ゲーム&ホビー
2018/3/23 21:22

【50年分すべて見せます】「人生ゲーム」の歴代モデル60種+αを全部並べてみた――話題の新作コラボ情報も!

懐かしいモデルいろいろ……! というか、ハローキティ、よしもと芸人、ビックリマンに、筋肉番付、ミニモニ。ときメモまでコラボしてたとは(ファミコンやプレステ版もあるよ)。

 

すごろく風のボード、運命を決めるルーレット、クルマのコマと人物のピン、人生山あり谷あり。タカラトミーの「人生ゲーム」は2018年で50周年を迎えるという長寿商品です。先日、これを記念した新商品やコラボなどが一挙発表され話題を集めましたが、この発表会場がスゴかった。足を運んだ筆者は、最新商品だけでなく50年分の「人生ゲーム」を取りそろえた物量に、ただただ圧倒されるのでした……。

 

50周年記念商品ぞくぞく! タイムスリップ、少年ジャンプ、B’zコラボも

さまざまな新商品やコラボなどが一挙発表となった人生ゲーム50周年プロジェクト。今年はこんな新商品が発売になります。

 

「人生ゲームタイムスリップ」 希望小売価格:3980円+税 2018年3月31日発売

人生ゲーム50周年記念プロダクトの第1弾が「人生ゲームタイムスリップ」。こちらは人生ゲームが日本に登場した50年前(1968年)にタイムスリップして、これまでの日本の流行やできごとを体感しながら現代を目指すというもの。盤面には1960年代の「団地」から完成前の「新国立競技場」まで、時代を象徴する建物がいろいろ出てきます。

 

「週刊少年ジャンプ人生ゲーム」 希望小売価格:4500円+税 2018年7月発売

さらにその次の新商品として、週刊少年ジャンプ(こちらも今年で創刊50周年)とコラボした「週刊少年ジャンプ人生ゲーム」も発売決定。ジャンプ50周年にちなんで、「こち亀」から「ハイキュー!!」まで50作品のキャラが総登場し、ゲームを盛り上げます。盤面のマス目に描かれた歴代作品の小ネタを探すのが楽しい!

 

「B’z 人生ゲーム」 希望小売価格:未定 2018年4月1日発売(イベント会場限定販売)

そして今回大きなサプライズだったのが、今年デビュー30周年となるB’zとのコラボ商品「B’z 人生ゲーム」! 詳細な内容までは明らかにされていませんが、B’z本人とスタッフが30年の歴史を盛り込んだというネタ満載の人生ゲームが楽しめるという一品です。なお本商品は2018年4月1日より東京・有楽町で開催されるイベント「B’z 30th Year Exhibition “SCENES” 1988-2018」の会場限定販売品となっており、ファンの間で争奪戦が繰り広げられそうな予感。

歴代60モデル全部見せ!「人生ゲーム」ヒストリー

そんな50周年商品の数々とともに、この発表会で来場者の目を引いたのが歴代「人生ゲーム」を総動員した展示コーナー。ほとんどの商品はパッケージのみの展示でしたが、それを並べて眺めるだけでも圧巻の内容でした。

↑1968年に発売された初代「人生ゲーム」

 

というわけで、そのシリーズ60商品のすべてをご覧いただきましょう。有名イラストレーターの参加、90年代後半以降のキャラクターコラボ、社会情勢をリアルタイムに反映した「人生ゲーム平成版」のシリーズ化などなど……こうして振り返ってみると、マニア以外にはほとんど知られていないであろうレアなモデルもいっぱいありますね。

 

【1968年~1985年】

↑(左上から。以下、同じ)人生ゲーム(初代)、人生ゲーム(2代目)、人生ゲーム(3代目)、人生ゲームロイヤル

 

【1989年~1990年】

↑人生ゲーム平成版、人生ゲーム(4代目)、じぱんぐ人生ゲーム、人生ゲーム平成版II

 

【1991年~1993年】

↑人生ゲーム平成版III、人生ゲーム平成版IV、人生ゲーム平成版V、チェッカード ゲーム オブ ライフ

 

【1994年~1996年】

↑人生ゲーム平成版VI、人生ゲームTEENS倶楽部、人生ゲーム平成版VII、人生ゲーム平成版VIII

 

【1996年~1998年】

↑大人生ゲーム、人生ゲーム関西版、人生ゲームEX(5代目)、人生ゲーム初代復刻版

 

【1999年】

↑人生ゲーム平成版X、人生ゲーム平成版1999、人生ゲーム阪神版、ハローキティ人生ゲーム

 

【2000年~2001年】

↑人生ゲーム平成版20世紀、人生ゲームモノ・マガジン編、でじこの人生ゲーム、人生ゲーム平成版ネットラヴァーズ

 

【2001年~2002年】

↑筋肉番付人生ゲーム、ときめきメモリアル2人生ゲーム、ミニモニ。人生ゲームだぴょん、闘魂伝承 人生ゲームアントニオ猪木版

 

【2003年~2005年】

↑人生ゲーム ブラック&ビター、人生ゲーム昭和おもひで劇場、人生ゲーム RD(レインボードリーム)、ドラえもんとのび太の人生ゲーム

 

【2005年~2006年】

↑人生ゲームM&A、人生ゲーム芸人魂、ポケットモンスターAG人生ゲーム、きらりんレボリューション人生ゲーム

 

【2006年~2008年】

↑おしごと発見!人生ゲーム、ミッキーマウス人生ゲーム、人生ゲームゴールドメジャー、人生ゲーム(6代目)

 

【2008年~2010年】

↑人生ゲームICルーレット、人生ゲーム極辛、人生ゲームドリームチェンジ、イナズマイレブン爆・人生ゲーム

 

【2011年~2013年】

↑人生ゲームギャップ天国、人生ゲームGO!GO!、よしもと芸人 人生ゲーム、人生ゲーム アドベンチャー

 

【2013年~2014年】

↑人生ゲーム オブザイヤー、人生ゲームDD(ダイナミックドリーム)、人生ゲーム獄辛(ごくから)、人生ゲーム オブザイヤーII

 

【2015年~2017年】

↑ビックリマン 天使VS悪魔 人生ゲーム、人生ゲーム オブザイヤーIII、人生ゲーム(7代目)、人生ゲームMOVE!

「人生ゲーム」ヒストリー<レア商品・非売品編>

50年分の60モデル。もうおなかいっぱい……と思っていたら、実は展示はまだ終わりません。「人生ゲーム」には企業のプレゼント用に作られた非売品なども存在しており、同じ会場でこれらも見ることができました。個人的には、メグミルク「牧場の朝ヨーグルト」版人生ゲームの内容が気になります。

 

「人生ゲーム」ヒストリー<ビデオゲーム編>

そして最後は“ビデオゲーム”編です。アナログの盤ゲームを飛び出してファミコンなどでも遊べるようになった人生ゲームの変遷をご覧ください。プレイステーションの周辺機器で「ルーレットコントローラ」が発売されていたとは知りませんでした……。

これが“国民的ヒット商品”の器の大きさ…! と、いまさらながら衝撃を受ける展示ボリュームでした。これだけ数があると、ときどき「これスベってるな……」と思うようなものもありますが、そういうものも含めて振り返ることで実に味わい深い。正直、いまは久しぶりに「人生ゲーム」が遊びたくてたまりません。