まりなどのトラブル検知時に自動で作業を中断するため、材料の無駄遣いが発生しないというのもユニーク。まだ大きくは普及していない家庭用3Dプリンターですが、ゲームチェンジャーになりうる一台かもしれません。

↑AnkerMake M5

 

ほかには、同社の家電ブランドEufyシリーズ初の自動ごみ収集ステーション付きロボット掃除機「Eufy RoboVac L35 Hybrid+」(6万9990円/7月上旬発売予定)、ドライヤーさえも動かせる超強力ポータブル電源「Anker 757 Portable Power Station(PowerHouwse 1229Wh)」(16万9900円/予約販売中、5月24日一般販売開始予定)などが発表されています。

↑Eufy RoboVac L35 Hybrid+(左)。拭き掃除もできる、ハイブリッドモデルです。右は、自動ごみ収集ステーション非搭載のEufy RoboVac L35 Hybrid(4万9990円/7月上旬発売予定)

 

↑Anker 757 Portable Power Station(PowerHouwse 1229Wh)

 

モバイルバッテリーメーカーとして走り出し、プロジェクターやスピーカー、家電にもラインナップを広げているAnker。3Dプリンターへの参入を発表するなど、更なる拡大を続ける同社の取り組みから、引き続き目が離せません。

 

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