2月10日より全国のスポーツデポ・アルペン、公式オンラインストアで発売を開始し、売れ行きが好調なニューバランスの「THE CITY」コレクション。ノーストレスに着用できる伸縮性がありながらも、スーツのようにも見える、カッチリとしたフォルムのジャケット&パンツはフォーマルな場で着用していても違和感のない、まさに働く大人のデイリーウェアとしてふさわしいアイテムになっています。
本稿の前半では、改めてニューバランスの「THE CITY」コレクションの特徴について。後半からは、GetNavi web編集担当とプロによるレビュー記事で「THE CITY」について語りたいと思います。
【ニューバランス「THE CITY」コレクション2021S/Sを写真で見る(画像をタップすると拡大画像が表示されます)】
2021年のテーマは「Worktive」
2021年のテーマである「Worktive(ワークティブ)」は、“「働く」を、もっとアクティブに”という意味合いの造語。「THE CITY」コレクションのジャケットはフラップポケットタイプの「シティージャケット」と、アウトポケットタイプの「イージーシティージャケット」の2種がラインナップ。ブラック・ネイビー・グレーの、着回しやすい3色展開となっているので、どんなコーディネートとも合わせやすそう。
パンツのコレクションは5種類がラインナップ。どんなスタイルでも着回せるストレートタイプや、人気のスキニーフィットのほか、夏のスタイリングで重宝しそうなショーツが新たにラインナップ。パンツのシルエットを変えて、オン/オフで着回すなどシーンに合わせてのコーディネートもしやすくなっています。
「THE CITY」が持つ快適な機能性
THE CITYのジャケット&パンツの特徴は、なんといってもその快適な着心地にあります。生地素材は、ジャージのような柔らかさと優れた伸縮性を持つ独自開発の「サークルストレッチウーブン」。360度全ての方向に伸びるので、靴紐を結ぶ際にしゃがんでもスーツ特有の突っ張る感覚が一切ありません。
また、撥水性も高く水滴をしっかりと弾いてくれる素材なのも大きなポイントの1つ。雨が降ってきたときなどしっかりと対応してくれます。梅雨の時期など、天候の変化が激しいシーズンでも安心して着用できそうです。
パンツには、ベルトなしでも着用できるようウエスト部分の内側にはドローコードがついています。フォーマルシーンではベルトをつけて、カジュアルシーンではジョガーパンツのようにノーベルトでゆったり履くことができます。また、食事の際などには少し緩めてゆったりできるのも嬉しいですよね。
パンツ・ジャケットともに、シワになりにくい特殊な合成繊維を使っているため、洗濯機での丸洗いもOK。ジャケパンは、ハードユースしているうちに気づきにくい汚れがついていたりしますが、自宅で洗濯できるのであれば心配する必要がありません。
モノ好き担当編集とパフォーマーの二者レビュー
街をアクティブに駆け回るビジネスパーソンにもうってつけだという「THE CITY」コレクションを実際に着用レビュー! 今回は、GetNavi web編集部の野田と、ダンサーとして世界的に活躍されているHEROさんに着用してもらいました。激しい動きを繰り広げるダンサーは「THE CITY」コレクションにどのような評価を下すのでしょうか。
【編集者編】モノ好きも“日常”の側面から「THE CITY」の快適さに太鼓判
GetNavi web編集部員/野田浩樹
GetNavi webでは、クルマや自転車などの乗り物とファッションカテゴリー担当。音楽、映画、漫画・アニメなどサブカルチャーも大好物。物欲を刺激するアイテムたち、「等身大のおしゃれを発信する」をモットーにしています。最近では、リモートワークを快適にできるアイテムをいろいろと物色中。
「ニューバランスの「THE CITY」コレクションは昨年のデビューから追いかけていますが、デザインは無地で汎用性が高く、ブラック・グレー・ネイビーどれも着回しやすいカラーラインナップです。編集という仕事柄、取材や打ち合わせなどで徒歩や電車での都内の移動が多いのですが、この軽さのジャケットであれば全くストレスを感じませんね。ジャケットの突っ張る感じがなくてとても動きやすく、走った時はもちろん、屈伸運動にも対応してくれる伸縮性はさすがの一言。
見た目もスーツそのもので“スマートさ”がありつつ、着用感はジャージと遜色ありません。もしも汗染みなどができてしまっても、洗濯機で丸洗いできるのでクリーニングいらずなのも嬉しいです。シワにもなりにくいので、毎日アイロンがけをしなくて良くとても楽ちんです!
リモートワークの推奨で在宅勤務を実施する人も依然として多く、THE CITYのパンツはお家の中で長時間穿いていても、そして座りっぱなしの姿勢でも疲れにくい快適性がありますよね。まさにニューノーマル時代にうってつけのウエアです」(野田)
【パフォーマー編】ダンスのプロも“着心地”の側面から「THE CITY」の快適さに太鼓判
ダンサー/HERO
1997年にダンサーとしての活動を開始。2004年にアメリカ・ニューヨークへ単身で渡った後、世界各国のコンテストで優勝の成績を残す。現在は「至芸」のメンバーとして、国内外でのSHOWやバトルに参加。WORKSHOPを開催する他、学校教育では東京や川崎市立小中学校の表現体育の授業でダンス指導を担当する。
「ダンサーというのは人に見られることが仕事ですので、大会やショーの時だけではなくレッスンの時でもファッションには常に気を遣っています。ダンサーってタイトorオーバーサイズの服装の嗜好が分かれる傾向にあるのですが、私は90‘sのカルチャーに影響を受けているので基本的にはオーバーサイズの服を好んで着用します。その中でも、シルエットには特に気を遣って服選びをするのですが、今回着用したTHE CITYは快適な着用感ながらシルエットもしっかりとしていて良いですよね。踊りにくくても、シルエットが良い服を着たいのがダンサーの性なので(笑)。
ジャケットって、フォーマルでもカジュアルでも衣装として選ばれることが多いので、いろいろ着たことがあるんですが、良いものと悪いものの差が激しい。安いジャケットだと、光沢感が全くなかったり、1回洗ったら生地がヨレヨレになっちゃったりと、複数回衣装として着るのは難しいんですよ。でも、今日着ているTHE CITYのジャケットは光沢感があるし形状がしっかりしている。踊ってみた感じもシワになりにくそうだし、丸洗いしても崩れないというのは最高ですね。衣装としても全然使えるんじゃないでしょうか!」(HEROさん)
「着心地の面でも、すごく良い商品だと思います。普段、衣装として着るジャケットは脇の部分が肩からついてきてしまって突っ張ってしまうのですが、このジャケットは伸縮性があって動きを全く邪魔しません。細くても太くてもストレッチが効いている方が踊りやすいですからね。あと、なんといっても軽い! 靴でも服でも、ダンサーってわずかな重さの違いでコンディションが変わってくるんです。だから衣装合わせの時には、着用感に加えて重さも重点的にチェックするほどなんですよ。今回、1時間ほど着用して踊ってみましたが、通気性がよくて肌触りもいいので快適でした。踊っていると、どうしても汗で服が肌に張り付いてしまうのですが、今日はサラサラとした状態を保てています。シルエットが良くて踊りやすい、さらに快適な状態も保ってくれているので言うことなしですね!!」(HEROさん)
【番外編】スポーツ専門学校の講師も“動作”の側面から「THE CITY」の快適さに太鼓判
アスレティックトレーナー/平林 芙美江
日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー(JSPO-AT)/東京スポーツ・レクリエーション専門学校所属。コンディショニングセンターにて10年間トップアスリートから一般まで幅広くサポートし、現在は専門学校にて指導に当たりながらトレーナーとしても活動中。サッカー育成年代のサポートやアイスホッケーチームのサポートなど、様々な女子スポーツにおいてアスレティックトレーナーを務める。
「日常的な全身運動には、縦横の動きに加え前後の動作が入ってきます。スポーツウェアの中には縦横の動きが快適ではあるものの、前後の動きの際に少し突っ張ってしまう素材のものもあるんです。しかし、THE CITYに使われている「サークルストレッチウーブン」は360度の動きに対応しているということで、着用時にどのような動作を行っても快適さは失われないのではないのでしょうか」(平林さん)
「THE CITY」は1着持っておくと、とても便利!
普段からファッションに気を遣っているダンサーのHEROさんから、シルエット面・機能面どちらもお墨付きをもらったTHE CITYのジャケット&パンツ。激しいハウスダンスでも動作に支障がない伸縮性であれば、私生活の動作でより快適に過ごせそうですよね。
カジュアルシーンだけではなく、ビジネスなどのフォーマルなシーンでも着回せるしっかりとしたフォルムは、在宅勤務が多い昨今の普段着としても大活躍! リモート会議の際などでも、ゆったりくつろげる着用感ながら、ビジネスパーソンとして相手に与える印象も悪くはならないはず。オンとオフどちらのシーンにも対応してくれるジャケット&パンツは、1着持っておくととても便利なものです。日常的に着られるビジネスウェアを探しているという方は、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?
撮影/大田浩樹 スタイリング/宮崎 司