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2020/2/3 20:30

「ヒゲが濃いのに肌弱い」おじさんライターがブラウンの最新シェーバーを使って人生変わった

ブラウンのシェーバーに対して過去に苦い経験(後述)を持つ筆者は、「深剃りがすごい。が、深く剃りすぎて皮膚まで削って肌を傷めるのでは?」という固定観念を持っていました。しかし、2019年秋に久しぶりにブラウンのシェーバー「シリーズ9」の発表会に出席したところ、「肌にやさしい」という言葉を何度も耳にすることに。なんでも「一度で剃り切る。だから、肌にやさしい」らしい……。

 

深剃りしすぎて肌を傷めた、かつてのイメージを覆せるか?

いやいや確かに深剃りだけど! そういう問題じゃないからね! …と発表会の会場で一人でつっこんでみたももの、会場には試せるデモ機がなく、筆者は本当に肌に優しいかどうか実感できないまま、モヤモヤして帰ってきたものです。実際はどうなんだ……? 疑問が募った筆者は、たまりかねて最新モデルを借りて試してみることに。今回試したのは「Series 9 9394cc」(実売価格4万5800円)。自動洗浄機付きのハイエンドモデルです。

↑ブラウンはセット内容で様々なバリエーションを用意していますが、9394ccは本体ほか、アルコール洗浄システム、専用洗浄液カートリッジ、シェーバーケース、電源コード、ブラシが付属します

 

↑本体はシルバーのアルミボディで上質感を醸しながら215gと軽さを実現。握りやすい形状も相まって手首に疲れを感じさせません。スイッチの上のスライドはヘッドのロックスイッチ。ヘッドの角度を前後5段階でロックできます

 

↑充電は、本体に電源コードを直接接続する方法と、洗浄システムに本体を差し込む2通りが可能です

 

ちなみに、筆者はふだん、シェーバーは某社の回転式モデルを使っています。かなりヒゲが濃いのに肌が弱いというなんとも面倒な体質ゆえの選択。その回転式シェーバーは、外刃が固くて厚いので皮膚が内刃に巻き込まれることなく、肌を痛めることがないからです。とはいえ、ヒゲが濃いので深剃りできるシェーバーは魅力的で、20年以上前に一度だけブラウンに浮気したことがありました。当時のブラウンはやはり深剃りを強くアピールしていたのですが、深く剃りすぎるきらいがありました。すなわち顔の皮膚まで巻き込んでしまう。ヒゲを剃った後のヒゲくずの中に細かい白い皮膚片が見えた時は、「これはだめだ」と思ったものです。

 

結果、あっという間に肌が荒れてしまい、常時、頬にあざのような傷ができている状態に。ヒゲが濃いと一度のストロークでは剃りきれず何度もシェーバーを往復させます。しかも強く肌に押し付ける。肌が荒れるだけでなく、外刃に過剰な力がかかるため、1年もしないうちに外刃が割れてしまうのも難点でした。そのこともあり、1年程度で使用をやめ、回転式モデルに戻った次第。というわけで、ブラウンには肌にやさしいというイメージがなかったわけです。そして、今回。シリーズ9は5年ぶりのアップグレードとなります。どこがどう進化したのか、最新モデルの性能をおさらいしておきましょう。

 

基本性能「5カットシステム」のしくみをチェック

まずは基本性能。シリーズ9は「5カットシステム」を採用しています。両外側に配置された対になった「ディープキャッチ網刃」は一見すると網目が揃っているように見えますが、実は角度と大きさの異なる900パターンの穴が配置され、太さの異なるヒゲ、さまざまな向きに生えたヒゲを捉える役目を担っています。また、内側が小さめ、外側に行くにしたがって大きくなる網目はヒゲが入り込みやすいだけでなく、圧力を分散することで網刃の内側、すなわちもっとも肌に当たる網刃頂部への圧力が減少し、網刃の強度を高めることとなります。つまり、割れにくいわけですね。実際に触ってみると、薄いにも関わらずかなり硬く感じます。押しても凹まないので、顔に押し付けたときに皮膚を巻き込む心配はなさそうです。

↑5カットシステムの概要(ブラウンの公式サイト参照)

 

ディープキャッチ網刃の内側に配置された金色の「チタン加工極薄リフトアップ刃」は、極薄0.24mmの刃が肌に密着して寝たヒゲを巻き込んで短くカットします。中央の「くせヒゲキャッチ刃」はさまざまな方向に向かって生えているくせヒゲを、厚さ0.15mmの刃が櫛のようにヒゲの向きを揃えて短くカット。この2つの刃がトリマーの役割を果たし、最後に網刃が深剃りする仕組み。また、くせヒゲキャッチ刃には「ストレッチスキンガード」と呼ぶステンレス板が付き、これが肌を伸ばして過度な押し付けを防ぐ役割となっています。以上、甚だ説明的ではありましたが、4つの刃と1つのガードで5カットシステムを構成し、深剃りと肌へのガードを両立していることがおわかりいただけたでしょうか。

↑ディープキャッチ網刃(上下)、チタン加工リフトアップ刃(中上)、くせヒゲキャッチ刃(中下)の3種類の刃が様々な形状のヒゲをがっちりつかんで剃ってくれます
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