植物性乳酸菌が豊富な水キムチも手動で作れる
付属のレシピブックには塩麹や醤油麹、水キムチ、フルーツビネガーなどの多彩なメニューが並んでいます。今回は、そのなかから、水キムチとフルーツビネガーを作ってみました。
水キムチは唐辛子を使わないキムチで、植物性乳酸菌が多く含まれており、整腸作用があるといわれております。つまり、これも腸活のひとつというわけ。作り方はカンタンです。ダイコンなどの材料に塩をふって10分ほど寝かせたあとに専用容器に入れ、米のとぎ汁、砂糖、酢を加え、ヨーグルトメーカーを35℃/5時間に手動で設定。スイッチが切れたらそのまま数時間放置して自然発酵させます。完成した水キムチは、唐辛子を使っていないので辛さはなく、薄いぬか漬けのような食感で、さっぱりしていて美味しいです。
本機で作ったフルーツビネガーを炭酸で割れば、風呂上りの一杯に最高!
一方、酢は内臓脂肪を減らしたり、血糖値の急激な上昇を抑えるなどの効果があるといわれる健康食品。とはいえ、あまりに酸っぱくてそのまま飲むのは無理ですよね。というわけで、本機でキウイを使ったフルーツビネガーを作ってみました。皮をむいて切ったキウイ4個分と、砂糖200g、市販の穀物酢200mℓを専用容器に入れ、ヨーグルトメーカーを40℃/7時間に手動設定。完了したらよくかき混ぜて冷蔵庫に保存します。砂糖とフルーツが入っていても、やはり酸っぱい! このままでは飲めないので、炭酸水で割って飲むことにしました。すると、炭酸の泡と酢の酸味、キウイの香りが混ざりあって爽やかなのどごしに。この時期のお風呂上がりの一杯に最適で、これなら毎日酢を摂るのも苦になりません。
「健康によさそうだから」と、ネットに転がっている健康法をたくさん試してきましたが、面倒くさくてどれも長続きしませんでした。やはり、毎日続けるには、「やり方が簡単」というのがもっとも重要です。その点、本機はタネを牛乳に混ぜてセットするだけで飲むヨーグルトが作れて、後片付けもカンタン。ヨーグルト以外の発酵食品もたくさん作れるので、飽きずに続けられるのが良いところです。5230円の実売価格でこれだけ使い倒せるのですから、間違いなく買って損はありません。