家電
調理家電
2020/6/11 19:30

水流×LEDが予想以上に爽快! 「きらきら流しそうめん器」でおうちパーティが進化した

有名音楽フェスや花火大会なども中止というニュースが流れ、エンタメロスが増えそうな今年の夏。であれば、少人数のキャンプやBBQなどで冷涼感と癒やしを演出してくれる、ユニークなグルメ家電を試してはいかがでしょうか? 今回ご紹介するのは、その名も「Toffyきらきら流しそうめん器」(実売価格4400円)です。さっそく我が家のそうめんパーティに使ってみて、その楽しさや使い勝手をレポートしていきます!

↑「Toffyきらきら流しそうめん器」。カラーはこのペールアクアとアッシュホワイトがあります。ちなみに「Toffy」とは販売元であるラドンナ社のレトロなキッチン家電シリーズのこと

 

乾電池で駆動するので、置き場所の自由度は高い

ほかの流しそうめんマシンとの最大の差別化ポイントは、やはり光ること。これは8つのLEDを内蔵したプレートによるものです。プレートは着脱可能で「昼間に使うから光らせなくていいかな」というときは、しまったままでもOK。

↑変形A4サイズのGetNaviと並べると、本体はそれよりひと回り大きいサイズ感。重さは約1600g(電池含まず)で、「使いたいときにだけ出す」といった使い方に適したコンパクトさです

 

↑メインのパーツは4つとシンプル。写真右上のパーツがLEDを内蔵したプレートとなっていて、これを流水トレイの下に敷き、土台として使います

 

電池で駆動するので、持ち運びも自由自在。家のなかはもちろんアウトドアでも使えます。ただ、電池の種類はモーター部分とLEDパーツで異なるので注意。光るだけでそうめんが回らない……なんてことにならないよう、2種類の電池をしっかり用意しておきましょう。

↑写真上がLEDプレート(裏)で、こちらの電源は単4形乾電池が4個。下がモーターを内蔵している部分で、こちらは単1形乾電池を2個使用します

 

青や緑のLEDがきらきら回って楽しさを演出

LEDプレートは電池ボックスの近くにON/OFFスイッチがあり、ONにすると青や緑のLEDがくるくる回りながら点灯します。またプレートの四隅には滑り止めがついていて、流水トレイを安定させる機能も。光らせないのであればLEDプレートの使用は必須ではありませんが、基本的には使ったほうがいいでしょう。

↑プレートには計8個のLEDが内蔵されています

 

モーターを内蔵した中央のパーツには、それを覆うカバーが付属し、そのカバーが薬味トレイを兼ねているのがポイント。ここに好きな具材をのせて、それぞれが流しそうめんをアレンジして楽しむというわけです。では、さっそく麺、つゆ、薬味を準備してそうめんパーティを開催してみました。

↑薬味トレイを兼ねたカバーは3つに区分けされています

 

薬味トレイにたっぷりの具材を盛り付けると豪華な印象に!

まずは流水トレイに水を入れます。流水トレイの容量は3Lと多く、想像以上に水をたっぷり入れる印象です。

↑流水トレイに入れる水は、スリットが浸かる高さまで入れます。これは想像以上にたっぷりでした

 

中央の薬味トレイにネギ、ミョウガ、大葉といった定番の薬味のほか、肉、海老、レモンなども盛り付けると、かなり見た目が豪華になりました! 麺とつゆだけでは地味になりがちな流しそうめんも、“味変アイテム”を添えるだけでご馳走感がアップしますよ。

↑つゆは醤油ベースのポピュラーなめんつゆと、ごまベースのつゆを用意

 

いよいよ水流とLEDをオン!

スイッチをオンにすると「ブイーン」という音とともに水が流れます。スピードはなかなか速く、回転するアクションと水面の動きによって涼感がアップします。

↑スイッチはこのワンボタンのみと、シンプルな設計です

 

↑快適な水の流れで、清涼感を演出してくれます

 

なお、水流は麺を入れれば入れるほど遅くなります。また、入れ過ぎるとあふれる恐れがあるとのことで、注意が必要。そうめんの場合目安は100gとのことですので、これを守るようにしましょう。

 

そしていよいよ、LEDをONにしてみます。ちなみに、LEDのスイッチはLEDプレートの裏にあるため、水を注ぐ前にONにしておきましょう。水が入った流水トレイは重くなっているうえ、こぼれやすいからです。

↑暗い場所でLEDを点けると、よりファンタジックに

 

そうめんが流れるだけでも楽しいですが、LEDの光が加わると、さらにエキセントリックな印象に。水の流れと同じ方向に回転しながらLEDが回り、そのスピードは水流以上に速く爽快です。ファミリーキャンプのディナーなどに使えば、盛り上がるのは間違いありません。

↑水で流すことで味がよくなるわけではありませんが、気持ちの面でおいしさは爆アガリします

 

皮つき・ひと口サイズのフルーツを流すのもオススメ

本機は流しそうめん器ではありますが、アイデア次第でそうめん以外も楽しめます。麺でいえば中華麺、うどん、そばなども当然イケますが、まったく違う食材で楽しむことも可能。フルーツもOKということでこちらも試してみました。

↑今回はぶどうとさくらんぼでトライ

 

フルーツは、皮からそのまま食べられる、ひと口サイズのものがオススメです。一方で、果肉がむきだしになっているカットフルーツは故障の原因になるのでやめましょう。筆者はぶどうとさくらんぼで実際に試してみたところ、LEDとも相まって、実にフォトジェニックに! あしらいでミントなどを加えるといいかもしれません。このほか、フルーツならいちご、ブルーベリー、金柑あたりもアリだと思います。

↑LEDの効果と相まって、フルーツを流すと実にフォトジェニック

 

氷を一緒に流すとよく冷えておいしい!

見た目以外のメリットとしては、フルーツは普通に食べると時間の経過でどんどんぬるくなるので、流水で冷たさをキープできる流しそうめん器は想像以上に使えると思いました。特に、氷を一緒に流すとよく冷えてとてもおいしいです。

↑水位には要注意ですが、氷を入れると冷たさをキープできるので絶対オススメ

 

フルーツ以外であれば、白玉団子や寒天なども行けるでしょう。ナタデココやタピオカは、シロップ漬けになっていなければアリです。なお、水以外の液体を流すのも故障の原因になるので、併せて注意が必要です。

↑食材が触れるカバーと流水トレイは丸洗いが可能。プラスチック製なので軽く、手入れは簡単だと思いました

 

電池のサイズが統一されていたり、LEDのON/OFFがもっと簡単にできればさらによかったとは思いますが、LEDや薬味トレイが付いていてエンタメ性は満点。夏のおうちパーティの盛り上げ役として、検討してみてはいかがでしょうか。

↑LEDの効果でエンタメ性は十分です!

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】