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2022/12/9 19:45

AirDropの10分通信制限、中国から全世界に適応へ

アップルが中国にて導入したワイヤレス通信機能「AirDrop」の10分間の通信制限が、「iOS 16.2」にて全世界へと適応されると、海外テックサイトのMacRumorsが伝えています。

↑Koshiro K / Shutterstock.com

 

AirDropでは周囲のアップル製デバイスと、ファイルやテキスト、画像などをワイヤレス通信にて送受信することができます。一方で中国ではデモでの情報拡散にAirDropが使われたこともあり、iOS 16.1.1にて「すべての人」との通信が10分に制限されていました。

 

現在ベータ版が配布されているiOS 16.2では、AirDropの「すべての人」との通信の10分間制限が、すべての地域で適応されることになります。AirDropのメニューには「受信オフ」「連絡先のみ」「すべての人と10分間」が表示され、10分間が経過すると「連絡先のみ」に自動で切り替わります。

 

AirDropでは以前より、いたずら目的で画像を送りつけられるなどの問題もありました。10分間の時間制限はその意味でも、役立つケースがあるのかもしれません。

 

Source: MacRumors