最近の高級スマートフォンは、高リフレッシュレートの120Hz(1秒間に120回、画面を書き換え)対応モデルが増えています。例えば、サムスンのGalaxy S23シリーズでは全モデルが120Hzで表示可能。

しかし、今年のiPhone 15シリーズでは、iPhone 15 ProとiPhone 15 Pro Maxしか120Hzに対応していません。そして、2024年の標準モデル「iPhone 16」や「iPhone 16 Plus」も120Hzで表示はできないと著名リーカーのRevegnus氏が主張しています。
同氏がXでシェアした情報によれば、iPhone 16とiPhone 16 Plusは引き続き60Hz止まりとのこと。ただし、「ディスプレイ部品の一部は改良されている」と述べています。
https://twitter.com/Tech_Reve/status/1726136966885056520?s=20
高リフレッシュレート対応の画面はコストが高くなり、ひいては標準モデルの値上げにもつながります。Proモデルよりなるべく費用を低く抑え、かつ性能の差を維持するためには、60Hzに留まることが必要とも推測されます。
その一方、気になるのがiPhone 16 Proモデルの画面サイズでしょう。以前にディスプレイ専門アナリストのRoss Young氏は、両モデルがそれぞれ約6.2インチおよび6.8インチになり、iPhone 15 Proモデルより大きくなると主張していましたが、今回のうわさと概ね一致しています。
また、同氏は2025年の「iPhone 17」シリーズでは全モデルが120Hz対応になると予想していました。こちらもRevegnus氏とほぼ符合。おそらく別の情報筋から得たデータとも思われ、それだけに信ぴょう性も高そうです。
リフレッシュレートを高くすると、画面スクロールやゲームの動きが滑らかになる一方、バッテリーの消耗も激しくなります。60Hz表示はバランスが良いのかもしれません。
Source: Revegnus(X)
via: Sammobile