家電
掃除機
2017/3/28 16:50

買うならどっち? ゴミ吸引だけでなく拭き掃除もできる「ハイブリッド掃除機」2機種をプロが採点した結果……

多くの家庭では、掃除機とクイックルワイパーを別々に揃えていますよね。それぞれ、使い分けている人がほとんどでしょう。しかし、いまは床の掃除機がけと拭き掃除を同時に行える、ハイブリッドな“ワイパー掃除機”があるのです!

 

今回、そんな掃除機であるドウシシャ「コードレスふきとりスイーパー DCS-1601」とショップジャパン「スイークル ふきとりクリーナー」の2機種をピックアップ。買うならどっちがいいのか、家電ライターの平島憲一郎さんに拭き取りバトルを実施し、掃除力や操作性など5項目をチェックしてもらいました!

 

ゴミの吸引力は、フローリング調マットの上に幅20cm×長さ40cmの範囲でミント菓子28gを撒き、1ストロークで取れたミント菓子の量を計測。

 

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モップがけの実力については、ワイパーパッドには市販の立体吸着ドライシートを装着し、フローリングの皮脂汚れの拭き取れ具合を調査。プロはどう判定するのでしょうか? なお、吸引口幅は編集部調べです。

 

■ドウシシャ「コードレスふきとりスイーパー DCS-1601」実売価格7530円

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↑SPEC●サイズ/質量:W270×H680~980×D210mm/約1.8kg、●連続使用時間:約19分、●充電時間:約6時間、●集じん容積:約0.3ℓ、●ハンドル高:680~980mm

 

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本体の重みとパッドの凹凸で微細なゴミもキャッチ!

ワイパーシートを装着し、微細なゴミも拭き取れる掃除機。ダストボックスは着脱が容易で、ゴミ捨てしやすいです。電池パックを外し、手軽に充電できます。

 

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↑吸引口幅218mm

 

↑ワイパーシートをシート取付部から本体に巻き込むように装着。市販のドライシートを使用可能だ
↑ワイパーシートをシート取付部から本体に巻き込むように装着。市販のドライシートを使用可能です

 

【テスト結果】28g中12.4g取れた!

↑吸込口がノズルの右端にあり、左側のミント菓子が吸引しきれず。本体の重みとパッドの凹凸の細かさにより、皮脂汚れはまずまず取れていた
↑吸込口がノズルの右端にあり、左側のミント菓子が吸引しきれず。本体の重みとパッドの凹凸の細かさにより、皮脂汚れはまずまず取れていました

 

[平島’s Check]総合:76点(吸引力:5点、拭き取り力:17点、操作性:17点、設置性:20点、メンテナンス性:17点)

 

ちょい掛けには問題なく吸引力で設置性も高い!

「吸引力は弱めですが、普段のちょい掛けには十分。ハンドルの長さ調整が簡単にできて便利です。バッテリーのみ取り外して充電でき、収納場所を選ばないのもグッド」(平島さん)

 

■ショップジャパン「スイークル ふきとりクリーナー」実売価格1万5980円

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↑SPEC●サイズ/質量:約W255×H786~1056(伸縮ポール装着時)×D180mm/約1.35kg、●連続使用時間:約15分、●充電時間:約3~4時間、●集じん容積:約0.2ℓ、●ハンドル高:786~1056mm

 

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ウェットシートに対応しガンコな汚れも拭き取れる

軽量でラクに掃除ができる一台。自立式で部屋に出したままでもジャマになりません。ウェットシート対応でガンコな汚れも拭き取れます。

 

↑吸引口幅205mm
↑吸引口幅205mm

 

↑ワイパーパッドはマグネット式で、シートを巻きつけたらワンタッチで装着。市販のウェットシートが使えるのも◎
↑ワイパーパッドはマグネット式で、シートを巻きつけたらワンタッチで装着。市販のウェットシートが使えるのも◎

 

【テスト結果】28g中16.3g取れた!

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↑マットに残ったのは11.7gですが、ノズルを持ち上げると、ダストカップに入りきらなかったゴミがパラパラと落下。皮脂汚れの除去力もやや弱めでした

 

[平島’s Check]総合:84点(吸引力:12点、拭き取り力:16点、操作性:20点、設置性:16点、メンテナンス性:20点)

 

操作性やメンテ性が高く日常使いにピッタリ!

「取っ手がカーブして持ちやすく、ポールも左右に動いて、操作性は高い。リビングなどをこまめに掃除するのに最適です。ブラシを外してメンテできるのもポイント高し」(平島さん)

 

比較した結果、平島さんの評価が高かったワイパー掃除機は、ショップジャパン「スイークル ふきとりクリーナー」となりました。しかし、ドウシシャ「コードレスふきとりスイーパー DCS-1601」はバッテリー取り外し可能で収納しやすいため、ちょい掛け程度の一人暮らし男性にはよさそうですよ。

 

【解説してくれた人】

家電ライター 平島憲一郎さん

生活家電を中心に、製品紹介・検証記事を執筆。自宅の拭き掃除にはアイロボットのブラーバを愛用。