この秋冬は、個性の光る技アリ新製品がまだまだ多数発売されています。今回は、生活家電各分野の目利き3人が登場。ニッチかも知れないけど自腹で買いたい、イチオシアイテムを紹介してもらいました。
【その1】コードレスなので気になったらサッと水拭きできます!
ケルヒャー
フロアクリーナー FC 3d
実売価格4万2984 円
給水タンクと汚水タンク、自動回転する2本のローラーを備え、床をサッと水拭きできるクリーナー。マイクロファイバー製のローラーは洗って繰り返し使うことが可能。コードレスタイプで、1回の充電で約20分間使用できます。
SPEC●給水タンク容量:360mℓ●汚水タンク容量:140 mℓ●連続使用時間:約20分●充電時間:約4時間●サイズ/質量:W305×H1170×D226mm/2.5kg
【プロの注目POINT】
家電ジャーナリスト/安蔵靖志さん
デジタル家電や生活家電に関連する記事を執筆するほか、テレビやラジオ、新聞など多数のメディアに出演。
「最大の魅力は手軽さ。床に飲み物などをこぼしたときも、ローラーで拭き取り、それをヘッド裏のブレードでかき取って汚水タンクに回収してくれるので、汚れを広げずに清掃可能です。手間のかかる水拭き掃除の負担を大きく軽減してくれます!」(安蔵さん)
【その2】「おいしく」&「速く」焼くことへの徹底したこだわりがスゴい!
ライソン
秒速トースター
一般販売価格1万円
食パン1枚を58秒で焼けるポップアップ式のトースター。最高温度400℃以上の高火力で焼くことで、パン内部の水分を保ったまま焼き上げることができます。クラウドファンディングサイトのMakuakeで支援を募集していましたが、現在一般予約販売を受付中。発送は2020年3月ごろの予定です。
SPEC●消費電力:850W●焼き目設定:6段階●モード:冷凍パンモード、焼き直しモード●サイズ:約W263×H188×D118mm
【プロの注目POINT】
家電ライター/小口 覺さん
「ドヤ家電」の名付け親。近書に「ちょいバカ戦略—意識低い系マーケティングのすすめ—」(新潮新書)があります
「熱量を一般的な機種よりも高めた結果、2枚焼きだと家庭で使える1500Wを超えてしまうため1枚焼きにしたこだわりと割り切りがスゴい。本機で焼いた食パンは、外はカリッとしつつ、中は水分がちゃんと残っています。高級食パンを焼くのにオススメ!」(小口さん)
【その3】インテリアとしてのデザイン性と揉み技術を見事に両立!
TOR
マッサージスツール リュクス AX-HXT179
実売価格4万3200円
内部にマッサージ用の機構を備えたスツール。内蔵エアバッグにより、つま先から足の甲、ふくらはぎなどをマッサージできます。巻き付けて使用する太もも・ひざ用のエアバッグも付属。スタンドを使い、約16度に傾けて使うことも可能です。
SPEC●定格消費電力:30W(ヒーター8W)●エアバッグ:28か所60層●タイマー:15分自動OFF●サイズ/質量:約W400×H480×D340mm/約9.5kg
【プロの注目POINT】
家電コーディネーター/戸井田園子さん
雑誌、ウェブなど幅広い媒体で活躍。豊富な知識に裏打ちされた消費者目線の製品評価は信頼度抜群。
「座面を開いて、そこに足を入れるだけと使い方は非常に手軽。新モデルはふくらはぎ部分のエアパッドが増えて、よりしっかり包み込まれるようになりました。インテリアとしてのデザイン性と、しっかり満足できる揉み技術を両立しているのが素晴らしい!」(戸井田さん)
いずれも、これまでありそうでなかった個性的な機能を備えた家電がセレクトされています。目利きが選んだイチオシ家電をぜひチェックしてみて下さい。
【この記事を読んだ方はこちらもオススメ】
問題は、掃除する気が出ないこと。そんな人にすすめたい「個性派コードレスクリーナー」5選