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暖房器具
2018/12/30 20:30

2018-19の冬本番。最新ヒーターはどれがいい? 11モデルを4項目で徹底検証

<広めの家でも満足の暖かさ! パワーで選ぶならファミリー向け石油暖房編>

※石油暖房のランニングコストは、最大火力1:最小火力3の割合で、10時間×30日使用した場合で算出したおおよその目安(電気代込み)です。内気温や外気温、建物の構造、使用方法などによって変化します。

 

【その6】立ち上がりが速くニオイ残りが少ない!

ダイニチ

石油ファンヒーター FW-4718SGX

実売価格4万6220円

同社初の可動フラップを搭載。燃焼量に応じて最適な角度になり、固定ルーバーと合わせて温風の流れをコントロールします。運転開始後35秒ですばやく着火し、速暖性は業界最速。●サイズ/質量:W476×H445×D366㎜/13.6㎏

 

【ランニングコスト:★×4】

約6005円/月

【速暖性:★×5】

2.5℃上昇、着火スピードはピカイチです(17秒25)(※)。さらに「オートターボ運転」で、室温が上がるまで最大火力がアップします。※石油ファンヒーター3台は、新品を一度立ち上げて消火。少し時間を置いて熱を冷まし、その後スイッチを入れたときの立ち上がり時間を計測しています

【操作性:★×4.5】

灯油タンクの上下に取っ手があり、両手でしっかり持てます。人がいなくなって15分でエコモードになり、45分で停止する機能も優秀。

【独自機能:★×5】

3枚の可動フラップで心地よく温風が広がり、足元から暖まります。未燃ガスを燃やし切ることで、消した後のニオイ残りが少なく快適です。

 

【その7】省エネと消臭性能を極めた最上位モデル!

コロナ

石油ファンヒーター FH-WZ4618BY

実売価格4万6170円

同社一の消臭性能を誇るプレミアムモデル。火力に応じて2枚のルーバーが快適スイング。人の動きを検知して火力を調整・消火するほか、ワンタッチで省エネ運転に切り替え可能。●サイズ/質量:W520×H466×D338㎜/13.2㎏

 

【ランニングコスト:★×5】

約4930円/月(※)

※「秒速点火」ONの状態では約5466円/月

【速暖性:★×4】

2℃上昇、着火スピードは26秒18。「秒速」キーを押すと予熱が始まり、スタンバイ状態から約7秒で点火する「秒速点火」機能もあります。

【操作性:★×5】

タンクとキャップが一体型なので給油時の置き場所に困らず、手も汚れません。人がいなくなって10分で最小火力運転に入り、50分で停止。

【独自機能:★×4.5】

上下2枚のルーバーがスイングし、遠くまで温風を届けます。足元と肩口の温度差はスイングがない場合と比べて約1/2とムラなく快適。

 

【その8】石油と電気のハイブリッドでいいとこ取り

トヨトミ

石油ファンヒーター LC-SHB40I

実売価格2万8740円

石油暖房と電気暖房を組み合わせたハイブリッドヒーター。単独運転も可能で、灯油が切れると電気に切り替わります。電気セラミックヒーターは400W、800Wの切り替えが可能。●サイズ/質量:W376×H438×D296㎜/9.5㎏

 

【ランニングコスト:★×4.5】

約4052円/月(※)

※電気暖房のみの使用では約4860円/月

【速暖性:★×4】

立ち上がりは41秒53、1.5℃上昇(石油暖房)でまずまず。電気の場合は最大800Wとややパワーは弱いですが、約3秒で温風が吹き出しました。

【操作性:★×4】

パネルの「エコ」ボタンを運転中に押すと、室温を自動で制御してくれます。また、「人感センサー」ボタンを押せば、約30分で停止します。

【独自機能:★×5】

部屋の広さやシーンに合わせ、灯油と電気を使い分けられるハイブリッド暖房が最大の売り。灯油を切らしても暖を取れるのがうれしいです。

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