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2019/5/31 18:00

必殺「くるくる剃り」で「やさしさ・深剃り」大満足! フィリップス高級シェーバー「S9000 Prestige」徹底検証

《メンテナンス性》

洗浄ユニット非搭載なので、シェービングユニットのケアが必要

S9000 Prestigeは洗浄充電台を非搭載。ヘッドは定期的に洗ってケアする必要があります。手入れの仕方はリング状のシェービングユニットを付けた状態でシェーバーの電源を入れて、ぬるま湯か水ですすぎ洗いします。その後、シェービングユニットホルダー(外刃)を外し、ホルダーと受部(及び内刃)にたまったヒゲくずを洗い流します。洗浄後は各パーツの余分な水を切って十分乾かします。

↑水道の水を流しながら電源オンにしてヒゲくずを洗浄

 

↑さらに、シェービングユニットホルダーを外してホルダーと受部のヒゲくずを洗い流します。洗い流す時間の目安は、約30秒です

 

さらに1か月に一度は、シェービングユニットを分解して水洗いすることが推奨されています。分解・組み立ては最初は慣れが必要ですが、すぐに簡単にできるようになります。

 

ちなみに、S9000シリーズには洗浄充電台付属のS9731/33などのモデルもあるので、より手軽なケアを望む人は、そちらを選んでもいいでしょう。

↑シェービングユニットホルダーの保持板を矢印方向の反時計回りに回すと、カチッという感触とともにロックが解除。そのまま上に持ち上げて外します

 

《独自機能》

着脱式のヒゲトリマーはもみあげなどのケアに便利

本機は着脱式のヒゲトリマーを付属。口ヒゲやもみあげのケアに便利です。多くの電気シェーバーに搭載のヒゲトリマーは、ヘッドの後ろにあるため、鏡に映しながらトリミングする際、カットする刃の部分が見えにくいですが、本機はヘッド(シェービングユニット)を外すので剃っている部分をしっかり見ながらお手入れできます。逆手で持っても使いやすいので、さらにトリミングがしやすいです。

↑ヒゲトリマーの装着は簡単。トリマーの突起部を本体先端の「溝」に垂直に押し込むと、「クニッ」という感触ではまります

 

↑シェービングユニットを外してヒゲトリマーを装着して使うので、剃っている部分が見えやすいのがメリットです

 

ただし、本機に付属のトリマーにはコームが付いていないので、ヒゲの長さを揃えるのには不向き。より細かいケアをしたい場合は、別売のヒゲスタイラーアクセサリーを購入するか、ヒゲスタイラーが付属するS9731/33などのモデルを選ぶか、または専用のトリマーを買うのがいいでしょう。

 

また、本機はお風呂剃りにも対応し、シェービングフォームやシェービングジェルを付けてのヒゲ剃りも可能。肌が弱い人はよりやさしいシェービングができます。

 

置くだけで充電ができる充電台は超快適

操作性の検証部分でも述べましたが、シェービング以外では、Qi対応でワイヤレス充電できるのが大きな特徴。充電のたびに電源コードを本体に挿す面倒がないのはもちろん、洗浄充電台にセットするのと比べても充電が手軽で、場所を取らないのが魅力です。これは使い始めて初めてわかる快適さでした。

↑充電台は洗面所のほか、テーブルや机など、どんな場所にもすっきり置けます。シェーバーをセットすると、台の天面の液晶が「○」型に光ります

 

↑旅行や出張時に便利なセミハードの携帯用ポーチを同梱。シェーバーのほか、充電台やヒゲトリマーなど、一式が入ります。ポーチ上面素材のしっとりした質感も上品です

 

↑収納した状態

 

ちなみに、公式ページなどに説明がないので、どういう仕組みなのかわかりませんが、本機はテーブルに置いた状態で電源ボタンだけ押しても、電源オンになりません。片手でグリップを持った状態でないと運転が開始しないのです。これはカバンなどの中に入れたときの誤作動防止に有効。また、電源ボタンを3秒以上押し続けることで、完全に電源ロックすることも可能です。

↑電源ボタンを長押しし続けると画面上でカウントダウンが始まり、電源ロック・オンに。電源ロック状態になると本体画面に「鍵マーク」が表示されます。電源ロックをオフにするには、再び電源ボタンを3秒以上押し続けます
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