家電
2019/3/22 20:15

「失敗しない家電」と今後のトレンドが見えた! 家電大賞2018授賞式と受賞作を一気見せ

以下では、部門賞を受賞した担当者のコメントの一部抜粋して紹介します。

【冷蔵庫部門】

パナソニック

パーシャル搭載冷蔵庫 WPXタイプ NR-F604WPX

フロストガラスを使い、デザインにもこだわった

「WPXシリーズは当社のフラッグシップで、パーシャルなどの従来の機能はそのままに、デザインにこだわりました。フロストガラスという素材を使い、質感もマットなデザインになって、これが評価頂けたのかなと思っています。冷蔵庫はキッチンにある商品で、かなり体積が大きいものですから、機能はもちろんのこと、デザインにもしっかりこだわった商品をこれからも開発していきます」

↑パナソニック コンシューマーマーケティングジャパン本部 メジャーアプライアンス商品部 冷蔵庫商品課 課長・太田邦仁さん

 

【洗濯機部門】

日立アプライアンス
ヒートリサイクル 風アイロン ビッグドラム BD-NX120C

基本性能とコネクテッド家電のコンセプトがポイント

「今回受賞させて頂いたビッグドラム、こちらはAIを使った洗濯の技術、そして、『風アイロン』といった乾燥の仕上がり、こういった基本性能で好評をいただいている商品です。特徴として、購入したあとにソフトウェアアップデートするといった考え方に基づくコネクテッド家電、そういった点が選んで頂けたポイントかなと。3月下旬には新たに3つのコースを搭載するといった進化を遂げています。今後も、お客様のニーズに応えて寄り添っていく商品開発をしていきたいと思っています」

↑日立アプライアンス 商品戦略本部 国内商品企画部 部長代理・森島彰俊さん

 

【エアコン部門】

ダイキン工業

うるさら7( Rシリーズ)

ずっと湿度コントロールの重要性を伝え続けてきた

「ダイキンのうるさら7は、4年連続でアイロボットさんと同様、連続受賞をさせて頂いたということで、本当にうれしい限りです。1999年から『うるるとさらら』という形で発売して、ダイキンはずっと湿度コントロールの重要性をずっと伝え続けてきています。今年はAIを搭載しましたが、もっともっと進化し続けていけるように、そしてまた受賞できるように頑張って参ります」

↑ダイキン工業 空調営業本部 事業戦略室・北村亮人さん

 

【空気清浄機部門】

パナソニック

次亜塩素酸 空間除菌脱臭機 ジアイーノ F-MV1000

シビアな現場で培った技術を家庭に転用した商品

「今回賞をいただいた空間除菌脱臭機は、空気清浄機とはまったくちがうアプローチで開発した商品。介護、医療、幼稚園といった空気がキレイであることを必要とされる現場で培った技術を、ご家庭のみなさまにも、ということで発売させて頂いた商品です。読者のコメントのなかにも、『ニオイが気にならなくなったとか』『空気がいままでと全く違う』といった大変うれしいコメントを頂戴しました。2017年に1号機を発売しまして、2018年にラインナップを増やしましたが、今後もみなさまの空気のお悩みの解決を図っていきたい。また、弊社としては、大賞を逃したので(昨年は調理家電の「ロティサリーグリル&スモーク」でグランプリを受賞)、来年はカムバックしたいと思っております!」

↑パナソニック コンシューマーマーケティングジャパン本部 スモールアプライアンス商品部 リビング商品課課長・川畑淳二さん
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