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2022/5/16 12:30

Google「Pixel Watch」、3年前のプロセッサーが搭載されるかも……

先日Googleは、同社初のスマートウォッチ「Pixel Watch」を公式に発表。まだ発売が数か月先のため、具体的な仕様には軽く触れただけで、内蔵チップなどは謎に包まれたままです。

↑Googleから

 

ですが米9to5Googleが独自の情報源から、実はPixel Watchが2018年のサムスン製Galaxy Watchと同じExynos 9110チップを搭載している可能性が高いと報じています。

 

昨年末からPixel Watchにサムスン製のチップセットが使われる可能性が高いと噂されており、最新のGalaxy Watch 4に搭載されたExynos W920が使われると推測されていました。これにより、最新鋭に近い5nmプロセスで製造された「Cortex-A55」を2つ搭載した処理能力と省電力性能が実現すると期待されていたわけです。

 

しかしExynos 9110は10nmプロセス製造で、2つのCortex-A53コアを搭載したもの。サムスンはその後継機にあたるExynos W920を発表した当時「CPU性能は約20%、グラフィック性能は前モデルの10倍」とアピールしていました

 

なぜ、Googleが3年前のチップを使っている可能性が高いのか? それはPixel Watch開発プロジェクトが少し前に始まっていたから、だそうです。ちょうど初期開発の頃は9110が登場したばかりだったものの、Exynos W920が発表された頃には(すでにサムスンが他社に提供していると仮定して)Pixel Watchのコア部分を変更できなくなっていたと憶測されています。

 

このExynos 9110は初代Galaxy Watch(2018年秋に発売)に初採用され、2019年のGalaxy Watch ActiveとActive 2、そして2020年夏発売のGalaxy Watch 3にも搭載されています。

 

もっとも、チップセットの新しさが全てではありません。以前サムスン製ウォッチのOSはTizenのため、WearOSとなったPixe Watchでは性能やバッテリーの持ちが改善されている可能性もあります。またGoogleのPixel 6シリーズに搭載されたTensorチップも、世代の古いCortex-A76コアが使われており、それでもソフトウェアの最適化により十分なパフォーマンスが引き出せている実例もあります。

 

その一方、サムスンは次期スマートウォッチ「Galaxy Watch5」を準備中であり、大画面かつ大容量バッテリーを搭載するとの噂もあります。かたやPixel WatchではPixelスマートフォンとの連携やフィットネス機能の充実が予告されており、サムスンとGoogleは「高性能 VS. サービスの充実」で競い合うことになるかもしれません。

Source:9to5Google