4月から新生活が始まっているという人も多いはず。生活が変わると、家事の仕方も変わってきますよね。特に育休からの職場復帰、進学・就職の伴うお弁当づくりが待ち構えている人は、効率良く家事をするための情報収集に力が入っているのではないでしょうか。そんな人にオススメの電子レンジと冷蔵庫がパナソニックから登場しました。家事の手間をぐんと減らしてくれそうな機能は要チェックですよ!
おまかせメニュー「ワンボウル中華」と「ワンボウルフレンチ」を新たに追加
みなさん、忙しい日はどんなものを作りますか。肉などのタンパク質と、野菜をバランスよく摂れて、かつ短時間でできるおかずといえば、やはり炒め物ですよね。パナソニックの調査でも、ふだんの主菜では炒め物の登場頻度が高いことがわかりました。
とはいえ、炒め物は調理時間そのものは短いですが、調理中ずっとフライパンのそばについていないと焦げてしまいます。また、複数の食材を使う時はそれぞれ最適な加熱時間が違うので、入れる順番にも気を遣いますよね。短時間で作れるけれど、意外に手間もかかる……そんな炒め物も簡単に作れるよう進化したのがパナソニックのスチームオーブンレンジ「3つ星ビストロ NE-BS1600」です。発売は6月1日で、実売予想価格は17万円前後(税抜)。先日は、人気バラエティ番組「アメトーーク!」の「家電芸人」で紹介され、その性能が驚きを呼んでいたのも記憶に新しいところです。
そんなビストロは、従来から耐熱ボウルに材料を入れ、加熱するだけで調理ができる「ワンボウルメニュー」を搭載しています。そのワンボウルメニューの新たなメニューとして、今回追加されたのが「ワンボウル中華」と「ワンボウルフレンチ」です。
「とろみセンシング」でとろみを焦がさず調理する
炒め物の中でも、中華炒めをレンジ機能で作ろうとするといくつか問題がありました。それは、中華炒めの「とろみ」です。とろみの元になるのは片栗粉などのでんぷんです。これらは温度の制御が難しく、食材に火が通っても、とろみ部分が焦げついてしまうことがありました。そのため、一般的なレンジを使った中華炒めのレシピでは、数分ごとに食材を入れたボウルをレンジ庫内から取り出して、かきまぜる工程が必要だったのです。筆者も何度かレンジを使って中華炒めの「八宝菜」作ったことがありますが、洗い物が少ないというメリットはあるものの、レンジの前で加熱具合を見張っていなくてはいけないので、「効率が悪い」と感じていました。
そんな困りごとを解決したのがNE-BS1600の新機能「とろみセンシング」です。これは、食材の温度を高精細64眼スピードセンサーが0.1秒の高速でセンシングしつつ、温度上昇に合わせて5段階でパワーをコントロールするというもの。
八宝菜はレンジで加熱しただけとは思えないほどの仕上がりに
発表会では「ワンボウル中華」メニューの中から「八宝菜」、「ワンボウルフレンチ」メニューの中から「タラのプロバンス風」の調理実演が行われました。
上手に調理するには食材を入れる順番もポイント。最初に肉、魚を入れてとろみの元になる片栗粉などの粉類(デンプン)をまとわせ、その上に野菜を入れていきます。あとはラップをして加熱するだけで完成! 味もレンジで加熱しただけとは思えないほど、おいしく仕上がっていました。
今回の調理デモで出来上がった八宝菜は、とろみがダマにならずなめらかで、焦げ付きは一切なし。驚いたのは、魚介がプリっとした食感でとてもおいしかったこと。「とろみセンシング」には、過加熱による肉や魚介類の硬化を防ぐ働きもあるとのことで、その効果が出たのでしょうか。一方、ニンジンやタマネギなどの野菜にはしっかりと火が通っていて、野菜の甘みが味わえました。
ほかの家事をしながら調理でき、後片付けの手間も減るのはうれしい
この「ワンボウル中華」の八宝菜は、加熱終了後にざっと混ぜる必要はありますが、調理中にかきまぜる工程がいらないので、ほかの家事をしながら食事の用意ができるのが魅力的。しかも作り終わった後は、耐熱ボウルだけを洗えばいいので後片付けも簡単です。
パナソニックのビストロは、これまで「チタンコートグリル皿」を使ってスペアリブなどを短時間で焼き上げるグリル調理や、冷凍した食品を解凍しながら焼き上げる「凍ったままグリル」、2品の調理を同時に行う「合わせ技セット」など、毎日の食事作りの手間を減らす機能を提案してきました。今回、新たに炒め物が手軽に作れる「ワンボウル中華」「ワンボウルフレンチ」を搭載したことで、よりいっそう調理の手間が軽くなりそうですね。