有名音楽フェスや花火大会なども中止というニュースが流れ、エンタメロスが増えそうな今年の夏。であれば、少人数のキャンプやBBQなどで冷涼感と癒やしを演出してくれる、ユニークなグルメ家電を試してはいかがでしょうか? 今回ご紹介するのは、その名も「Toffyきらきら流しそうめん器」(実売価格4400円)です。さっそく我が家のそうめんパーティに使ってみて、その楽しさや使い勝手をレポートしていきます!
乾電池で駆動するので、置き場所の自由度は高い
ほかの流しそうめんマシンとの最大の差別化ポイントは、やはり光ること。これは8つのLEDを内蔵したプレートによるものです。プレートは着脱可能で「昼間に使うから光らせなくていいかな」というときは、しまったままでもOK。
電池で駆動するので、持ち運びも自由自在。家のなかはもちろんアウトドアでも使えます。ただ、電池の種類はモーター部分とLEDパーツで異なるので注意。光るだけでそうめんが回らない……なんてことにならないよう、2種類の電池をしっかり用意しておきましょう。
青や緑のLEDがきらきら回って楽しさを演出
LEDプレートは電池ボックスの近くにON/OFFスイッチがあり、ONにすると青や緑のLEDがくるくる回りながら点灯します。またプレートの四隅には滑り止めがついていて、流水トレイを安定させる機能も。光らせないのであればLEDプレートの使用は必須ではありませんが、基本的には使ったほうがいいでしょう。
モーターを内蔵した中央のパーツには、それを覆うカバーが付属し、そのカバーが薬味トレイを兼ねているのがポイント。ここに好きな具材をのせて、それぞれが流しそうめんをアレンジして楽しむというわけです。では、さっそく麺、つゆ、薬味を準備してそうめんパーティを開催してみました。
薬味トレイにたっぷりの具材を盛り付けると豪華な印象に!
まずは流水トレイに水を入れます。流水トレイの容量は3Lと多く、想像以上に水をたっぷり入れる印象です。
中央の薬味トレイにネギ、ミョウガ、大葉といった定番の薬味のほか、肉、海老、レモンなども盛り付けると、かなり見た目が豪華になりました! 麺とつゆだけでは地味になりがちな流しそうめんも、“味変アイテム”を添えるだけでご馳走感がアップしますよ。
いよいよ水流とLEDをオン!
スイッチをオンにすると「ブイーン」という音とともに水が流れます。スピードはなかなか速く、回転するアクションと水面の動きによって涼感がアップします。
なお、水流は麺を入れれば入れるほど遅くなります。また、入れ過ぎるとあふれる恐れがあるとのことで、注意が必要。そうめんの場合目安は100gとのことですので、これを守るようにしましょう。
そしていよいよ、LEDをONにしてみます。ちなみに、LEDのスイッチはLEDプレートの裏にあるため、水を注ぐ前にONにしておきましょう。水が入った流水トレイは重くなっているうえ、こぼれやすいからです。
そうめんが流れるだけでも楽しいですが、LEDの光が加わると、さらにエキセントリックな印象に。水の流れと同じ方向に回転しながらLEDが回り、そのスピードは水流以上に速く爽快です。ファミリーキャンプのディナーなどに使えば、盛り上がるのは間違いありません。
皮つき・ひと口サイズのフルーツを流すのもオススメ
本機は流しそうめん器ではありますが、アイデア次第でそうめん以外も楽しめます。麺でいえば中華麺、うどん、そばなども当然イケますが、まったく違う食材で楽しむことも可能。フルーツもOKということでこちらも試してみました。
フルーツは、皮からそのまま食べられる、ひと口サイズのものがオススメです。一方で、果肉がむきだしになっているカットフルーツは故障の原因になるのでやめましょう。筆者はぶどうとさくらんぼで実際に試してみたところ、LEDとも相まって、実にフォトジェニックに! あしらいでミントなどを加えるといいかもしれません。このほか、フルーツならいちご、ブルーベリー、金柑あたりもアリだと思います。
氷を一緒に流すとよく冷えておいしい!
見た目以外のメリットとしては、フルーツは普通に食べると時間の経過でどんどんぬるくなるので、流水で冷たさをキープできる流しそうめん器は想像以上に使えると思いました。特に、氷を一緒に流すとよく冷えてとてもおいしいです。
フルーツ以外であれば、白玉団子や寒天なども行けるでしょう。ナタデココやタピオカは、シロップ漬けになっていなければアリです。なお、水以外の液体を流すのも故障の原因になるので、併せて注意が必要です。
電池のサイズが統一されていたり、LEDのON/OFFがもっと簡単にできればさらによかったとは思いますが、LEDや薬味トレイが付いていてエンタメ性は満点。夏のおうちパーティの盛り上げ役として、検討してみてはいかがでしょうか。
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