センサーを省略することで性能を下げずに低価格化を実現
とはいえ、価格は抑えたいが性能は下げたくないと考えた同社は、センサーを省くことで低価格化を実現。センサーが搭載されたフラッグシップモデル「X80i」は、使用している空間の空気環境をモニターし、センサーで検知したデータに基づいて自動で最適運転を行う「オートモード」が搭載されていましたが、「X05」はセンサー非搭載のため、オートモードがありません。
とはいえ、X05はセンサーはないもののWi-Fi機能を搭載し、スマホアプリから空気のモニタリングはできるため、空気の状態をチェックしながら風量の調節をすることも可能。さらに別売りのエアモニター「Blueair Aware」を導入すれば、アプリ操作でオートモードも利用できます。
一方、空気清浄性能は従来の性能をそのまま踏襲。高性能フィルターと、粒子イオン化技術を融合した独自の「HEPASilentテクノロジー」を搭載し、静かな動作音を実現しながら、ウイルスレベル0.1μmまでの有害物質を99.97%スピーディに除去します。
その結果、25畳タイプの「Classic 205」の価格は4万9800円(以下すべて直販価格・税抜)を実現し、日本の普及モデルの価格に近づけました。さらにセンサー付き「Classic i」シリーズも価格を見直し、25畳タイプの「Classic280i」は7万円から5万9800円に値下げしています。
カジュアルモデル「Blue Pure 231」も3万9000円と購入しやすい価格に
12月14日には、カジュアルモデルとしてラインナップする「Blue Pure 221」の後継機として、「Blue Pure 231」も登場します。こちらは空気清浄能力を抑えることで(空気清浄8畳約6分→約8分に)、価格は従来より約2万円値下げした3万9000円と、こちらも購入しやすい価格を実現しました。
本機は360度全方向からワイドに吸引し、天面へ空気を引き上げる力を利用することで、低電力でも効率よくパワフルに空気を吸引する構造。8畳を約8分できれいにするハイスピード清浄を実現し、粒子イオン化技術と高性能フィルターが、有害物質を99.97%除去します。
世界基準の高性能を備えつつ、日本でも取り入れやすい価格に近づいたブルーエア の新モデル。今まで欲しかったけれど、手が出せなかった人には朗報ですね。冬は窓を閉め切ることが多いので、室内の空気も汚れがち。この機に導入を考えてみてもいいかもしれません。