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2020/2/13 21:25

最近やたら見かける「電動回転モップ」ってどうなんだ? 床も窓もベランダも拭ける「コードレス回転モップクリーナー Neo」をレビュー

できるだけ自動化したい家事のひとつが掃除。最近ではロボット掃除機などを活用することで、ある程度の自動化ができます。ゴミの掃除が自動化できたら、次は拭き掃除。拭き掃除ができるロボット掃除機もありますが、当然それなりのお値段がします。もうちょっと安くなったらいいのに……と思っていたところ、手ごろな拭き掃除機用のアイテムが登場しました。それがCCP(シー・シー・ピー)の「コードレス回転モップクリーナー Neo ZJ-MA17」(実売価格1万970円)です。当サイトの編集者が言うには、人気バラエティ「アメトーーク!」の「家電芸人」企画にも出ていたし、とある大手家電店でもやたらと推されていたとのこと。これは気になる……ということで、実際に借りて使ってみました。

↑コードレス回転モップクリーナー Neo ZJ-MA17。本体サイズ(約)は幅29×奥13.5×高さ104cm(本体のみ)、質量は1.0kg(充電式バッテリー含む)

ヘッドの丸いモップを回転させるシンプルな構造

「コードレス回転モップクリーナー Neo」の基本構造はシンプル。1分間に130回転する2つのヘッド(電動ツインヘッド)を備えていて、このヘッドに付属のモップパッドを装着。ネックの部分にバッテリーが内蔵されており、スイッチを入れるとパッドが回転する仕組みです。

↑コンパクトに梱包されている。収納時も邪魔にならない

 

↑内容物一覧。屋外用パッドは別売

 

拭き掃除は乾拭きと水拭きに対応。ただし、拭き掃除タイプのロボット掃除機のような、モップをゆっくり濡らす機能や水を吐き出す機能はありません。つまり、水拭きをするときは、付属のモップパッドを使う前にしっかりと濡らして、絞って取り付ける必要があるのです。

 

モップパッドを本体に取り付けたら準備は完了。拭き掃除をしたい場所でグリップにあるスイッチを入れると、左右のモップパッドが回転を始めます。あとは本体を前後に動かしながら拭き掃除をしていくだけ。

↑本体背面に、しっかりと濡らしたモップパッドを取り付けて拭き掃除を行う

 

抵抗を感じながら進むことで、しっかり拭き掃除を行う

「コードレス回転モップクリーナー Neo」には最新のスティック掃除機などに搭載されているような、前に進む力を補助するアシスト機能などはありません。それどころか、左右のモップパッドはそれぞれ外方向に回転するため、本体は下がろうとします。その抵抗を感じながら進むことで、しっかりとした拭き掃除ができるというわけですね。

↑抵抗を感じながら進むことで、しっかりと拭き掃除を行う

 

床の濡れ具合は、モップパッドの絞りの強さ次第。ただし、あまり強く絞りすぎるとすぐに乾いてしまう印象なので、軽く握って水が垂れない程度に水分を残したほうが良さそうです。

↑ネック部に電源ケーブルが装着でき、充電できる。内蔵バッテリーは、充電時間は約3.5時間、最大約60分(モップパッド乾燥時)の稼働が可能

 

手軽に拭き掃除ができて自立するのが便利

正直言って、当初は「これなら使い捨てシートが取り付けられるフローリングモップと同じなのでは?」と考えていました。モップパッドは洗って使えるのでその点で使い捨てシートのランニングコストはかかりませんが、手軽さはフローリングモップが上である以上、性能面ではっきりとした差がないかも……と思っていたのです。

 

ところが、実際に使ってみるとこれが使いやすいんです。ひとつは本体が自立してくれること。掃除の途中でどこでも置いておけるのが便利です。

↑自立するので掃除の途中にどこでも置いておける

 

から拭きでは、目に見えないような細かなほこりや、床のざらざらした微細なゴミもある程度回収してくれます。ただし、微細なゴミを集めるものの、モップパッドにくっつかず、そのまま床に残すこともありました。その場合は掃除機で吸い取るといったひと手間が発生します。

 

使用時に気になったのは、パッドの取り付け位置が意外とシビアなこと。中央についていないと回転したときに大きくズレる点に注意が必要でした。そしてもう一つが使い終わったモップパッドの手洗いが必要だということ。パッドにはそれなりにホコリやゴミがついて汚れるので、キレイ好きの人にはハードルが高そうです。

↑モップパッドの取り付け位置には気を遣う必要があります

 

しかし、モップパッドの取り付け位置と手洗いの問題を除けば、あとはスムーズ。モップがヘッドからわずかにはみ出すので、部屋の壁際の掃除もしやすいです。掃除機をかけたあとなど、仕上げにさっと拭き掃除できるのがうれしいところ。サイズがそれほど大きくなく、スティック部分も取り外しができるため収納時もかさばりません。

↑モップがヘッドからわずかにはみ出すので、部屋の縁の掃除もしやすい

 

ハンディ状態での窓拭きや別売パッドを使った屋外の掃除もできる

さらに「コードレス回転モップクリーナー Neo」は床ぶき以外にも使えます。そのひとつが窓掃除。スティックの長さは2段階に調整可能で、スティックの中央部分を外し、グリップ部を直接ネックに装着すれば、ハンディとして使えます。窓掃除をするときは、この形で使うと便利。もちろん、スティックが長い通常の状態だと、窓の高い部分の拭き掃除も可能です。ただし、ヘッドに重たさがあるのと、本体とネックの部分が動くため、窓ガラスに密着させるためにはコツが必要。力が弱い方にはちょっと大変かもしれません。

↑やや重たいが窓掃除もできる

 

さらにもうひとつの使い方として、タイルやウッドデッキ、ベランダといった屋外での利用があります。その場合は、別売の「屋外用パッド EX-3842-00」(実売価格1010円)を装着し、掃除したい場所に少量の水をまいた状態で前後に動かすだけ。0.045mmの極細繊維が回転して、こびりついた汚れを剥がしてくれます。デッキブラシのように強力ではありませんが、傷つけることなく優しく掃除できますよ。

 

メリットは多く、有力な選択肢になる

「コードレス回転モップクリーナー Neo」は、「掃除の自動化」という面では、拭き掃除に対応したロボット掃除機にはかないません。また、スチームクリーナーなどのように、こびりついた汚れを強力に落とせるわけではない点に注意が必要です。しかし、手軽に扱えてフローリングモップよりはパワフルに拭けるうえ、コーヒーをこぼしたときなどピンポイントをサッと拭き取りたいときには便利。ロボット掃除機と違い、掃除している実感が得られる点も見逃せません。したがって、住宅事情でロボット掃除機が使いにくい場合に、本機は有力な選択肢になります。また、拭き掃除をしっかりと効率的にしたい人、小さいお子さんがいてジュースなどを頻繁にこぼすといった家庭では活躍できそうです。

 

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