「ミニ四駆が本物のクルマになったら……」
そんな夢を実現する「1/1ミニ四駆実車化プロジェクト」で製作した「エアロ アバンテ」が、ついに完成! 10/18(日)に東京「MEGA WEB」で開催された「ミニ四駆 ジャパンカップ2015 チャンピオン決定戦」で実際に走行する姿がお披露目されました。
まずは疾走する勇姿をご覧ください!
クルマづくり・ものづくりのプロが結集!
このプロジェクトは、単に「大きなミニ四駆」を作るのではなく、クルマづくり・ものづくりのプロたちの手で「本物のレーシングカー」として作り上げることを目指したもの。
塗装はカスタムペイント・ビルダーの内藤康人氏(プラネットアーツ)が担当。
白いライン部にはラメを施し、磨き抜かいたボディが美しい輝きを放っていました。職人たちが「1/1 エアロ アバンテ」を作り上げる様子は、スペシャルサイトで公開中です。
「本物のレーシングカー」ですから、動力源にはレシプロエンジンを搭載。エキゾーストノートを響かせながら「MEGA WEB」のコースを走り抜けました。
最高速度は180㎞/hに達するとのこと。
鈴鹿サーキットなどを全速力で走る様子を見たいですね!
ローラーも1/1!(ステアリング付きだけど)
続いて、気になる細部をチェックしていきましょう。
この「1/1 エアロ アバンテ」は1人乗りの4速MT車。
シートは、フォーミュラカー用バケットシートを採用しています。
ホイールサイズは22インチ。「1/32 エアロ アバンテ」はゴム部が薄い「ローハイトタイヤ」を採用していますが、1/1もタイヤは薄型ですね。
これは1/1ガイドローラー!
ミニ四駆はステアリング機構がないため、コーナーを曲がる際はマシンの前後に取り付けたガイドローラーをコースのフェンスに押し当てて走ります。
1/1 エアロ アバンテは、ステアリングを搭載しているので必要ないのですが、ガイドローラーなくして「ミニ四駆」は名乗れないですよね。
ちなみにミニ四駆のボディをシャーシに固定するために必要な「ボディキャッチ」も再現されていました。
1/1ミニ四駆 実車版「エアロ アバンテ」は今後ミニ四駆のイベント等で展示予定とのこと。
ぜひご自分の目で“徹底的なこだわり”をご確認ください!