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2024/12/6 11:00

40代のうち3人に1人が”高血圧リスク”。 医師に聞く「ウェアラブル血圧計」から始める最新健康管理

Sponsored by ファーウェイ・ジャパン株式会社

 

日本人のおよそ3人に1人が「高血圧症」と推定されている現代。とくに男性は40代から、女性でも50代から高血圧症患者は増える傾向で、それまで健康だった人でも注意が必要となってきます。

 

一方で、自分が高血圧であるという自覚がない人も多くいます。純粋に気づいていないこともあると思いますが、健康診断で血圧が高いとわかっても、「たまたま今回だけ」「緊張したから数値が高く出た」「健康被害がないので気にしていない」と、目を背けてしまう人も少なくありません。本当にたまたまであればいいのですが、常に血圧が高い状態では、脳梗塞や心筋梗塞、腎臓障害、動脈硬化などのリスクが高まります。こういったリスクをなんとなく知ってはいても、高血圧にしっかり向き合えている人は多くないのではないでしょうか。

↑自動血圧モニタリングに対応する「HUAWEI WATCH D2 ウェアラブル血圧計」

 

近年、血圧測定技術は大きく進歩しており、「HUAWEI WATCH D2 ウェアラブル血圧計」のように、小型の腕時計型デジタルガジェットで管理医療機器として認証を受けたものが登場しています。安静かつ測定姿勢を取った状態で日中の血圧を測定する「自動血圧モニタリング」により、別途専門的な計測器具を準備しなくとも、普段の生活の中で無理なく血圧を測る機会を作り出すことができるのは大きなメリットです。加えて、その他の健康管理用の機能(夜間の血圧測定・血圧以外の健康管理機能など)を多数搭載し、使い勝手のいい総合健康管理デバイスになっています。

 

では、高血圧と向き合うのになぜ血圧のモニタリングが重要なのか、日常的な血圧計測によって健康管理がどう変わるのかを、高血圧の専門家である医師・執行 秀彌(しぎょう ひでや)先生にうかがいました。

 

 

スマートな血圧測定を可能にする「HUAWEI WATCH D2 ウェアラブル血圧計」

血圧と健康管理の関係についてうかがう前に、「HUAWEI WATCH D2 ウェアラブル血圧計」について簡単に紹介しておきましょう。

↑一般的なスマートウォッチらしい機能に加え、心拍数や血中酸素レベル、睡眠トラッカー、アクティビティトラッカー、HUAWEI Healthアプリによるヘルスケアチェックといった豊富な健康管理機能も利用可能

 

軽くてコンパクトなスリムデザインとなっているため、一見するとよくある普通のスマートウォッチにしか見えません。しかし、マイクロポンプを内蔵し、バンド(カフ)部分で加圧することにより、一般的な手首式血圧計と同様の血圧測定が可能となっています。測るのも簡単で、装着した腕を胸に当てるよう斜めに持ち上げ、測定ボタンをタッチするだけです。

 

自動血圧モニタリング機能により、1日の血圧変動を手軽に測定可能なのが最大の特徴。その他の健康管理機能として、心拍数や血中酸素レベル、睡眠トラッカー、アクティビティトラッカー、HUAWEI Healthアプリによるヘルスケアチェック、食事管理などの機能も搭載しており、高機能な活動量計としても魅力的な製品となっています。このほか、スマートウォッチとしての機能が搭載されており、スマホの通知確認、Bluetooth接続による通話、音楽再生の操作といったことも可能です。

 

以前から比較的手軽に測れる手首式の血圧計はありますが、サイズが大きく、常時装着しておくものではありません。あくまで測りたいときに装着して使うものです。これに対し、HUAWEI WATCH D2は普段から使えるスマートウォッチとなっているため、常時装着していても違和感がありません。日常生活で気になったときにすぐ測れるため、血圧の日常的な管理に便利です。

 

わざわざ持ち歩かなくていいうえ、装着する手間もなく手軽に測れるというのは、一般的な血圧計にはないメリットといえるでしょう。

 

なぜ、日常における血圧測定が重要なのか

漠然と「高血圧=いけないもの」という認識はあるものの、なぜ血圧が高くなるのか、なぜ高血圧が続いてしまうのが問題なのかは、意外と知らない人も多いのではないでしょうか。

 

まずはこの点について、執行先生がわかりやすく説明してくれました。

↑執行 秀彌(しぎょう ひでや)先生。兵庫県「しぎょう循環器内科・内科・皮膚科・アレルギー科」院長を務める高血圧の専門家

 

「歴史を紐解いてみると、人類は敵と戦う、もしくは逃げるといった行動をするときに、血圧をバッと上げて瞬時に判断・行動できる人が生き残ってきました。そのため、基本的に我々は血圧を上げる能力が高いのです。しかし今の時代、争いが減ったり医療が進歩したりといったこともあって、多くの人が長生きできるようになってきています。その結果何が起きたかというと、本来生き残るのに必要だった血圧の上昇で心臓や血管を痛めてしまい、その結果命を落としてしまうというパラドックスに陥ってしまっているんです」(執行)

 

血圧を高くできるというのは、生きるうえで必要な能力ではあるものの、心臓や血管などを痛めてしまうリスクもある、という点が問題になるとのこと。

 

では、どういった人が高血圧になりやすいのでしょうか。

 

「人間の体を単純に考えると、中心に血管があり、周囲に肉があるという「ちくわ」みたいなものです。肉が薄ければ、圧力が低くてもジワッと血液が染みて全身に届くのですが、肉が厚いと、より高い圧力をかけなければ、肉の端まで血液が届きません。これと同じで、やせている人よりも、太っている人の方が高血圧になりやすい」(執行)

 

体形以外の要素としては、やはり食事の影響が大きいとのこと。

 

「食事、とくに塩分量の影響が大きいです。たとえば以前勤めていた病院の患者さんで、ラーメンの記事を書いているライターさんがいたのですが、この方は痩せててスタイリッシュな体形にもかかわらず高血圧だったんですね。仕事柄、年中ずっとラーメンを食べるわけです。そうすると、どうしても塩分摂取量が増えてしまい、血圧が上がりやすくなってしまう」(執行)

 

なお、塩分ほどではないものの、運動や睡眠などの影響もあるそうです。睡眠時間が長すぎてもよくないというデータはあるものの、一般的には8時間前後しっかり眠れているのが理想。ただし、いくら睡眠時間が十分でも、睡眠時無呼吸症候群の方だと、血圧が上がりやすい傾向があるとのことでした。

 

塩分を控えた食事と、適度な運動、質のいい睡眠が、高血圧予防に重要なポイントといえそうです。

↑自身も血圧測定を習慣にしているという執行先生。「加齢により血圧が上がっていくのは仕方ないことだが、しっかり状態を把握しておくのが大事」とのこと

 

高血圧のリスクや原因、予防のポイントが分かっていても、「具体的な影響が漠然としすぎていて、いまいち何を怖がっているのかわかりにくい」という人もいるのではないでしょうか。とくに中高年のビジネスパーソンにとって、実際にどういった問題が起こりやすいのかをうかがいました。

 

「実は、血圧が高くなると元気が出て、仕事もバリバリできたりします。その瞬間だけならいい影響もありますが、高血圧が続くと少しずつ動脈硬化が進行していき、ある日、突然血管が詰まったりする。その結果、脳梗塞や心筋梗塞などが起こってしまうわけです。男性だと50代前半から、女性だと50代後半から増えていくことが多いです。

 

高血圧が続くと血管が痛み、動脈硬化が進行。血管が硬くなると、圧をかけないと血液が廻らなくなるため、血圧が上昇。血圧が上がると血管が痛んで動脈硬化がさらに進行する……という悪循環に陥ってしまいます」(執行)

 

一般的な社会人が50代になると、重要なポストを任されている場合もしばしばあるため、周囲への影響も小さくありません。仕事であればプロジェクトが止まってしまいますし、家庭であれば収入減、治療費や看護などの負担が増えるといった影響があるでしょう。

 

こういった問題を避けるには、普段から高血圧予防を心掛け、そもそも高血圧になりにくい生活をするというのが大切です。しかし、いくら頑張ったところで、加齢による影響は避けられません。ではどうすればいいのでしょうか。ここで重要となるのが、日常的に血圧を測っておくことだと、執行先生は言います。

 

「加齢で血圧が上がっていくのは仕方がないことです。しかし、日常的に血圧を測っていれば、危険水準に近づいていることにいち早く気づけます。このとき、じゃあ体重を絞ろうとか、塩分をもっと控えようとか、自分でコントロールしやすくなるわけですね。また、早めに病院で受診できれば、血管がまだ痛みきっていない状態で治療を開始できます。予防や治療の観点からも、まずは血圧を把握しておくというのが大切です」(執行)

 

 

これまでの血圧計とウェアラブル血圧計はどう違う?

↑「HUAWEI WATCH D2 ウェアラブル血圧計」では、一日に複数回の血圧測定を行いつつ、その履歴を簡単に確認可能

 

血圧を測るだけが目的であれば、一般的な上腕式や手首式の血圧計が利用できます。では、常に身に着けていられるウェアラブル血圧計だからこそのメリットはどこにあるのでしょうか。

 

これを知るため、まずは、普段患者さんに勧めている血圧の測定方法がどういったものか、どんな問題があるのかをうかがいました。

 

「血圧は日々の変動を把握することが大切なので、朝の食事前と寝る直前の1日2回、それぞれ2回測定した平均を記録してもらうのが基本です。でも、当然皆さん忙しいですし、測るのを忘れてしまいがち。しかも完璧を求めると、完璧にできないとわかった瞬間、やらなくなってしまう可能性が高くなります。つまり、1回でも測り忘れたら、それ以降まったく測らなくなってしまうという問題があるんです。ですので、ふだんは『朝だけでもいいよ』『2回平均ではなく1回だけでもいいよ』などと患者さんに伝えて、可能な限り毎日データが残るようお願いしています」(執行)

 

「また、血圧の測り方でよく聞かれるのが、『連続して2回、3回と測っても、測るごとにまったく違う数値が出る。どれが正しいのかわからない』ということ。血圧計で測れるのは、あくまでその瞬間だけ。そのため、3回測って3回とも違った数値になっても、どれが間違いといったことはないんです。血圧で大切なのは毎回の変動ではなく、長期間での変化を把握することですから、記録を残していくことが大切なんですね」(執行)

 

血圧計の使い方は、腕や手首に装着して、測定ボタンを押すだけと簡単です。しかし、血圧計が置いてある場所まで移動して装着し、リラックスしてから測定して数値をノートなどに記録する……という作業は、とくに朝の忙しい時間だと難しいという人も多いと思います。

↑実際に血圧を計測する執行先生。「計測のための姿勢を取る必要はあるものの、手間はそれぐらいなので非常に使いやすい」とのこと

 

ウェアラブル血圧計なら、最初から腕に装着されているため、わざわざ機器を取りに行き、装着する手間がありません。また、血圧のデータも自動で記録されますから、やることといえば測定ボタンを押すだけ。このハードルの低さに加え、「1日の異なる時間帯に何度も測れる」といった点もウェアラブル血圧計のいいところだと執行先生は指摘します。

 

「朝晩2回の測定だけだと、その間の血圧変動は問診などから予想するしかありません。これに対し1日の変動がわかると、血圧を下げる薬を飲んでもうまく効いてない時間帯、下がり過ぎている時間帯などを確認できるようになります。これが把握できれば、薬の種類を変えたり、飲む時間や量を患者さんごとに合わせられるので、大きな血圧変動の波を抑えられます。つまり、血管へのダメージが抑えられるわけです」(執行)

 

すでに、1日の血圧を15~30分ごとに自動で測る検査として、「24時間自由行動下血圧測定(ABPM)」というものがあります。一方でこの検査では、上腕にカフ、腰にデータを記録する測定器の装着が必要となるのがネック。身に着ける機器として大きいですし、活動のジャマになってしまいがち。お風呂に入るのも難しいですし、着脱も一人では苦労します。

 

医療機器とまったく同じ機能とは言えませんが、HUAWEI WATCH D2は「自動血圧モニタリング機能」を搭載。定期的に血圧を自動測定し、1日の血圧変動をチェックできる上、装着する機器はHUAWEI WATCH D2だけです。

 

「患者さん自身が血圧の変動を把握できていれば、この時間帯で血圧が高くなる、といった相談を医者にできるようになります。そうなれば、予想ではなく、より確実なデータに基づいた1つ上のレベルの治療ができるようになるでしょう」(執行)

 

医師の目から見て、ウェアラブル血圧計はどれほど効果的なのか

↑「上腕式の血圧計と比べても、精度はそこまで大きく変わらないと感じた」という執行先生

 

「普段使っている上腕式の血圧計と同時に測る、というのを1週間くらい続けてみたのですが、大きく差が開いても10mmHgくらいで、ほとんどの場合一桁くらいしか変わりませんでした。手首式ということもあって、もっとずれが大きくバラツキがあるものだと思っていたのですが、この結果には驚きました」(執行)

 

HUAWEI WATCH D2には血圧測定だけでなく、心拍数計測機能も搭載されています(編注:あくまで健康管理機能であり、医療目的では使用できません)。心拍数は運動強度の目安になったりもしますが、健康管理上でも役立つことはあるのでしょうか。この点をうかがうと、不整脈の早期発見に役立つことがあるとのことでした。

 

「普段なら70くらいの心拍数の人が、急に120以上に上がると、不整脈が起こった可能性が高くなります。運動や緊張でも心拍数は上がりますが、この場合は徐々に心拍数が上がっていきます。これに対し不整脈は、いきなり急激に心拍数が上がるという特徴があるからです」(執行)

 

最後に、執行先生にどんな人に「HUAWEI WATCH D2 ウェアラブル血圧計」を使ってほしいかと尋ねたところ、「血圧検査で引っかかった人にはぜひ使って欲しい」という答えが返ってきました。

 

「すでに血圧計を買って測っているという人は、高血圧だという現実を受け入れ、これから医者と一緒に治療していくんだと覚悟を決めた人なんですね。その手前、検診で血圧が高めだから気を付けましょうと言われたくらいの人は、ほとんどが血圧計を買って測ったりしませんし、治療も受けません。翌年の検診まで、とりあえず塩分を控えようとか、軽い運動を続けようという目標を立てるくらいです」(執行)

 

ただし、これだと続いたとしても3か月くらいで、1か月以内にほとんどの人が脱落してしまうとのこと。手元に血圧計がないので効果もわかりませんし、仕方がない部分もあるでしょう。

 

しかし、HUAWEI WATCH D2ならスマートウォッチとして日常で使えるという強みがあります。その中の1つの機能として血圧計があると考えれば、単機能の血圧計を買うよりもハードルが下がるわけです。

 

「繰り返しになりますが、自分のだいたいの血圧を把握しておくのは、特に中高年世代にとっては非常に大事なことです。日頃からしっかり血圧を計測しておけば、早めに動脈硬化進行のサインが発見できますし、その後の治療も早く始められます。多くの人に、日常での血圧計測を習慣づけてみてほしいですね」(執行)

 

健康に不安を覚えはじめる40代から使いたい

 

インタビューを通し、高血圧のリスクと健康への影響を知れば知るほど、運動、睡眠、そして血圧のチェックが重要だということを痛感します。

 

中高齢の健康管理の一助となる「HUAWEI WATCH D2 ウェアラブル血圧計」ですが、測定したデータはウォッチ上で確認できるほか、スマホアプリの「HUAWEI Health」を使うと、家族や友人などとデータを共有することも可能です。例えば、血圧や心拍数が急激に高くなったときのアラートを家族のスマホに出せるようにしておけば、体調の急激な変化……たとえば、意識を失って倒れたといったようなことをいち早く知ることができます。

 

健康が気になるビジネスパーソンはもちろんですが、高齢の親世代へのプレゼントなど、普段の健康管理や見守り用としても活躍してくれそうです。

 

【HUAWEI WATCH D2 ウェアラブル血圧計 販売情報】

12月6日より、クラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」にて先行して予約販売を開始。

早割にて先着にて16%~20%OFFでお得に購入可能です。

実機は下記店舗にて展示しております。ぜひご体験ください。

 

■SHIBUYA TSUTAYA

東京都渋谷区宇田川町21-6 4階 SHARE LOUNGE内

■蔦屋家電+

東京都世田谷区玉川1丁目14番1号 二子玉川ライズ S.C. テラスマーケット

■b8ta Tokyo – Yurakucho

東京都千代田区有楽町1-7-1 有楽町電気ビル1階

■b8ta Tokyo – Shibuya

東京都渋谷区渋谷1丁目14番11号 小林ビル1階

■b8ta Osaka – Hankyu Umeda

大阪府大阪市北区角田町8-7 阪急うめだ本店 8階

 

▼医師など健康と血圧の専門家の声を集めた特設ページはこちら▼

https://consumer.huawei.com/jp/community/healthforward/cardiovascular/?utm_medium=press_release&utm_source=Getnavi

 

撮影/高原マサキ