ファッション
スニーカー
2019/2/4 20:00

靴の履き心地は「ミッドソール」で70%変わる。最高の快適性を叶えたシューズ「QUANT-U」が日本初上陸

 

なぜ日本から展開?

QUANT-Uカスタマイゼーション・プロジェクトは、18年4月にオランダ・アムステルダムにあるコンセプトストアにて期間限定で一般販売をしたり、今年1月に開催されたCES2019でも公開されたりしています。

 

今回の日本での商用展開が世界で初めてとなることについてカルッチ氏は、「一番の理由は、ECCOジャパンの代表取締役社長の犬塚景子さんが、この技術に惚れ込み、当初から『これは素晴らしい。やりたい!』という熱意とビジョンを持ったリーダーだったからです。そして、日本は職人の仕事やテクノロジーについて大変造詣の深い理解の深い国民性があるということ。日本で成功すれば、アジアからヨーロッパに広げていくことも十分可能だと思って日本を選択しました。日本のみなさんは、欧米文化を取り入れようという傾向があるようですが、逆にヨーロッパやアメリカは、日本の工業デザインやテクノロジー、モノづくりをすごく尊敬し、参考にしていますので、日本での成功は世界で通用する一つの試金石になると思います」と話しました。

基本的には2台のプリンターで片足ずつ作成。1時間で1人分しか製造できないため、伊勢丹の営業時間内では1日最大9足まで販売します。そのため、すでに予約サイトが立ち上がっており、来店予定日時のほか、サイズやアッパーの色などの予約を事前に取ることが可能。色は計13色あります。

価格は、カスタマイズされたミッドソール制作のための3D足型計測(初回のみ2万5000円)、計測結果をもとにデザインされるシリコン製ミッドソール制作(2万5000円)カスタマイズされたミッドソールを装着する専用シューズ(2万6000円)の3つがセットになって7万6000円(税抜)。ハイエンドな革靴に近い価格ですが、足元から自分のパフォーマンスを上げたいと思えば、いい投資になるかもしれませんね。

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