「iPhone 15」の生産がインドで始まる、とBloomberg(ブルームバーグ)が報じています。
現在、Apple(アップル)はiPhoneを複数の国で製造しています。例えば、「iPhone 14」シリーズは中国だけでなく、2022年9月下旬からインドでも生産が開始されました。
Bloombergによれば、正式発表前のiPhoneが中国以外の国で生産されるのは、iPhone 15が初めてとのこと。生産はインドのタミル・ナードゥ州スリペルムブドゥールにある、台湾Foxconn(フォックスコン)の工場で進められています。また、中国工場でiPhone 15の出荷が始まると数週間後にはインド工場からの出荷が始まり、インドと中国の製造オペレーションの差はさらに縮まるようです(従来では半年〜9か月の差がありました)。
Appleはサプライチェーンの中国への依存を解消する動きを見せており、iPhone 15のインド生産もその一環です。2024年末までには「AirPods」の製造もインドで始まり、「iPad」や「Apple Watch」もそれに続くなど、同社のインドへの注力はさらに高まりそうです。