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2018/4/13 14:30

近視には○○色の光が有効!? あなたが知らない“目”の秘密を学べるJINS×学研キッズネットのワークショップ

目にいいとされるバイオレットライトとは?

最後の実験に移る前に、目についてのお勉強。わたしたちの目は、角膜と水晶体によって光の屈折やピントを調整し、網膜で見ているもののピントが合って色や明暗などを識別しています。

 

正常な視力ではピントがしっかり合って遠くのものまでハッキリ見ることができますが、視力が低下すると目の眼軸長が長くなって遠くのものにピントがうまく合わなくなり、ぼやけたように見えてしまいます。この状態が「近視」です。近視を矯正するためにはメガネやコンタクトレンズをかけて、うまくピントが合うようにしなければなりません。

 

ところが、最近の研究で、日光などに含まれる「バイオレットライト」が、目の中にある「EGR1」という遺伝子を刺激して眼軸長が伸びるのを抑える働きがあることが分かりました。

 

このバイオレットライトは、紫外線とブルーライトのあいだに位置する波長の光で、従来のメガネレンズでは紫外線などと一緒にカットされてしまっていました。また、近年では窓ガラスなどにもUVカット機能が付与されているため、室内にいるとバイオレットライトを浴びにくいといえます。

 

そこでJINSでは、史上初となるバイオレットライト選択透過レンズ「J!NS VIOLET+」を開発。目によくない紫外線とブルーライトはカットしつつ、バイオレットライトだけを透過させる独自設計「光オプティマイザー」を採用しています。お子さんのメガネのレンズに「J!NS VIOLET+」を選べば、目によいとされるバイオレットライトをしっかり目に届けることができるのです。

 

ここで最後の実験。この「J!NS VIOLET+」と通常のレンズを使い、バイオレットライトの透過性をチェックしてみます。チェックには、バイオレットライトに反応して色が変わる特製ビーズを使用。まずは、ビーズの上に通常のメガネレンズを置き、その上からバイオレットライトを10秒間あてます。通常のレンズはバイオレットライトをカットしてしまうので、ライトをあててもビーズの色は変わりません。

 

続いて、レンズを「J!NS VIOLET+」に変えて、再びバイオレットライトを10秒間あてます。すると、ビーズの色がうっすら変わって、バイオレットライトが透過していることがわかります。このビーズをかばんなどに下げておけば、バイオレットライトを浴びる機会を作りやすくなりますね。

 

このビーズは、赤青メガネとともに、おみやげとして参加者全員にプレゼントされました。おうちに持ち帰って家族やお友だちと実験してみるのもいいですね。

 

専門スタッフによる無料相談コーナーも

以上で、「目のひみつを知る」ワークショップは終了。わたしたちの目の仕組みやものが見える理由、近視やその進行を防ぐバイオレットライトの存在まで、幅広い情報を学ぶことができました。小学生のお子さんには少し難しい内容もありましたが、実験を通じて興味を持って頂けたようでした。

 

ワークショップ終了後には、希望者へ無料の視力測定も実施され、JINSの専門スタッフにお子さんの視力やメガネ作りの相談などをできるようになっていました。最近では、小さいころからスマートフォンやタブレットなどに慣れ親しんでいるお子さんも多いため、目や視力のケアが大事になってきています。ご家庭でも目について親子でお話しする機会を作ってみてもいいかもしれませんね。

 

なお、次回のワークショップは、5月19日(土)に東京・豊洲の「アーバンドック ららぽーと豊洲」で、翌20日(日)に埼玉・富士見市の「ららぽーと富士見」で開催される予定。お子さんと一緒にぜひ足を運んでみて下さい!

 

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