今年秋に発売とみられる「iPhone 15」のうち最上位モデルの「iPhone 15 Pro Max」は、ペリスコープ望遠カメラが搭載され、高い光学倍率ズームが実現すると噂されています。これはレンズやミラーにより光の向きを変え、本体に対して横方向にレンズを配置することで、スマートフォンの厚みを抑えつつ高倍率の光学ズームを実現できるしくみです。
そんなiPhone 15 Pro Maxに、可変ズームレンズを備えた望遠カメラが搭載される可能性が浮上しています。
この噂は、TwitterユーザーのRevegnus氏(@Tech_Reve)が発信しているものです。それによれば、iPhone 15 Pro Maxには前モデル(iPhone 14 Pro Max)と同じイメージセンサーが採用されつつ、「可変ズーム」が搭載されるそうです。
iPhone 15 Pro max,
Same image sensor as its predecessor
Telephoto camera with variable zoom— Revegnus (@Tech_Reve) April 15, 2023
サムスンのGalaxy S23 Ultraは光学3倍ズーム(解像度10MP)と光学10倍のペリスコープ望遠カメラ(10MP)を1ずつ搭載しています。これに対してiPhone Pro Maxの望遠カメラは1つで、光学的に3倍までしかズームできません。
すでに可変ズーム機構は、ソニーのXperia 1 IIIにも搭載されています(ソニーの用語では「可変式望遠レンズ」)。レンズが動くことで、2種類の光学倍率(2.9倍と4.4倍)を切り替えられるわけです。
ちょうどサムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S24 Ultra」も可変ズームカメラを1つだけ搭載すると噂されていましたが、iPhone 15 Pro Maxも同じアプローチを取るのかもしれません。
もしも今回の噂話が本当であれば、iPhone 15 Pro Maxは2つの光学倍率ズームを使い分けられるはず。様々な新機能やチタン製のフレームを採用するため高額になるとの噂もありますが、その価格に見合った高性能になると期待したいところです。
Source:Revegnus(Twitter)
via:PhoneArena