グーグル初のスマートウォッチ「Pixel Watch」はバッテリーが最大24時間持つと謳われていますが、発売直後はどのような使用条件かは明かされていませんでした。「生産開始前のハードウェアとソフトウェアを使用したテストに基づく目安の最大値です」とぼやかされていたのです。
ようやくグーグルが、どんな使い方をした場合に24時間バッテリーが持つのか、その条件を公開しました。
具体的には「Google Pixel Watch の充電とバッテリー駆動時間の向上」の記事が更新され、24 時間のバッテリー駆動時間が算出されるのは以下の使用状況のもとだと述べられています。
- 240 件の通知受信
- 280 回の時刻確認
- LTE 接続時の 5 分間の通話
- ダウンロードした YouTube の音楽を再生しながら 45 分間のワークアウト(LTE 接続および GPS 使用)
- Bluetooth を介してスマートフォンに接続した状態で 50 分間のナビ(Google マップ)
- デフォルトの設定(「常に表示状態のディスプレイ」がオフなど)で構成されたスマートウォッチ
このうち注目すべきは、「常に表示状態のディスプレイ」つまり常時ディスプレイがオフにならないAOD(常時表示)設定をオフにする「など」と言及されている点でしょう。もっとも米9to5Googleによれば、AODを有効にした状態でもバッテリーが24時間以上も持ったそうです。
ちなみにApple Watch Series 8などは、以前から「1日のバッテリー駆動時間は、18時間の間に90回の時刻チェック、90回の通知、45分間のアプリ使用……」と使用条件をオープンにしていました。
ともあれ通知240件や280回の時刻確認(1時間に約12回チェック)しても24時間も持つなら、通勤通学や日帰り旅行ぐらいでは電池切れの心配はないはず。PixelスマートフォンやAndroid端末の良きお供にできそうです。
Source:Google Pixel Watchヘルプ
via:9to5Google