ゲーム&ホビー
2018/8/29 21:30

1位は誰もが納得のあの懐ゲー!! 所有ゲーム2万本超の芸人が選ぶ「不朽の名作ゲーム」ランキング【15位~1位】

大人になったいまこそ遊びたい懐ゲーがある!

復刻ミニハードがヒットし、再び注目が集まっている〝懐ゲー〟。それにしても、どうして懐ゲーはここまで大人たちの心に刺さるのか? その魅力を本誌のゲームコーナーでもおなじみ、エッセイ「ファミコンに育てられた男」も好評のゲーム芸人フジタさんに聞きました。

 

「まずレトロゲームの魅力は、その多種多様な見た目。特にファミコンのカセットは色とりどりですし、パッケージもカセットサイズと同じ大きさのものやA4サイズ以上のもの、付属品が付いた豪華なものなどいろいろあって、部屋に飾っておくだけでも楽しいです。また、遊ぶにしてもレトロゲームはシンプルでとっつきやすい! 容量は小さいですが、独自のアイデアでプレイヤーを飽きさせない工夫がされています。子どものころはわからなかった昔のゲームのスゴさや面白さを大人になって気づくという場合も多いですね」(フジタさん)

 

ノスタルジーに浸れるばかりか、遊びとしても現役の〝懐ゲー〟。これぞまさに大人の趣味なのだ!

 

 

こんなの知ってた?ファミコン豆知識

ファミコン後期のソフトは中古でプレミア化しやすい

「ファミコン後期の名作は、あまり数が出回っておらず、そのぶん高額になっています。完品なら10万円を超えるものも! 市販品の高額ベスト3は『サマーカーニバル’92 烈火』『ギミック!』『バトルフォーミュラ』です」(フジタさん)

↑市販されない懸賞品はさらにレア。こちらは集英社の児童図書のプレゼントだった「キン肉マン マッスルタッグマッチ」

 

形状の違うファミカセは自社生産だからできた

「ファミコン発売当初からのサードパーティは、カセットの自社生産が認められており、独自形状が生まれました。金メッキ、光るダイオード、スケルトンなどは有名です。僕はカセットの形状で、何のソフトか盲牌できます(笑)」(フジタさん)

 

↑色も形状も多彩なファミコンカセット。タイトルを聞いて、カセットの色を瞬時に答えられるのもフジタさんの特技とか

 

 

いまできる懐ゲーの手ほどき

昔の機器をどこかから探し出さなくても、懐ゲーを手軽に遊ぶ方法はいくつかあります。ここでは、その方法とおよその費用を紹介。ミニゲーム機はインテリアとしても映え、ダウンロード販売は好きなタイトルだけを買えます。

 

01.「ミニゲーム機」でプレイ!

往年の人気作がプリインされ、HDMIケーブルでテレビに接続するだけで簡単にプレイができるミニゲーム機。カセットは挿せず、新たにDLもできませんが、時代を越えた名作が多数収録され、すぐに遊べるのは魅力的!

↑7月に発売したミニファミコン ジャンプ版。同誌黄金期のゲーム化作品が満載です!(おおよその費用:約1万円/20〜40タイトル)

02.「バーチャルコンソール」でプレイ!

3DSなどにレトロゲームをDLして遊べる任天堂のサービス。3DSならファミコン、スーファミ、ゲームボーイなど約280タイトルがラインナップ。PlayStationでも同種のサービス「ゲームアーカイブス」が展開されています。

↑配信ソフトはハードによって異なります。1タイトル500円ほどで買えるので気軽です(おおよその費用:約500円/1タイトル)

 

03.「アーケードアーカイブス」でプレイ!

ハムスターが展開する「アーケードアーカイブス」は、80〜90年代のアーケードゲームの忠実な再現を目指したDLサービス。各ゲームにオンラインランキングが搭載され、世界中のプレイヤーとのスコア争いが白熱します。

↑難易度は変更が可能。設定で、当時のブラウン管テレビの雰囲気も再現できます(おおよその費用:約800円/1タイトル)

 

Nintendo Switchでファミコンを遊べるオンラインサービスが開始!

今年9月に開始予定の有料サービス「Nintendo Switch Online」。加入者は厳選されたファミコンソフトが遊べるサービスも受けられます。第1弾ラインナップは「アイスクライマー」や「ドクターマリオ」など20タイトル。

↑月額料金は300円。タイトルは定期的に追加予定。オンラインでフレンドとの対戦や協力プレイもできます

 

 

文/卯月 鮎 撮影/高原マサキ(TK.c)

 

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