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Apple
2023/9/14 10:45

「iPhone 15」標準モデルのUSB-C、転送速度がProモデルの20分の1だった…

アップルは9月13日深夜のイベントで、標準モデルiPhone 15とiPhone 15 Plusを発表。これらの新デバイスは従来のLightningコネクタに代えてUSB-Cポートを搭載していますが、依然としてケーブル接続でのデータ転送速度は最大480Mbps、つまりLightningコネクタと同じであることが明らかとなりました。

↑注目のUSB-Cポートの性能は?(画像提供/Apple)

 

この事実は、イベント終了後公式サイトに掲載された技術仕様で確認できます。そこには「USB 2(最大480Mb/s)」と明記されていますが、Lightningと全く同じ数値となっています。

 

かたや上位モデルのiPhone 15 ProとiPhone 15 Pro MaxもUSB-Cポートを搭載していますが、これらはケーブル経由で高速なUSB 3に対応し、最大10Gpsのデータ転送速度をサポート。つまり、標準モデルと比べて約20倍もデータ転送が速いことになります。

 

もっとも、最近のiPad Proは最大40Gbpsの速度が出るThunderboltに対応していますが、iPhone 15 Proは残念ながら対応していません。また、iPhone 15 ProでUSB 3での転送速度を実現するには、アップル純正のThunderbolt 4 Proケーブル(1m)など、対応ケーブルを本体とは別に買う必要があります。

 

iPhone 15シリーズは、全モデルとも9月15日午後9時から予約注文受付が始まり、9月22日に発売されます。それまでに、自分に必要なモデルはどれかをよく考えておきたいところですね。

 

Source:Apple
via:MacRumors