ファッション
2022/11/1 20:45

チャンピオンが誇る“キング・オブ・スウェットシャツ”! リバースウィーブ(R) のファーストモデルが復刻!

1934年のニューヨークにて、アスリートのためのウェアとしてチャンピオンが開発した「REVERSE WEAVE(R)(リバースウィーブ(R))」のスウェットシャツ。誕生以来、時代を超えて愛され続けている不朽の名作です。1938年に製法特許を取得したリバースウィーブ(R)の、最初期モデル「1stパテントモデル クルーネックスウェットシャツ」が復刻発売したので、今回はそれを紹介します。

 

【チャンピオン「リバースウィーブ(R) 1stパテントモデル クルーネックスウェットシャツ」の写真を先見せ(画像をタップすると閲覧できます)】

 

1940年代のディテールを忠実に再現!

リバースウィーブ(R)とは、洗濯による縮みを解決するため試行錯誤の末に考案した製法のこと。本来は縦方向に使われる生地を横方向に使用し、縮みを軽減することに成功しています。本作はそんなリバースウィーブ(R)製法によって最初にリリースされたスウェットシャツを、忠実に再現。長めのリブや、首裏部分に通称“プリティランタグ”を配したりと、ヴィンテージマニア垂涎の一着となっています! さらに、左袖にCロゴワッペンが付いていない点も当時の仕様そのままです。

↑こちらがリバースウィーブ(R)のボディ生地。肩に縫い目のない一枚布で作ったシームレスショルダーで、カラーはシルバーグレーのみの1色展開

 

↑袖のリブは長めのデザイン。40年代当時は生地の伸縮性が低かった事から、折り返して2重にしてフィット感を高めるため、長くデザインされていたと言われています

 

↑リバースウィーブ(R)のスウェットシャツは、ボディサイドのリブが特徴的ですが、1stパテントモデルではまだ採用されていません。ちなみにサイドリブは2ndパテントモデルからの採用となります

 

↑ボディのフロント&バックの両面にV字型のガゼットを配した通称“両V”仕様。着脱のしやすさを向上ささせるために取り付けられたパーツで、1940~59年代のスウェットシャツで多く見られます

 

↑チャンピオンのスウェットシャツで注目すべきはタグ使い。こちらは通称“ランナーズタグ”と呼ばれる物で、現在のヴィンテージ市場ではほとんど見られない激レア品。別名“プリティランタグ”とも呼ばれます

 

 

ランナーズタグと言い、両Vのガゼットと言い、ヴィンテージマニアも納得の出来栄えです。だけど生地自体はチャンピオンのスウェットシャツの特徴ともいえる肉厚生地ながら、ソフトで心地良い肌触りへとアップデート。ルーズなサイズ感なので、今っぽい着こなしにもピッタリです!

チャンピオン

リバースウィーブ(R) 1stパテントモデル クルーネックスウェットシャツ

2万2000円(税込)

 

 

撮影/中田 悟