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2019/1/30 20:30

変形する「デロンギ マルチグリル」でガッツリ食材「これでもか」と焼いてみた

気心知れた仲間たちとホームパーティ。ワクワクするイベントではありますが、いざホスト役になると、「何を準備したらいいの?」と悩む方も多いはず。そんな、悩める人々に救世主が現れました。それが「デロンギ マルチグリル BBQ & コンタクトグリルプレート CGH1011DJ」(以下デロンギ マルチグリル・実売価格4万3070円)です。

 

これがテーブルの中心にあるだけで盛り上がるし、SNS映えも確実。本稿では、ビッグサイズのステーキから黒毛和牛の焼肉、ギョーザ、ナンまでを焼き尽くし、その楽しさをレポートしていきます!

 

メカニカルなビジュアルに心が躍る!

↑さすがイタリア生まれのデロンギ。まずもう見た目がかっこいい!

 

まず目を引くのが、鈍い銀色に輝くメカニカルなビジュアルと、幅46cmの大きめサイズ。テーブルに置いただけで、一瞬でその場が明るくなるようなワクワク感が感じられます。

↑主な付属品は、油受けトレイと、お手入れ用のヘラ

 

↑オリジナルのレシピブックも付いています

 

上のプレートを調節して3つの焼き方が選べる

本機の最大の特徴は、上下2枚のプレート。上のプレートは高さや向きを調節できるようになっていて、焼き方は180°開いた広い焼き面の「BBQポジション」、上下のプレートで食材をはさんで焼き上げる「コンタクトポジション」、上のプレートを浮かせた「グリルポジション」の3つから選べるため、食材や調理法によって使い分けることができます。

↑広い焼き面の「BBQポジション」(左)、上下プレートで挟み焼きができる「コンタクトポジション」(中)、上のプレートを浮かせて上下から加熱する「グリルポジション」(右)の3つの焼き方が可能です

 

↑上のプレートの高さを調節すれば、かなり大きい食材でも大丈夫

 

上下のプレートは、60℃~230℃の範囲で個別に温度調節ができるので、繊細な調理も可能。それぞれのプレートの温度は、本体のデジタルディスプレイを見ればひと目でわかります。また、タイマー機能が付いている点もうれしいところ。

↑温度調整ダイヤルと、青いバックライトがお洒落なディスプレイ

 

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700gのブロック肉は「コンタクトポジション」で短時間で美味しく焼けた!

それでは実際に使ってみましょう。今回用意したのは、牛の塊肉ステーキ、焼肉、餃子、ピザ(ビスマルク風のナンピザ)という、ホームパーティーで間違いなく盛り上がる食材たちです。まずはステーキから焼いていきましょう。用意したのは、厚みがあってズッシリした約700gのブロック肉。これを普通に家で焼こうとするとかなり難易度が高そう。

↑デロンギ マルチグリルは幅が46cmもあるので、ビッグサイズなお肉でも問題なし

 

塊肉は上下プレートを接触させて焼く「コンタクトポジション」で、両面から一気に火を通します。パワフルな火力のおかげで、焼き上がりまで大した時間はかかりません。

↑上下からはさみ焼き。素早く焼くことで肉のうまみを逃がしません

 

↑短時間でおいしそうな焼き色がつきます!

 

実食してみると、表面はこんがりと焼けているのに対して、中は絶妙なレア感をキープ。これはウマイ! 「ウルフギャング・ステーキハウス」などに代表される、USステーキそのものです。

↑デロンギ マルチグリルだからできる、最高の焼き加減です!

 

「BBQポジション」だと餃子と焼肉が同時に焼ける

今回は上のプレートを開いて「BBQポジション」に。これで広い焼き面のホットプレートとして使うことができます。

↑カジュアルプライスなお肉から高級な黒毛和牛まで、いろいろ試してみたいと思います

 

実際に使ってみると、かなり広い!  大人数でも問題なく使えます。デロンギ公式サイトによると、ホットプレート規格の一番大きいサイズより大きいとのこと。

 

なお、プレート別に温度が設定できるので、たとえば「片方を高温で、もう片方を低温で」という使い方もできます。いろいろな食材を同時に焼けて効率的ですね。今回、焼肉は高温でサッと焼いて、餃子は高温と低温を使い分けてじっくり焼いていきました。

↑あえて、BBQポジションでは同時に焼きづらい料理にチャレンジ。片方には餃子、片方には肉を並べてみました

 

↑多くの食材をいっぺんに焼けます。黒毛和牛の焼肉は絶品でした!

 

焼いたときに出る肉汁や脂は、プレートの付け根部分にある油受けトレイに落ちていきます。余分な脂が落とせてありがたいのですが、餃子を焼く場合は、途中でかける水も流れて落ちてしまうので注意が必要です。ちなみに、焼いた食材は、プレート温度を下げれば保温することが可能。お腹がいっぱいになってきたら、後半はダラダラモードへ移行、なんていうのもカンタンです。

↑水を投入して蒸し焼きに。専用のフタはありませんが、アルミホイルでなんなく代用ができます

 

↑焼き上がりました!  裏面にはおいしそうな焦げ目が

 

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チーズが溶けて卵は半熟に! 「グリルポジション」はピザ調理にぴったり

ラストはピザ。これはオーブンじゃないと難しいのでは? と思いきや、デロンギ マルチグリルなら簡単に焼けます。今回はナンをピザ生地に見立てた「ナンピザ」を作ってみます。

↑ナンの上にハム、ルッコラ、チーズや卵を乗せてビスマルク風に

 

ピザを焼く場合は「グリルポジション」がベター。上のプレートを食材に接触させず、少し離すことで、しっかり焼きつつ、食材をつぶさずに調理できます。

↑高さ調節が可能なグリルポジションだから、さまざまな厚さの食材に対応できます

 

ピザもほどなくして完成。目の前でオープンな状態で焼けるので、常に焼き具合が確認できて失敗リスクを減らせます。今回は試していませんが、同じ生地系でいえば、焼きの工程が多い広島お好み焼きにも便利でしょう。

↑完成しました! チーズもちゃんと溶けて、卵にはほどよく火が通って半熟に

 

プレートは焦げつきにくく、取り外しできるので後片付けはラク

食べ終わったあとの後片づけも簡単。プレート表面は焦げつきにくい加工がしてあるうえ、取り外しできるので、お手入れラクラクです。

↑プレートは洗いやすいサイズ。大きい一枚の鉄板だと、なかなかこうはいきません

 

いろいろと試してみましたが、難易度が高いグリル料理がカンタンにできるし、本機自体が話のネタになるしで、家族の団らんやホームパーティーにうってつけ。ネーミング通り、とにかくマルチに活躍してくれます。価格は4万3070円とそれなりにしますが、それ以上の満足感を得られるのがデロンギ マルチグリル。みんなでワイワイやるのが好きな方、要チェックですよ!

 

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SPEC●実売価格:4万3070円●消費電力:1400W●温度:60~120℃(20℃刻み)/120℃以降(10℃刻み)、SEAR(焼き付け)●電源ケーブル長:2.4m●サイズ/幅460×奥行355×高さ190/通常幅460×奥行615×高さ120/BBQポジション/7kg(平型プレート含む)