これまでグレーゾーンだったドローンの使用に、2015年12月より明確なルールが定められました。それにより2016年は、安全な環境のなかで、大人が楽しめるレースイベントが本格化すると見られています。
航空法改正でドローン飛行に制限。どこで飛ばせる?新ルールを分かりやすく解説
いままでにない迫力に大人が熱中
昨年11月に、日本で初めてドローンのレース大会「ドローンインパクトチャレンジ」が開催され、約900名が来場しました。
レースではカメラを搭載した自作ドローンを使用。操縦者は、手元のデバイスで搭載カメラの映像を見ながらドローンを操縦し、ゲートやフラッグ、林間を通り抜けていきます。
ドローン視点の映像は迫力満点で、いままでにないホビーの楽しみ方に40~60代の大人の男性がひきつけられています。
米国ではドローンレースはすでにメジャーでしたが、日本でもドローンに関する法整備が追い風となり、ドローンレースにも注目が集まりそうです。16年には、国内で屋内競技会や世界大会のほか、国際展示会や国際カンファレンスも開かれる予定です。
超小型機やフルHDカメラ搭載機など、注目の最新機種
「Bebop Drone2」は、仏パロット社のフルHDカメラ搭載ドローンの最新モデル。初代モデルのネックだった航続時間が倍以上の約25分に向上しています。高性能モーターで時速約60㎞の速度で飛行も可能。
パロット
Bebop Drone2
日本発売未定/価格未定
「PXY CAM」は、全長42㎜、重さ14.8gと世界最小クラスで、手軽に空撮が楽しめます。カメラ、バッテリー、高精度ジャイロセンサーを内蔵し、撮影した映像や静止画をmicroSDカードに記録できます。
ジーフォース
PXY CAM
9180円
空だけでなく地上のレースも熱い
親子で楽しめるコンテンツとして、「ミニ四駆」にも人気が集まっています。全国大会であるジャパンカップの動員数も年々増え、16年もさらなる盛り上がりを見せると予想されています。
タミヤ 1/32 ミニ四駆
PROシリーズ No.43 ライズエンペラー(MAシャーシ)
1080円
また、1月に発売されたバンダイの「ゲキドライヴ」は、〝ぶつかり合って走る〟というコンセプトが特徴。ミニ四駆とともに、子どもたちのマシンレース熱を再燃させそうです。
バンダイ
ゲキドライヴ GD-001 ドラゴンゲイル
1296円