家電
2018/9/17 11:00

もはや万能ではないか! 話題の「焼き芋メーカー」に楽しい仲間(プレート)が増えました

半年に一度のお楽しみ、ドウシシャ2018年秋冬新商品タッチ&トライに行ってきました。ドウシシャといえば、ニッチながらユーザーの心に深く突き刺さる商品を出している家電メーカー。扇風機の「カモメファン」や「ふわふわとろ雪かき氷器」などでおなじみです。どちらかというと夏のイメージが強い……という方も多いのかもしれません。

↑発表された商品群の一部

 

話題の「焼き芋メーカー」に「焼きおにぎりプレート」が付属して楽しみが広がった

しかぁし! ドウシシャには秋冬向けの商品にも魅力的な商品があるわけです。とりわけ、昨年注目されたのが「SOLUNA BakeFree 焼き芋メーカー」です。焼き芋は基本的に軽トラで売りに来たり、店先で売っていたりするものであって、家で作るイメージはないと思います。まあ、サザエさんの時代と違い、落ち葉を集めて焼き芋を作ると通報されかねない時代。ということで、家庭で焼き芋が作れることを提案し、「焼き芋は購入するもの」というイメージを覆したのが、この焼き芋メーカーだったわけです。

 

今年はその焼き芋メーカーがパワーアップして登場。こちらはなんと焼き芋プレート、平面プレートに加えて、焼きおにぎりプレートまで付属。普通、焼きおにぎりは冷凍食品を除けば、ほとんど家では作らないですよね。しかし、本機があれば、プレートにごはんをのせるだけで約10分で焼きおにぎりができてしまうので、握る必要すらないわけです。新製品の品番はWFT-103/TFW-103で参考価格は1万880円(税抜)。発売は10月を予定しています。

 

鯛焼き、ドーナツなどが焼ける別売のプレートも用意

さらに、昨年焼き芋メーカーを買ってしまった人にも朗報。この焼きおにぎりプレートは、別売でも用意されています。さらに、別売プレートのバリエーションは鯛焼きプレート、ドーナツプレート(参考価格各3480円)まであるので、もはや焼き芋プレートというより、万能プレートと呼ぶほうがふさわしいかも。

↑焼き芋メーカーに焼きおにぎりプレートが付属しリニューアル。焼きおにぎりプレートや鯛焼きプレート、ドーナツプレートは別売でも販売します

 

↑焼きおにぎりは、プレートにご飯を無造作に載せるだけでOK。多めにのせれば羽根つき焼きおにぎりができます

 

ちなみに、鯛焼きはたこ焼き器のように一気に複数の型に流し込んで作る場合を「養殖」、1匹ずつ型に流し込んで作る場合を「天然」と言うようです。この鯛焼きプレートは2匹いっぺんに作れるので、どっちなのでしょうか。

↑鯛焼きプレートで鯛焼きも作れます。具材を好きに選べるのも家庭用ならではの楽しみ

 

↑ひとくちサイズの小ぶりなドーナツが焼けます。油で揚げない焼きドーナツなので、ヘルシー

所要時間10分でテーブル上で燻製ができるアイテムも

次に気になったのは「Live(ライブ)」というブランド展開です。「5感で楽しむ」をコンセプトに“臨場感”をシェアするひとときを“スパイス”として提供する新ブランドで、商品はかなり魅力的でした。このLiveシリーズで最も気になったのは、「もくもくクイックスモーカーL」(参考価格4980円)です。こちらは9月下旬の発売。

↑白いプレート部分にスモークしたい食材をのせ、熱した桜チップの煙で燻すもくもくクイックスモーカーL

 

桜チップを入れた鉄鍋をガスコンロの強火にかけ、2分ほど経ったのち、鉄鍋をクイックスモーカー本体へ。ドーム型のガラスフタをかぶせると、ガラスフタ内に煙りが充満するという仕組みです。煙がなくなれば食べごろとのことで、桜チップを加熱する時間を含めても10分程度で燻製が完成してしまいます。大掛かりな道具が不要で、キッチンやテーブルで気軽に楽しめるのがうれしいですね。

↑鉄鍋をプレートにセットしてガラスフタをのせて押し込むと、磁石によって鉄鍋のフタが上に吸着。ガラスフタの内部に煙が充満する仕組み

 

また、少量でも楽しめる「もくもくクイックスモーカーS」も用意(参考価格2980円)。こちらは固形燃料を使うので、ガスコンロで桜チップを燻する必要がありません。

↑小型のもくもくクイックスモーカーS。固形燃料を熱源としているため、これ1台で燻製作りが完結します

 

ほかにも、自宅の魚焼きグリルでピザ作りが楽しめる「パリふわピザプレート」(参考価格2480円)や、卓上で石焼きのひとり焼き肉を楽しめる「じゅーじゅー石焼きプレート」(参考価格2480円)も魅力的でした。

↑魚焼きグリルで簡単にパリパリのピザが作れるパリふわピザプレート

 

↑同じく固形燃料を使うひとり焼き肉用のじゅーじゅー石焼きプレート

 

音声解説のほか、スマホ連携で動物やランドマークの映像を表示

次の注目したいのが、「しゃべる地球儀 パーフェクトグローブEXAR(エクサー)」(参考価格3万円)。ドウシシャの地球儀はすでに定評があり、いくつものバージョンが発売されています。なかでも本品は、ペンを地球に押し当てると、その地域の情報を音声で解説してくれる地球儀です。

↑しゃべる地球儀 パーフェクトグローブエクサー

 

まず、知りたい情報の項目(国名、人口、面積、通貨など)を本体下部のシートから選び、その後、地球儀の各地域をペンで押し当てると、その情報を教えてくれます。さらにどの場所のことをいっているかというクイズも可能。気分はまさにゴー☆ジャスです。

↑スペースシャトル型のペンで地球儀の好きな部分を押し当てると、その地域や国の情報を音声で解説します

 

↑地球儀を取り外し、開くと地球内部と宇宙の情報が

 

さらにスマホやタブレットと連携し、AR機能で地球儀に2D、3Dの映像を重ね合わせて表示できます。ランドマークだったり、生息している動物であったり、はたまたかつて住んでいた恐竜であったり。知育系の商品であることは間違いないですが、大人が使っても楽しいですよ。

↑専用アプリを使ってカメラ越しに本品をみると、その場所に即したCGが表示されます。写真は生息する動植物です

 

↑同じくAR機能を使って各国のランドマークを表示。万里の長城やタージマハル、東京タワーなどが見えます

 

このほか、カモメファンのKamomeブランド初の加湿器や超コンパクトな足下パネルヒーターやパーソナルセラミックヒーター、クレヨンやミルク缶を模したステンレスボトルなど、気になる商品が目白押しでした。今年の秋・冬もドウシシャから目が離せませんね。