手のひらサイズの新感覚家庭用ゲーム機として2016年に登場し、大きな話題となった“ミニファミコン”こと「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」。人気が集中し、長らく入手困難となっていましたが、このほど6月28日に再販売が開始されることになりました!
これだけでも十二分にうれしいのですが、公式サイトではさらなるビッグニュースが発表されました。それが「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ 週刊少年ジャンプ50周年記念バージョン」です。こちらは、「週刊少年ジャンプ」創刊50周年を記念した特別モデルで、ジャンプのキャラクターが活躍するファミコンタイトルを20本収録。7月7日発売予定で、価格は税別7980円です。
特筆すべきはその収録タイトル。キャプテン翼、キン肉マン、ドラゴンボールなどなど、さすがジャンプ! というべき名作がずらりと並び、当時を知るファンにとってはたまらない内容となっています。
<収録タイトル一覧>
●暗黒神話 ヤマトタケル伝説 ●キャプテン翼 ●キャプテン翼II スーパーストライカー ●キン肉マン キン肉星王位争奪戦 ●キン肉マン マッスルタッグマッチ ●魁!!男塾 疾風一号生 ●聖闘士星矢 黄金伝説 ●聖闘士星矢 黄金伝説 完結編 ●赤龍王 ●天地を喰らう ●ドラゴンクエスト ●ドラゴンボール 神龍の謎 ●ドラゴンボール3 悟空伝 ●ドラゴンボールZ 強襲!サイヤ人 ●ファミコンジャンプ 英雄列伝 ●ファミコンジャンプII 最強の7人 ●北斗の拳 ●北斗の拳3 新世紀創造 凄拳列伝 ●まじかる☆タルるートくん FANTASTIC WORLD!! ●ろくでなしBLUES
収録タイトル一覧を見た編集部員からも、当時を懐かしむ声が続出。熱い想い? のこもった、その一部をご紹介しましょう。
【ドラゴンボール 神龍の謎(バンダイ)/1986年発売】
「このソフトで覚えているのは、BGMと難易度。小学校低学年のとき、ファミコンは祖母の家にしかなくて毎週末のようにプレイするのだが、全然先に進めない。尋常じゃなく強いヤムチャでいつも心が折れてしまう。でも、BGMはとても印象的で、ドラゴンボールのワクワクする世界観が表現されていて、また翌週もやってしまうのだ。『記憶に残るBGM』と『不可解な難易度』、両者を両立する“The ファミコンソフト”といえる作品だと思う。きっといまプレイしてもまたヤムチャに倒されてしまうのだろう」(編集部・Y)
【キャプテン翼(テクモ)/1988年発売】
「キャプ翼はサッカーゲームなのに、ガッツを消費して技を繰り出したり、敵をドリブルで抜き去ったりするRPGのような不思議な作りのゲームだった。我が家ではキャプ翼の技を再現する遊びが流行っており、兄と一緒に立花兄弟のスカイラブハリケーンを真似たり、GK若島津の三角飛びを真似たりしながら家を破壊していた。あれから30年……またキャプ翼で遊べる日がくるなんて感激以外の何物でもない。高橋陽一先生に感謝」(編集部・I)
【ファミコンジャンプII 最強の7人(バンダイ)/1991年発売】
「いま思えば相当にドラクエなシステムなのだが、メンバーがタイトル通り“最強の7人”すぎて小学生だった自分にとっては、相当しびれる作品だったと記憶している。ジャンプ黄金期を支えたヒーローたち、いま振り返っても承太郎いるの最高すぎる……。桃も強いんだよね。バトルシステムについても、いま振り返ってみると、メーカー違いだけどマイベスト・スーファミ作品『ライブ・ア・ライブ』に似てるから面白かったも。。。ストーリーがオリジナルなのも完全に推せるポイント。原作準拠のほうを好む方もいると思いますが、個人的には“ドリーム感”があってこれはこれで大好きなのです。つまり、超個人的で恐縮ですが、ファミコンジャンプⅡが入ってる時点で、このミニファミコン買いなのです(編集部・T)
ただでさえ人気のミニファミコンに、これだけの収録タイトル――これは注目されないはずがありませんね。気になる方は早めにチェックをおすすめします!