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調理家電
2019/1/16 18:30

拝啓「肉食ぼっち様」。3480円サンコー「卓上ひとり焼肉プレート」で「贅沢な時間」をどうぞ

“ひとり飯”がにわかに注目を集める昨今。エンタメ界では「孤独のグルメ」「ワカコ酒」「忘却のサチコ」などが人気を博し、飲食業界では、手軽に1人焼肉が楽しめるファストフード店「焼肉ライク」がトレンドとなっています。

 

ひとり飯ブームを加速させるか? 「卓上ひとり焼肉プレート」が登場

そんななか、ひとり飯ブームをさらに加速させる可能性を秘めた家電が登場しました。それがサンコーの「卓上ひとり焼肉プレート」(実売価格3480円)です。全国の“孤独の肉食系(?)”が気になるであろうその使用感について、以下でレポートしていきます!

発売元のサンコーといえば、「自家製焼き鳥メーカー」や「糖質カット炊飯器」など、独自の視点でトガった商品を世に送り出し続ける孤高の存在。この「卓上ひとり焼肉プレート」も、ほかの家電メーカーが手を出さないサイズにあえて挑んだもの。本体は横幅264×奥行146×高さ90mmと、まさに、ひとり飯のためのサイズ感。コンパクトなので収納時は場所をとらないですし、後片付けもラク。プレートや焼き網もコンパクトで、小さいシンクでも洗いやすいですね。

↑セット内容は本体と、食材を乗せる焼き網・プレートのみ。シンプルな構成です

 

↑想像以上に軽くて小さい!  筆者のiPhone 8 Plusと比べるとご覧の通り

 

操作はスイッチのオン/オフのみ。温度調節機能はありませんが、このシンプルさが潔し。最大300℃にもなる強い火力で、サッと焼けるのが便利です。

↑操作はこのオン/オフのスイッチだけ

 

↑焼き網をセットする穴が高・低2タイプあり、熱源への近さで温度を調節できます

 

1人の家飲みが間違いなくリッチな気分に!

それでは早速、調理をしていきましょう。焼肉以外も調理できますが、やっぱり最初は焼肉から。プレートをセットして、スイッチオン。プレートが充分に温まったら、肉や野菜を乗せていきます。

↑コンパクトながら火力はしっかり。すぐに焼けます

 

↑ひっくり返せば焼き上がり!

 

“鉄板の上で肉を焼く”という行為は、ひとりだろうがグループだろうが関係なく楽しい!  自分で焼いて、その場で焼きたてのアツアツを食べるから、もちろん美味。傍らにちょっといいビールがあれば、家でのひとり飯でも、間違いなくリッチな気分になれるでしょう。

↑今回は「よなよなエール」でおなじみ、ヤッホーブルーイングの「サンサンオーガニックビール」(267円)をひとり焼肉のお供に

 

余った食材を使ったり、自分好みにアレンジしたりできるのも家ならでは。今回はとろけるチーズを投入して、流行りのチーズタッカルビを再現してみました。今回は耐熱容器に溶けるチーズを入れてプレートで温める形に。とろ~りととけたチーズに肉を絡めると、さらにまろやかな味わいになりました!

↑溶けたチーズが肉に絡むのが最高!

 

一点だけ気になったのが、わりと薄めなプレート。軽量化の観点ではいいのですが、ちょっと焦げやすい印象でした。コストがかかってしまう&重くなってしまうかもしれませんが、プレートの厚さやコーティングを工夫するなどして、焦げつきにくい仕様になるとうれしいところです。

 

焼き魚は皮はパリっと、中はふっくら仕上がった

とはいえ、ひとり焼肉は大成功! せっかくなので、プレートだけではなく、焼き網も使ってみましょう。 というわけで、次は焼き魚にチャレンジ。

↑網の上に鮭の切り身をセットします

 

焼き網を使って脂がのった肉や魚を焼くと、脂が落ちて卓上にこぼれてしまうことがあります。それをカバーするためには、プレートを熱源の下に敷いて油受けにするとよいでしょう。プレートの油汚れを洗うのが面倒なときは、受け皿をアルミホイルで代用するのもアリ。

↑アルミホイルを適当な大きさにカットしてピッタリサイズのお皿のような形にしてセットしてもOK。ホイルの成型が甘いと、そこからこぼれてしまうのでご注意を

 

脂対策も完璧にしたところで、鮭を焼いてみたところ、外はパリッとこんがり、中はふっくら仕上がりました。これも本機の高い火力ゆえ。焼き魚も十分おいしく焼けるのがわかりました。

↑皮の香ばしい焦げ目もいい感じです!

 

お好み焼きは作るときの大きさに注意!

ラストはお好み焼き。あらかじめ溶いておいた生地を焼いていきます。

↑生地をプレートに乗せます。焼き上がりが楽しみ!

 

注意したいポイントとしては、お好み焼きの大きさ。プレートいっぱいに広げてしまうと、ひっくり返すときの難易度が格段に上がってしまいます。多少スペースに余裕をもったほうが、生地がはみ出さず、卓上をキレイにキープできるでしょう。

↑ギリギリのサイズを攻めてしまいましたが、何とか完成。アツアツの焼き立てをいただきます!  こちらもビールがたまらなくウマい!

 

いくつか試してみましたが、どの料理も大満足。ほかにも、スイーツ好きならパンケーキを焼いてみたり、お酒が好きなら肴を炙ってみたり、朝食用に目玉焼きを焼いてみたり。仕組みがシンプルな分、いろいろなシーンで活躍するのがいいですね。コンパクトなので洗いやすく、収納しやすいものも大きなメリットです。本機さえあれば、もう“ぼっち”なんて気にならないはず。自宅でのひとり飯が、「最高に贅沢な時間」に変わることでしょう。

 

サンコー

卓上ひとり焼肉プレート

SPEC●実売価格:3480円●消費電力:700W●温度:最大約300度(環境などにより前後します)●電源ケーブル長:1060mm●サイズ/本体:横幅264×奥行146×高さ90(mm)、プレート:横幅175×縦幅130×高さ13(mm)、焼き網(取っ手部分除く):横幅180×縦幅129×高さ9(mm)/845g