家電
2019/4/5 20:00

なんて贅沢な風味なんだ…マヨネーズ専用クッキングトイ「究極のMYO」でいつもの料理が激変!

様々なホビーを取り扱うなか、ときに個性的なクッキングトイを発売するのがタカラトミーアーツ。そのクッキングトイを代表するのが「究極の○○」シリーズです。2017年に第一弾としてたまごかけごはん専用マシン「究極のTKG」を発売し、昨年は第2弾として「究極のNTO」(なっとう)をリリース。そして2019年の3月28日に第3弾となる「究極のMYO」(マヨネーズ)が新発売されました。希望小売価格は4500円(税抜)です。

↑究極のMYO

 

メレンゲ作りのノウハウを活用してふわとろのマヨネーズが作れる

「究極のMYO」シリーズに共通しているのは、手動では難しいふんわりとしたテクスチャーに仕上げられること。「究極のMYO」は「究極のTKG」で培われたメレンゲ作りのノウハウを活用することで、ふわとろのマヨネーズを作れるのが魅力です。

↑パーツはこの通り。お酢や油を的確に入れるためのミニスプーンも付いています

 

遊びながら楽しめるクッキングトイのため、組み立ては非常にカンタン。透明のボウルやかくはん用の羽根は各2タイプあって似たような形ですが、上下や組み合わせが間違っている場合はハマらない構造になっており、間違うことはありません。

↑電源は単2のアルカリ乾電池を3本使用

 

仕組みはシンプル。上層(マヨネーズカップ)で卵黄、酢、油などをかくはんして黄色いマヨネーズを作り、下層(メレンゲカップ)で白身をメレンゲにする構造で、それぞれをブレンドして「究極のマヨネーズ」を作ります。

↑上下2層に分かれています

 

トリュフオイルやいぶりがっこを使って自家製マヨにトライ

「自家製」ということは、できたてでフレッシュなマヨネーズを楽しめるわけで、好きな材料で作れるというのもポイントです。そこで、より「究極」らしい完成形を目指すべく、プレミアムな素材を使ってみることにしました。その素材とは、高級食材として知られるトリュフを使ったオイル=トリュフオイルです。トリュフオイルは世界中のおいしいものが手に入る食のセレクトショップ「DEAN & DELUCA」で購入。60gで1296円の製品を使いました。

 

今回、油にはこのトリュフオイルを使って、3種類のソースを作りました。プレーンと、それをベースにしたたらこマヨ、そしてタルタルソースです。ちなみに、筆者はカルディの「もへじ いぶりがっこのタルタルソース」が好きなので、タルタルソースはピクルスではなくいぶりがっこ(※)を使いました。

※いぶりがっこ……秋田県の伝統的な漬物。大根を煙で燻してから漬け込みます

↑今回マヨネーズに加える食材はコチラ。左からたらこ、トリュフオイル、いぶりがっこ

 

↑そのほかに用意するのは、卵や塩、こしょうなど。油はサラダ油やオリーブオイルなど、好きなものを使えます

 

上層でマヨネーズ、下層でメレンゲを同時に作る

まずはプレーンマヨを。まずは「黄身トレイ」を使って卵を黄身と白身に分離させます。筆者は「ヨード卵・光」を使ったのですが、サイズが小さかったのか卵が柔らかいのか、すき間から白身とともに黄身が2回も落ちてしまい、3回目で成功。ここは注意が必要ですね。

↑まずは黄身トレイで黄身と白身を分離します

 

続いて、黄身トレイを外してマヨネーズカップをセットし、分離した卵黄と塩、こしょう、お酢を投入。すると上層にマヨネーズの素材が、下層に白身がセットされた状態に。ここでスイッチを押すと、上下層ともにかくはんされます。かくはんする時間は2分が目安。

 

ちなみにこの時点ではまだ油は入れませんが、フタを兼ねる「オイルロート」はしっかりハメてからスイッチを。「オイルロート」なしで回すと卵などが飛び散るので、要注意です!

↑卵黄に塩、こしょう、お酢を合わせてかくはんします

 

↑スイッチを入れると内蔵モーターが回転。上下層両方の羽根が連動してかくはんされていきます

 

マヨネーズの粘度は好みで調整できる

2分回したら、トリュフオイルを「オイルロート」を通してイン。油は酢よりも多めで、目安は卵1個に対して付属の大さじ3杯ぶん(計60g)です。それにしても、この時点でトリュフオイルのアロマが何とリッチなことか!

 

油を入れてから回す時間は3分が目安ですが、こちらは好みで調整してOK。たとえば、さらにこってりさせたい場合は追加で2分回しましょう。好みの粘度にできるのも「究極のMYO」の特徴ですね。

↑油を入れたら今度は3分かくはんします

 

↑上層のマヨネーズはとろとろ、下層のメレンゲはふわふわに!

 

↑これらを調合して、ふわとろの生マヨネーズを作れるのが醍醐味です

 

3つの料理に3種のマヨネーズをトッピングして試食

ふわとろのマヨネーズのベースが完成したところで、アレンジマヨの調理していきましょう。調理といっても、こちらは、別途用意した食材を混ぜ合わせるだけででき上がります。

↑たらこマヨは皮をはがしたたらことブレンドすればOK。タルタルソースは、刻んだいぶりがっこと砕いたゆで卵を混ぜるだけ

 

そしてこれらに合わせる料理も用意しました! プレーンマヨには豚肉のしょうが焼き、たらこマヨにはたこ焼き、タルタルソースには海老フライをペアリングしていきます。

↑定番といえる組み合わせを用意しましたが、何を合わせても合いそう!

 

↑それぞれにかけるとこんな感じ。ビジュアルだけでもシズル感が増します

 

では、いただきます! まずはプレーンをしょうが焼きにトッピング。やはりふわとろ感は絶品! そして、うお!  すごい香り! そういえばトリュフオイル使ってるんだった…とハっとするほどの贅沢な風味。ふんわりお肉に絡んで、よりマイルドでコク深い味わいに……。加えて下に敷いた千切りキャベツも、しょうが焼きのタレとマヨネーズがしみてバツグンにおいしくなりました。これだけでもごはん3杯は行けそう!

↑しょうが焼きにもバッチリ! キャベツまで最高においしくなりました

 

たこ焼きにたらこマヨを合わせみると、いつものマヨネーズと違ってフレッシュな風味があるから、さっぱりして食べやすい! たらこの食感と塩味のアクセントも効いています。続いて、いぶりがっこのタルタルを合わせたエビフライを頂いてみると、まろやかさが加わったうえ、いぶりがっこの歯ざわりで食べ応えもバツグン。ちなみに、このタルタルは単体でもびっくりするくらいおいしいので、おつまみにもぴったりです。

↑土台以外は丸洗いできます。油を使うパーツはしっかり洗浄しましょう

 

総じて、本機で作ったマヨネーズは「究極」の名に違わない仕上がりでした。ふわとろなテクスチャーは、市販のマヨネーズにはない口当たり。また、今回使ったオイルやいぶりがっこのように、素材がしっかり主張してくれるのも大きな魅力です。マヨラーなら“マヨ”わず買うべきマシンといえるでしょう。公式サイトにはバゲット×コーンマヨや明太マヨ×うどんなども紹介されているので、興味のある方はいろいろチャレンジしてみては?

 

タカラトミーアーツ

究極のMYO(マヨネーズ)

究極のMYO ( マヨネーズ )

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●希望小売価格:4500円(税抜)●本体サイズ: :H138mm×W207mm×D160mm●パッケージサイズ:W165×H260×D143mm●重さ: 520g●電池:単2アルカリ乾電池3本使用●内容:本体、取扱説明書1部●対象年齢:15歳以上