家電
2018/12/9 17:00

パナの不思議な体験会…なぜか洋館でテレビと足マッサージャーの進化を楽しむ

秋も深まりつつある11月19日、東京・丸の内にある三菱一号館美術館で開催されたパナソニックによる「大人のご褒美家電体験会」に参加してきました。美術館でステキな絵画を堪能させていただいたあとは、高画質な4Kコンテンツが楽しめる4Kテレビ「ビエラ」の美しさと、手軽に脚の疲れを取ってくれるエアーマッサージャー「コードレスレッグリフレ」を体験してきたので、その様子をレポートします!

 

↑会場となった三菱一号館美術館。三菱が1894年に建設した「三菱一号館」(ジョサイア・コンドル設計)を復元したもの。2019年2月11日まで、「フィリップス・コレクション展」を開催中

 

4Kテレビはよりコンパクトに、より近くで見れるように進化した

↑パナソニックの有機ELテレビ・4Kビエラ  FZ950シリーズ(実売価格55V型27万2160円、65V型47万7350円)。臨場感ある映像が鮮明に映し出されています

 

まずはパナソニックの4Kテレビについて、プレゼンテーションが行われました。テレビのライフサイクルは7~10年だそうですが、実は今は、エコポイントや地デジ化を機に、多くの人がテレビを購入してから約10年のタイミング。2018年12月1日から「新4K8K衛星放送」がスタートしたこともあって、4Kテレビへの買い替え需要が高まっています。

 

では、テレビは10年前と何が変わったのでしょうか。まずは、テレビの額縁部分であるベゼルが細く、スタンドが小さくなったことで、同じ画面サイズでもコンパクトになりました。ということは、同じスペースに、より大画面のテレビが置けるということ。今まで50インチのテレビを置いていた場所に、55インチのテレビを置くことができ、それでもサイズ、質量ともにダウンするほどコンパクトになっています。

 

ちなみに「部屋が小さいから大きいテレビは置けない」という心配も無用だそう。テレビの適正サイズは部屋の大きさではなく、”適視距離”で決まっており、例えば55インチのテレビの場合、フルハイビジョンの場合は、高さ×3倍の距離として2m離れる必要がありましたが、4Kの適視距離は高さ×1.5倍なので1m離れればOK! 近くで見れば、そのぶん臨場感もアップします。

 

従来の4倍のきめ細かさで表現でき、有機ELも選べる

さらに大きな変化として、解像度が4Kになり、映像がきめ細かく、きれいになりました。従来のフルHDのテレビの画素数は、横1920画素、縦1080画素でしたが、4Kテレビは、横3840画素、縦2160画素と約4倍に。もちろん、同じ画面サイズなら画素数が多いほうが映像がきめ細かくなり、画質がキレイ、というわけです。ちなみに、この横3840画素が約4000画素で、1000はK(キロ)という単位で表すことから、4Kテレビと呼ばれるようになりました(※ただし、読み方はヨンケー)。

↑4Kテレビは従来に比べて画素数が縦、横とも約2倍になり、結果として4倍の画素数に。字幕もくっくり見えます

 

また、デバイスを従来の液晶テレビと有機ELテレビから選べるのも、4Kテレビの魅力。有機ELは画素が独立して光る自発光のため漆黒を表現することができ、よりなめらかで美しい画質が楽しめる利点があります。実際、4Kテレビで名画をいくつか映し出していましたが、その色の鮮やかさときめ細かさには驚かされました。特に油絵は、キャンバスの素材感から塗り重ねた立体感まで感じられ、まるで実物を見ているかのよう。

↑葛飾北斎の「鳳凰図屏風」。赤や青の濃淡や、屏風の金箔の光、鳳凰の表情まできめ細かく表現されています

 

↑ゴッホの「オーヴェールの家並」は、うねるような筆づかいまで見事に再現されています

 

なお4Kテレビで見られるのは、既存の4K放送・配信のほか、12月1日から開始した新4K衛星放送(一部有料)で、4K放送を見るには4Kチューナーが必要です。またインターネットによる映像配信は、チューナーがなくても楽しむことが可能。やはり、2020年のオリンピック・パラリンピックを前に、高画質な4Kテレビが気になるところです。

人気の「レッグリフレ」は、「家以外」のニーズに応えてコードレスを発売

↑コードレス、コンパクトで静音性も高く、外出先でも使いやすくなった「コードレス  レッグリフレ EW-RA38」

 

続いて紹介されたのは、9月1日に発売されたエアーマッサージャー「コードレス レッグリフレ EW-RA38」(実売価格1万7820円)です。同社の「レッグリフレ」シリーズは人気が高く、購入者調査によると9割が満足しているという結果も。その一方で、今後欲しい特性として、収納性や装着性、コードレス対応が挙げられました。というのも、現在レッグリフレ使用者の85%が家で使用していますが、実際に使いたいと考えている場所は、約半数が新幹線や飛行機などでの移動中や職場などのビジネスシーンだったのです。

↑従来品はコード付きで動作音も大きかったため、出先で使うのは難しかったようです

 

さらに興味深い調査結果として、ビジネスウーマンが仕事中に眠気や疲れを感じてパフォーマンスが下がったとき、約半数がパフォーマンスの向上にはマッサージが効果的、と考えていることがわかりました。そこで職場や移動中でも手軽に使えるように開発されたのが、コードレスタイプのレッグリフレ「EW-RA38」です。

 

サイレンサーや線ファスナーなど、音を抑える配慮がスゴイ

最大の特徴は、従来のAC電源のほか、単3形乾電池(別売)でも可動するため、場所を選ばず使えるようになったこと。さらに、エアーポンプに動作音を抑えるサイレンサーを搭載することで、周囲に気づかれにくいよう配慮されています。

 

実際に装着してみましたが、使い方は、足首部分とふくらはぎ部分2か所の面ファスナーをしっかり留めるだけと簡単。靴を履いたままでも装着できました。コースは、足首とふくらはぎをリフレッシュする「クイック5分」コース、10分の「もみほぐし」コースのほか、足先に巻いて足裏をほぐす「足裏」コースの3コースを用意。実際に、ふくらはぎを「強」で試してみたところ、予想以上の力強さ! 終わった後は足が軽くなったのを感じました。

↑コントローラーは本体についているので操作が簡単。強さは3段階から選べます

 

 

さらにきめ細かな配慮として、取り外すときに面ファスナーのベリベリという音がしないよう、線ファスナーも付いています。またコンパクトなので旅行はもちろん、出張時に持ち運んでもかさばりません。実に女性の8割以上が脚に疲れを感じているというこの時代、日ごろの疲れを癒すアイテムとして取り入れてみてはいかがでしょうか。

↑旅先にレッグリフレの携帯を提案するディスプレイも