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2024/10/17 6:30

かなりの良コスパでは? 満充電わずか19分、ライカ共同開発のトリプルカメラ採用「Xiaomi 14T シリーズ」

シャオミ・ジャパンは10月10日、ライカと共同開発したトリプルカメラシステムを搭載するハイエンドスマートフォン「Xiaomi 14T シリーズ」を発表しました。発売は、「Xiaomi 14T Pro」が11月下旬以降、「Xiaomi 14T」が12月中旬以降の予定。

 

記事のポイント

ハイエンドスマホとしてはコスパを抑えた注目製品で、「Xiaomi 14T Pro」は11万円切りとかなりの良コスパ。写真性能にこだわるユーザーは大いに検討すべきでしょう。

 

シリーズモデルは「Xiaomi 14T Pro」および「Xiaomi 14T」の2機種。ディスプレーはリフレッシュレート144Hz、約6.7インチの有機ELパネルを採用し、IP68相当の防水・防塵に対応、おサイフケータイが利用可能といった共通点を備えます。

↑ライカ共同開発のトリプルカメラシステムを搭載。上位モデルと下位モデルでイメージセンサーが異なります

 

Xiaomi 14T Proは、搭載SoCがMediaTek Dimensity 9300+ で、メモリ/ストレージ構成は12GB/256GB、12GB/512GBをラインナップ。バッテリー容量は5000mAhと大容量で、120Wの超急速充電により、わずか19分間の充電で0%からの満充電が可能としています。加えて、充電回数(充電サイクル)が1600回に達しても80%の最大容量を維持できるとのこと。無線通信は最新規格のWi-Fi 7に対応します。

 

前述したライカ共同開発のトリプルカメラシステムに加え、Xiaomi 独自の1/1.31インチ大型イメージセンサー「Light Fusion 900」を搭載。望遠ズームは最大2.6倍、デジタルズームは30倍で、様々な画角の撮影が可能となっています。自然なボケ効果を高めたポートレート撮影モードに加え、動画撮影では「映画モード」を搭載。デフォルトで2.39:1のフィルムアスペクト比となり、映画のような背景ぼかし効果、自動焦点切り替え機能などにより、映画や物語のような動画を撮影しやすくなっています。

 

本体サイズは約75×160×8.4mm、重量は約209g。販売価格は12GB/256GBモデルが10万9800円、12GB/512GBモデルが11万9800円 。

↑2モデルとも急速充電が可能ですが、上位モデルはわずか19分で充電が完了するとのこと

 

Xiaomi 14Tは、SoCにMediaTek Dimensity 8300-Ultraを搭載し、メモリ/ストレージ構成は12GB/256GBのみ。バッテリー容量は5000mAhですが、こちらは急速充電が67Wまで対応で、50分間で満充電が可能としています。無線通信はWi-Fi 6Eに対応。

 

トリプルカメラシステムは画素数こそ上位モデルと共通ですが、イメージセンサーは ソニー製の「 IMX906 イメージセンサー」(1/1.56インチ)になり、望遠ズームは最大2倍とややスペックを抑えています。

 

本体サイズは約75.1×160.5×7.8mm、重量は約195g (レモングリーンのみ約193g) 。

 

シャオミ・ジャパン
Xiaomi 14T Pro
実売予想価格:10万9800円(税込)~